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今週のハニー「書評ー傷を愛せるかー」【池山】

ちゃお、池山ユラリです。

本日の更新でなんと!
今週のハニーは!!!
1年!!!!!
ビバ1年!!!

1年毎週更新出来た自分に拍手!!!
1年読んでくださってるあなたさま、
ありがとうございます!!!


さてさて、先週「杉森くんを殺すには」の感想をかなり気合いを入れて書いてしまったので、本日は「1年!!」とか言いながら若干気後れしています。笑

といっても今回の本もかなり池山にとって素晴らしくて、お守りになるような本に出会いました。

私が帯を書くなら一言。

弱さを受け入れて生きていく。


「傷を愛せるか 増補新版」
著者:宮地尚子
出版:ちくま文庫

たとえ癒しがたい哀しみを抱えていても、傷がそこにあることを認め、受け入れ、傷の周りをそっとなぞること。過去の傷から逃れられないとしても、好奇の目からは隠し、それでも恥じずに、傷とともにその後を生きつづけること―。

ケアとは何か? エンパワメントとは何か?

バリ島の寺院で、ブエノスアイレスの郊外で、冬の金沢で。旅のなかで思索をめぐらせた、トラウマ研究の第一人者による深く沁みとおるエッセイ。

解説=天童荒太

手に取ったきっかけ

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1,862字

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