第3の紫外線・ブルーライトのよる活性酸素の増大
ストレスフルな現代社会において、エイジングケアではもはや無視できない「ブルーライト」。このブルーライトは第3の紫外線とも呼ばれており、パソコンだけでなくスマートフォンの普及によって、より身近なものとなった。
2019年4月30日、平成最後の日となりますがこの平成30年間の歴史において現代人において、なくてはならない大きな変化があったものがスマートフォンである。いつでも気軽に電話ができ、いつでも情報共有ができ、さらにゲームや動画をみるなどとても便利な存在です。
しかし、パソコンやスマートフォンなどのLEDディスプレイやLED照明には、ブルーライトが多く含まれています。ブルーライトとは、波長が380~500nm(ナノメートル)の青色光のこと。ヒトの目で見ることのできる光=可視光線の中でも、もっとも波長が短く、強いエネルギーを持っており、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達します。
上記の図のように肌や手や顔、満遍なく振り注ぐブルーライトは紫外線と同じように強いもの。ブルーライトは、413~435nm の波長域で活性酸素の発生が最大となり、その透過性の強さから皮膚の中まで侵入し細胞や組織がダメージを受けるとされています。また酸化タンパク質の一種であるカルボニルタンパク(CP)が可視光(ブルーライト)に対する光増感剤として機能し、活性酸素を生成することも示唆されています。
更に皮膚保湿機能に及ぼす作用を調べる中で、活性酸素の発生は角層水分量を減少させることが分かっています。
つまり角層への太陽光、ブルーライト暴露によって活性酸素が生成され角層内のタンパク質の酸化反応の進行に加え、それによる水分の減少で乾燥皮膚が促進することが考えられます。
ブルーライトによる老化
目の疲れは目に対する異変だけでなく、肌のつやにも影響しています。目を酷使していると脳がストレスに感じ、副腎皮質刺激ホルモンを生成、これが肌のくすみの原因と考えられているのです。また肌のエイジング現象の大きな原因として活性酸素が挙げられます。肌において、ブルーライトが原因で『一重項酸素(いちじゅうこうさんそ)』を生産することが知られています。
【一重項酸素】とは
活性酸素の中でも特に反応性が高く、細胞膜を破壊しシワや老化促進の原因を作り、細胞内ではメラニンの異常増殖の原因となります。生体内の活性酸素除去酵素(SOD)や抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEでは撃退できない厄介な活性酸素です。
この活性酸素の生成原因の 50%がブルーライトを含む HEV と紫外線です。これらの光線が肌のダメージにとても大きな影響を与えている可能性もあると言われています。
ブルーライトの影響
①眼精疲労の誘発
はっきりとものを見るために、ヒトは無意識のうちに網膜上にピントが合うよう眼のレンズの厚さを調節しています。ブルーライトは波長が短く散乱しやすいため、網膜の手前で像を結んでしまいます。そのため像がちらつき、ぼやけてしまうため、眼はピントを合わせようとレンズを調節します。つまり、眼が常にピントを合わせようと働き続けるため、レンズを調節するピント調節筋が疲労し、眼精疲労の原因になります。
さらに、ブルーライトには、目に入る光を減らそうと瞳孔を縮める筋肉を酷使したり、涙を減らす作用もあるなど、様々な悪影響がわかってきています。
②体内リズムの乱れ
ブルーライトは、体内リズムにも関係していることが知られています。食事や運動、社会活動なども体内リズムに関係していますが、特に光が体内リズムに大きく影響していることが、1980年代に研究で明らかになっています。
眼などへの悪影響だけが注目されがちですが、実は朝、昼はしっかりとブルーライトを含む光を浴びることが大切で、その刺激が眼から脳に伝わり、体が目覚めて活動的になるのです。
一方、夜はブルーライトを避けることが必要。これは、夜にブルーライトを浴びると、脳がまだ昼間だと勘違いして睡眠を促すメラトニンという物質が分泌されなくなるからです。
通常は就寝の3〜6時間前からメラトニンの分泌が増え始め、次第に眠気を覚えて眠り、脳や身体を休めるというのが、人間にとって自然なリズムです。
