水素の必要性について
いま美容や健康分野で注目を浴びている水素。
でも「毎日、水素水を飲んでいる人」や「飲んだ事はある」という人も…
なぜ水素が体に良いのか!?をくわしく知らない場合もあります。
事実、メディアでは、「水素水、あれはただのアルカリ水です。」というものや、業者の過大広告による戦略的なものであったりと、水素の情報は様々。
もちろん、その中でも実際に水素によって、何らかの改善がみられた方もいます。
わたしたちの体の仕組みを考えると、水素は必要なものであり、「老化の原因」と「さまざまな病気の原因」を知ることにより、必要不可欠であることがいえます。
そもそも宇宙を構成する物質の92.1%は水素である。
その水素は、138億年前に起きたビックバンによって宇宙が誕生した時に生まれたとされる。
地球上では、水素分子H2の形態で存在するのは天然ガスの中にわずかにある程度です。その他に、水や有機化合物の構成要素として存在します。水素は私たちの身体の構成要素でもあります。
ちなみに人体を構成する元素は主に、酸素・炭素・水素・窒素であり、合わせて約96%を占めます。その中で、水素の比率は約10%(9.86%)です。
水素は炭水化物、脂質、蛋白質などの食物として、体内に摂取されて細胞となります。
そして我々の身体を構成している臓器は、すべて細胞の集合体で、その数は年齢によって異なるが、50~60兆個にも及ぶといわれている。
その細胞内では、ミトコンドリアの中で、水素を使ってエネルギー物質ATPが合成されています。
※ATP(アデノシンさんリンさん、adenosine triphosphate)
ATPは生体内に広く分布し、リン酸1分子が離れたり結合したりすることで、エネルギーの放出・貯蔵、あるいは物質の代謝・合成の重要な役目を果たしているヌクレオチドである。すべての真核生物がこれを直接利用している。生物体内の存在量や物質代謝におけるその重要性から「生体のエネルギー通貨」と形容されている。
ATP合成酵素はミトコンドリアの内膜にあり、水素イオンの流れによってATPを作っています。
つまり、活性酸素を除去・中和する、アンチエイジングだけではなく、本来、わたしたちの身体にとって、重要な働きをするのが水素なのです。
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