ずっと先にある奇跡は　【詩】

私の青いキャップが 君にこんなにも似合うとは思ってもみなかったけれど その真実は今すべての宇宙に届いた。 ツバメの瞳に映った世界の美しさが いつまでも変わらないと信じているから 私たちは歩いていける。 風はここがもっとも美しい景色だと知っているから 両手を広げてみよう。 私がするべきことを太陽は知っているみたいだ。 鼓動はとても心地よく響いている。 すべてのできごとは始まったばかりだから 肩の力を抜こう。 足元には三つ葉のクローバーが無数に生えていて こんなにも信じてくれてい

これから　【詩】

シロツメクサの夢が まるで正夢になったような美しい青空だね。 目覚めていても寝ぼけていても私はそんな景色が好きだよ。 数え切れないほどの奇跡が起きた後でも 信じることができる。 風が吹き抜けていく中の私と君を。 今日の朝、パンにバターを塗るよりも先に思い出すだろう。 二人は時空を超えてつながっていることを。 手の中のビー玉の引力はわずかだったけど 気がつかなかった小さな幸せはこんなにも祝福されている。 運命を信じない私たちは 同じ言葉を言ったり聞き返したりはしないだろう。 希

ただ思い出すことがいっぱいあるだけ　【詩】

芋虫と青空の関係について 私たちはずっと違う話しをしていた。 すべての時計が狂っていることは気にすらしなかったけど 真実よりも素敵な予感のほうがいつも早かったから 君は今日という日を忘れないと私に言葉を投げかけた。 天使たちはフリーフォールをしながら地球をさかさまに眺めていたけど 私たちは地平線のこちら側で輝く世界の一部となっていた。 カモメが翼を広げた朝のなかにいて 君にはまぶしい海がまだ見えていた。 二人の自由を合わせたら見える景色は一つになった。 私たちには忘れてしまっ

今私たちが見ているのは過ぎ去った日々の青空ではない　【写真】

いちばん真実に近いやさしさを　【写真】

夕暮れ時でも輝きは増している　【写真】

すべての瞬間に幸運だったと思っている　【写真】

朝が来たら昨日はもうはるか遠い昔のこと　【写真】

花束のなかにいるみたいに祝福されている　【写真】

光が地上に降り注いだとき私たちは一緒にいた　【写真】