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研究室の後輩のことを理解できない話

一般に「最近の若者は…」とよく言われますし,年齢的には私も言われる側です.
世間的に見れば私もいわゆる「最近の若者」なのですが,研究室の後輩のことは理解ができませんし,彼らの行動を見ているとモヤモヤ・イライラします.
そこで,なぜ私がモヤモヤ・イライラするのかを考えることにしました.以下に,考えたことを記載します.

1.誰かのお世話になっているという認識がほとんどない 
 彼らは,人がしてくれていることにとても鈍感です.
 先生とのスケジュールを合わせる場面では,「この日なら空いているので良いですよ」とか,「次の日バイトがあるので,早く帰って寝ないといけない」とか言います.先生はお忙しい中でも時間を作ってくださっているのに….
 彼らの卒論提出が遅かったせいで(送ってきたのは提出前日!!),私が夜な夜な誤字脱字チェックをして送り返すと,彼らはみんな寝てしまっていました.しかも次の日に,「まだ送っていただいたファイルを見ていないので,時間ができたら直しますね~」と言われました.さすがに驚きました….彼らは,先輩のために卒論を修正してあげるとでも思っているのでしょう.

2.研究室のイベントを知らんぷりする
 大学院生の仕事に,研究室運営があります.研究室を運営していくために私たち大学院生は日々頑張っているわけですが,それが「好きでやっている空回りな先輩」として見られる風潮があります.
 学園祭に研究室として出展する際の話し合いをセッティングしたところ,後輩たちは来ませんでした.授業が終わる時間にミーティングを設定し,みんなに来るように伝えた際には全員から分かりましたと言われたのに,彼らは無断で帰ったのです.もう,理解不能です.

3.根拠のない自信
 4年生はもちろんのこと,まだ卒業研究すらしたこともない3年生も自信満々です.
 先日卒論を提出し終えた4年生は,卒論のページ数が多いことを大変誇りに思っています.ページ数が多いのは,まとまっていないだけなのですが….他人にとってもらったデータも,自分がとったものとして扱います.彼らの中には器具すら使えない人も多いので,はじめは大学院生が手を差し伸べます.ただの練習です.ですが,彼らはデータが手元にくれば満足,その練習データをそのまま自分のものとして使用します.結局最後まで,自分でデータをとることはしませんでした….
 3年生は,大学院生の話を聞きません.質問されたから説明すると,「それは知っています」と遮られます.実際に深く理解できているのなら何も思いませんが(嫌な気持ちにはなるけど),本当のところは分かっていないようです.聞いたことのある単語は,「知っている」と遮るようです.

まだまだありそうな気がしますが,多少のストレス発散になったので,研究に戻ります.イライラしないメンタルを身につけたい!


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