現代では、深夜までパソコンやスマートフォンなどを使う人が多くいます。メラトニンの分泌には加齢の影響や個人差がありますが、寝つけない、よく眠れない、ぐっすり眠れないなど睡眠の質が低下した人が増えているのは、ブルーライトによる体内リズムの乱れの影響も大きいかもしれません。
そしてこのブルーライト問題により、引き起こされるもう一つ、眼へのダメージとして酸素不足が挙げられる。
姿勢の悪さが影響する酸素不足
現代人はパソコン作業やスマホの影響により猫背になりがちです。スマホを見ることなどで首を下に曲げ続ける姿勢をとることが多くなっています。猫背はお腹を圧迫しますし、首を下に傾けると気道が狭まります。
これにより十分な呼吸ができていない人が増えてきています。
生きるうえで必要不可欠な“酸素”は目にとって最大の栄養源であり、休みなくはたらく眼筋を正常に動かすためには、より多くの酸素を必要とします。しかし、もしも目が酸欠に陥った場合はさまざまな支障をきたすと言われています。
「『酸欠』になると、毛様体の筋力と水晶体の弾力が失われることから、近視や老眼が加速します。水晶体の新陳代謝が衰えて、濁りが生じると白内障になり、眼球内の老廃物がきちんと排泄できなくなると、飛蚊症を招きます。そして酸素欠乏のために房水という、目の組織を満たす体液の排泄が滞ると、眼圧が上昇し緑内障の原因になります。さらに視神経が栄養不足に陥ることも加わって、視野が損なわれると考えられるのです。」
このことは、現在発売中の『目は1分でよくなる! あなたの目がよみがえる7つの視力回復法』(今野清志/自由国民社)に記載されています。
しかし酸素を摂りすぎると、ブルーライトと同じように、活性酸素も発生してしまいます。呼吸から生まれる酸素の1~2%は活性酸素になると言われ、生活習慣病の原因と言われています。
そこで、食生活から取り入れずらい抗酸化作用のあるものを摂り入れる必要があります。もっとも効率のいい素材として、水素があります。
そもそも、水素については、悪玉活性酸素を除去する効果があると言われています。
目は大切な財産というように、視力の低下や目に障害を持つことによって、多くの障害が起きてきます。
そこで、『目は1分でよくなる! あなたの目がよみがえる7つの視力回復法』の著書今野清志先生は、この財産を守るために、Tie2活性化に効果のあるツルレンゲと活性酸素の緩和に優れた水素サプリメント「目のガード視産」を発表した。
目のガード視産には、水素とツルレンゲだけでなく、目の健康に欠かせない栄養素がビタミンB群やビタミンA、目の疲れを解消するのに役立つビタミンB1も配合しています。
本来であれば、ブルーライトの発生するものを使用しない、または対策をする。また、酸素をしっかり取り込む。ことが大切。しかしながら現代人にとってはなかなか難しい出来事となってしまいました。
「視る財産を守る=視産」は、新元号「令和」を生きる方々のアイサポートの救世主となりうるかもしれません。
目のダメージへの対策
日々眼を酷使している人は、ピント調節筋の負担が減ることで眼精疲労の軽減につながります。眼精疲労は眼の疲れだけでなく肩こりや頭痛の症状も伴う場合があります。
これは大人だけでなく、スマートフォンを持つ子供に当てはまります。ブルーライトの特徴を知り、ご自身の生活パターンにあわせて役立ててください。
①眼精疲労に対処する
●パソコンやスマートフォン使用時に、メガネやフィルター、アプリ等でブルーライトをカット
●ビタミン剤など眼精疲労の効果がある医薬品の使用も良い
②体内リズムを整える
●朝と昼はブルーライトを含む光をしっかり浴びる、夜はブルーライトを避ける
●寝る3〜4時間前から照明を暗くするのが理想的
●パソコンやスマートフォンを夜間に使用する時にはブルーライトをカットし、LED照明が白過ぎる時は光を調整する
③酸素を取り込む
●外に出て深呼吸や軽いストレッチ
●お腹での呼吸(腹式呼吸)は、多くの空気を身体に循環させる
④水素をしっかり取り込む
●水素サプリメントを摂取
●目のガード視産を摂り入れる
引用元:https://suisolabo.com/kenko/2143/ 水素ラボ
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