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ミラーボールが部屋にあったら

昔からダンスミュージックが好きだ。

僕(1983年生まれ)の同世代だと、親やその少し上の人たちがビートルズ世代だったこともあって、ビートルズの影響もまだ少し残ってはいたんだけれど、そちら方面にはあんまり興味を惹かれることなく、僕の聴く洋楽と言えば昔からダンス・ミュージックばかりだった。

英語の時間に先生が聴かせてくれた洋楽でも、ビートルズのLet It Beよりアース・ウィンド&ファイアのSeptemberやアバのDancing Queenなんかの方が圧倒的に好みだった気がする。


自宅ディスコの魅力

そんな僕の最近の楽しみの一つが自宅ディスコ。amazonで買ったミラーボール風のLEDをつけながら、好きな音楽をかけて時にダンスし時にお酒を飲む。DJ・客・バーテンダーの三役を一人でこなす至福のひと時だ。

こういう気分のときに選曲したくなるのは、やっぱりラリー・レーヴァンがその昔パラダイス・ガラージでかけていたような曲。世代的に日本の昭和スタイルのディスコを経験してないこともあって、自分の中でディスコと言えば結局パラダイス・ガラージのイメージなんだよね。

ベタだけどMFSBのLove Is The Messageとかはいつ聴いても幸せな気持ちになるし、テリ・ゴンザレスのCaught Up(In One Night Love Affairs)やテルマ・ヒューストンのSaturday Night, Sunday Morningあたりも定番で昔から好き。

すべてのマイノリティのために

そんな数々の名曲の中でもとりわけ好きなのが、カール・ビーンが歌うI Was Born This Way。一般の知名度は高くないけど、そのスジの人にはとても有名なゲイ賛歌だ。

あいにく僕はゲイではないけれど、自分がマイノリティであることを自己肯定するこの曲を真夜中に聴くと、不思議といつも胸が熱くなってくる。僕自身が人から変わってると言われ続けてきたこともあって、この曲を聴いていると「自分はこれで良い」って勇気をくれるような気分になるんだよね。

何年か前にこのあたりのダンクラを自分で選曲したコンピの後半で、このI Was Born This WayからさっきのLove Is The Messageに繋がる流れがあるんだけど、ここを含む数曲の流れは何度自分で聴いてもテンションがあがる。自宅DJのクライマックスだ(笑)

↑のリンクがそのコンピ。残念ながら再生数ふるってないけど、47分20秒くらいからラストまでの流れは自分的にかなり好き。


というわけで、今日は僕が好きなダンス・ミュージックについて。こういう選曲で流してくれるクラブ?ディスコ?があったら是非行ってみたいとは思うし、似たような選曲するDJもいるんだろうけれど、ここまでバチっと好みに合うことは実際のところないんだろうな。

料理と同じで結局自分で選曲するのが一番ハマるのだ。ちなみにこのディスコ系コンピレーションはこれまで微妙に傾向が異なるのを3つ作ってて、最近完結編のつもりで4つめを選曲中。ほかの2つもリンクを貼っておくので、踊らないまでも夜のお酒の友にでもしてみるといいかも。


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