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[17]「有機農業」には2つの意味がある
毎週金曜日、
野菜はもちろん、農業、生き物、自然、生き方など、
私が感じた物語を描いていきます。
あくまでも私の考えです。
楽な気持ちで、ぜひ最後までお読みください♪
🍀「有機農業」には2つの意味がある🍀
「有機農業」
みなさんはこの言葉をどう感じるでしょうか。
農薬を使っていない。
環境にやさしい。
なんとなく体に良さそう。
きっとこんなところかなと思います🌱
※農林水産省にはちゃんとした定義があります。
興味ある方は調べてみてください。
そもそも「有機」とは何なのでしょうか。
辞書によると、「生物的な機能を有する」などと出てきます。
生物的な機能が有る農業
=生き物がそれぞれの力を発揮し、みんなで作り上げていく農業
それが有機農業だと思います。
もう一つ。
「機」には「機会」「チャンス」のような意味があります👍
つまり、「チャンス」が有る農業。
ではどんなチャンスがあるのでしょうか?
1つ目は「参入のチャンス」
有機農業は基本的に初期投資があまりかかりません。
お金は借りず、生き物をお借りします。
落ち葉、ワラ、米ぬか、おから、牛フン、鶏フン、などなど。
種をまけばだれにでも有機農業ができます。
2つ目は「出会いのチャンス」
畑ではたくさんの生き物と出会えます。
チョウ、ハチ、アリ、アブなどの虫たち、
そしてヘビやカエルなど。
さらに、有機農家さんはお客様に直接お届けするなどが多く、いろいろな方とも出会うことができます。
(ベジタブルストーリーを支えていただいている皆様、本当にありがとうございます)
3つ目は「地球のチャンス」
そこにある生き物、資源を最大限に活かす有機農業。
環境にもやさしく、持続可能性が高いと思います。
私が思いつくのはこのくらいですが、
きっとまだまだあるでしょう。
おいしい野菜を育て、皆様にお届けする。
それはもちろん大切で、
めぐりめぐって他の生き物たち、
そして地球にも。
様々なチャンスがある農業。
それが私の思う、有機農業です。