【自作曲】先週作った曲を録り直した話（なんとなく七夕感あるかも？）
先週末の日曜日、その日の勢いだけで作った曲がイマイチ気に入らなかったので、昨日の朝から少し録り直してみた。
記事を書いてる時点でも「前回に比べ完成度低い」なんて書いてるけれど、やっぱりさすがにもう少しやりようはあるんじゃないかって思ってさ。
気に入らなかった点は主に2点で各パートの音声バランスとパッドの不在。特にパッドについては当初音が増えすぎな気がして入れるの断念したものの、やっぱりなければないで寂しいんだよね。
空間を感じさせる響きを出すためには、やっぱりパッド音が重要だなぁと染み染み。もっと無機質な音を作るならなくて構わないのかもしれないけど、僕の場合はそもそも初期カール・クレイグが好きでテクノ作ってるだけに、パッド音の効果を改めて思い知らされた。
ハードの1発録りだから全録り直しが必要
さて、こんなときDAWで作ってるなら、ちょこちょこっとバランスを変えたり音を加えたらすぐ手直しできるんだろうけど、あいにく僕の場合はオールハード機材で構成されたリアルDTM（笑）環境なのでそれはムリ。
そもそもマルチトラック録音もしてなくて、ミキサーで全チャネルまとめての一発録音形式だから、もう一回機材を全部繋ぎ直して録音し直す以外にない。新しくパッド音を増やすためにちょっと接続変更も必要だしね。幸い各シンセのシーケンスは削除してなかったから、新たな打ち込み直しが不要だったのが救いだ。
パッド音は最初JU-06Aあたりを考えてたんだけど、結局またベリンガー製ソリーナを使うことにした。ただ今回は凄い薄く鳴らしてるから、かすかにフェイザー感を感じることができるくらいでソリーナっぽさはないかな。
ただボリューム自体は小さくても、リバーブ効いてるし、ミキサーのパンで左右いっぱいに音を振ってるから広がりはそれなりに感じられるはず。
僕の作る曲はやわらかい質感が持ち味
そんな感じで録音しなおしてできた曲がこちら。
パッド音追加以外に全体の音量バランス見直しもして、前回かなりうるさかったS-1のSE音を絞ったりVolca FM2のベル音を少し大きくしたりしたから、トータルバランスはよくなってると思う。
全体的に雰囲気がやわらかくなって聴きやすくなったんじゃないかな。前に言われたことがあるんだけれど、僕の作る曲はやわらかい質感が持ち味らしいので、そういう意味ではより僕の曲らしい仕上がりになったかなと。
ある意味、やわらかい質感＝ビンテージな質感とも言えるかもしれないしね。
そんなわけで今回は先週作った曲を録り直した話。外は晴れてるけれど暑すぎて出かける気もしないし、たまにはこんな週末があってもいいでしょう。
あっ、そういえば夕方は平塚の七夕まつりにも軽く行ってきたか。去年より早めの時間に行ったら凄い混んでたけど。。。
今回の曲は（も？）どことなく宇宙っぽさあるから、七夕の晩のBGMにもいいかもしれない。良かったらぜひ聴いてみてください。
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