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スニーカーブームが終わったらしい

しばらく前からスニーカーブームの終焉みたいなことが方々で取り上げられるようになった。

はじめて意識したのは去年noteで書かれたこの記事だったかな。それから約1年、色々なところでブームの終焉みたいな話を聴くようになった気がする。

まぁ個人的にはどうでもいいんだけどね。

そもそもブームなんてあったっけ?

そもそもスニーカーブームの"終焉"なんていうからにはブームの始まりがあるはずだと思うけれど、これがいまいちよく分からない。そもそもそんなものあったっけ?

一応、上のnoteの記事だと2014年くらいがブームの始まりみたいなこと書いてあるけれど、90年代後半の中学時代からスニーカーが好きな1ファンとしては別にそんな印象ないけどな。

前にスニーカー遍歴の記事を書いたことあるけど、僕が中学時代からずっと憧れてたエアジョーダン2を2015〜16年頃買ったのは横浜のアウトレットだよ。しかも大量に投げ売りされてた。

その後アメトークでスニーカー芸人とかやり出してからは、なんとなく「ブームなのか?」みたいなことを思ったりもしたけど、あれはどっちかと言うとハイブランドとのコラボなんかがメインで、出演者もいかにレアなスニーカーを持ってるのかの自慢ばっかりだったし、そういうのに興味ない僕としてはかなり冷めた目で見てた。

あんなの一部の転売ヤーと海外含めた芸能人みたいなセレブ(笑)連中が騒いでただけで、街で履いてた人なんてほとんどいなかったと思う。そもそもハイブラとコラボしたスニーカーなんてたいていボテっとしたデザインだったり変に悪趣味だったりで普段履きに合わないし。。。

本当のブームは自然発生するもの

ブームってのは本来もっと自然発生的なもの。もちろん起爆剤というか仕掛け人みたいな人はいて当たり前なんだけど、その仕掛けに対して一般大衆が自ら乗ってこないときちんとしたブームにはならない。

最近だと「鬼滅の刃」はなんとなく自然発生的なブームだったように見えるけど、その後の「呪術廻戦」はメディアによる2匹目のドジョウ狙いが見え見えでシラけたでしょ?あれと同じ。というか「呪術廻戦」に関しては変に持ち上げられて消費されたせいで、ブームになる前から好きだったファンが少し可哀想になった。まぁ僕は鬼滅も呪術もどっちも読んでないし、アニメも見てないけど。。。

あとはメディアが乗ってきて取り扱い出すと冷めるってのもあるよね。女子高生の間に起きるブームとか、ああいうのは内輪のノリだけでやってるから楽しいわけで大人が金儲け根性丸出しで乗り込んできたら冷めちゃうって。


まぁでも40歳を超えた今となっては、ブームが終わろうが終わるまいがどうでもいい。好きなものは好きだし、嫌いなものは嫌い。それで全然いいし、それが大人の趣味の楽しみ方だと思う。

ブームのせいで転売ヤーが出てきて値段が高騰して困るって話はあるのかもしれないけど、そんなのそのうち沈静化するからそれまで放っておいて、それまでは別の趣味活に勤しんでればいいわけ。

最近だと昭和のシティポップとかもやたらに持ち上げられててレコードが高騰してるけど、あれだってどうせそのうちバブルが弾けるから放っておけばいい。

ブームなんてそんなもの。まぁ一応不惑の年齢だしね。最近はそんな風に思います。

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