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CHILLNNのUIを改修します。今よりずっとセクシ〜なホテル予約ができるようになります。

こんにちは。龍崎です。

本日は7月に向けて進めている予約プラットフォーム「CHILLNN」の大幅なUI / UX改善について、ご紹介したいと思います。

これは現在進行形で試行錯誤しながら取り組んでいる一大プロジェクト。最終的なゴールは見えていつつも、そこに向かうルートはいくつもあって、どうやって進めていこうかを悩みながら進めているので、現時点での過程を赤裸々にお伝えできればと思っています。


そもそも「CHILLNN」を始めた理由

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最初に少しだけ「CHILLNN」について説明しておきます。「CHILLNN」は私たちがホテルを運営してきた中で感じた、さまざまな課題感を解決するために作り上げた自社予約のためのシステムです。

1年以上前からシステムの開発をはじめ、時間をかけてその骨格を作り上げてきました。端的にいうと、「自分がほしいホテル選びのプラットフォームがない」という課題を解決するためのサービスでした。

ホテル予約には「Booking.com」や「じゃらん」などの予約プラットフォーム(OTA)経由と、自社サイトからの直接予約という2つのタイプがあります。前者はものすごい集客力があるので、掲載するだけで予約が入ってくる一方で、基本的には「比較購入」が前提にあるため、「立地」「価格」などの定量的な観点でホテルが選ばれる傾向にあります。

つまり、ホテルの魅力やストーリーといった定性的な情報は伝わりづらい。その点では、後者の直接予約が魅力的なのですが、その反面自ら予約をとらなければいけないというハードルがあるのも事実です。

私たちは“ジャケ買いされる”ホテルを目指して、SNSなどを通じて直接お客様とコミュニケーションをとり、直接予約をとることを目指してきました。OTAの手数料が高いということもありますが、何よりホテルの魅力を直接発信して、本当に好きになってくださったお客様に来ていただきたいと考えたからです。

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しかし、直接予約にも大きな課題がありました。それは「直接予約システムがイケてない」ということです(システム会社の方、ごめんなさい)。たとえば上の写真を見ていただくとおわかりかと思いますが、既存の直接予約システムのほとんどがOTAの一部として機能を提供していたり、外部のシステム会社が作っていることもあり、ホテルっぽくない、どうしても味気のないUIになってしまうのです。

それに、どうしても定量的な部分ばかりを強調していて、ちっともセクシーじゃない。そんな思いから、自分たちが本当に使いたくなるような、イケてる直接予約システムを作ろうと覚悟を決めたのでした。創業エントリーの記事にさらに詳細を書いてあるので、気になる方はぜひ見てください。


なぜ今アップデートをするの?

そんなわけで、約一年半をかけて「CHILLNN」のβ版が今年のはじめ頃に完成しました。ゲストの方々にとっても使いやすく、ホテルの事業者にとっても世界観を崩さず、かつ裏側もホテル目線で使いやすいようなサービスになったと自負しています。そして、さらなるアップデートを加えて、春以降に本格的なローンチをする計画でした。

しかし、今年の新型コロナの影響により、ホテル業界が大きく変わってしまいました。そして、少しでも役に立てることがないかということで、急遽「CHILLNN」を一部改良する形で「未来に泊まれる宿泊券」や「ホテルシェルター」というサービスをローンチしました。

スピード重視でコロナ特化機能をメインにリリースしたため、ホテル予約に関する部分はまだまだ課題が残ったまま、急いでリリースをしてしまったのでした。

一方で、この数カ月間で300を超えるホテルの方々に「CHILLNN」を使っていただくことができました。その中で、自分たちが抱えていた課題感以上に大きなフィードバックをたくさんいただくことができました。サービスの世界観に共感いただけたからこそ、ご利用いただき、その上でさまざまなお声をいただくことができたのです。

少しずつ観光業界に日常が戻る中、私たちとしてもいよいよ予約システムも含めて、さらに使いやすく、かっこいいサービスを作りたい。そんな思いで、6月以降のリソースをUI / UX改善にさき、7月以降に向けて、大幅な機能とデザインのアップデートを図ることにしたのでした。

このあたりの課題感やシステム目線での意見について、CTO永田がさらに詳しくnoteに書いていますので、ぜひあわせて読んでみてください。


じゃあ何をどう変えるの?

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では、何をアップデートしているのか。今回の大きな改善点は主に以下の2つです。

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