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悩みの正体、ひとつずつ解いてみませんか?
悩みを整理するための簡単な方法を⑤STEPで紹介します。
誰しも、仕事や人間関係、将来のことなど、悩みを抱えることがありますよね。しかし、悩みをそのまま抱え込むのではなく、整理することで気持ちが軽くなり、前向きな解決策を見つけやすくなります。この記事では、悩みを整理する簡単な方法と、その効果について具体例を交えてご紹介します。
大切なのは、「悩みを抱えたままにしない」という姿勢です。
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悩みを整理する方法は、書き出す、分類する、小分けにする、話すなど、どれも簡単に始められるものばかりです。
STEP① 書き出してみる
悩みを頭の中だけで考えていると、どんどん不安が大きく感じられてしまいます。対処法として紙やノート、スマホのメモアプリなどに書き出すだけでも、頭が整理され、視覚的に状況を把握しやすくなります。
「最近何をしても失敗ばかりでミスが多い」と悩んでいる場合
何が原因でミスをしているのか箇条書きにする。ミスの原因が分からない場合、その時の状況を箇条書きにしてみる。
自分ができる(実現可能な)対策方法をリストアップする。
リストに優先順位をつけて行動する。
書き出すことで、「ただ忙しすぎて確認不足だったんだ」など具体的な原因がわかり、解決策が見えてきた瞬間に心が軽くなります。
これは心の中が綺麗に整理され「心の解像度があがる」ことにより漠然とした不安や悩みに対する解決法が見つかるからです。
多くの悩みは解決法が分からないことで不安が広がり、些細な問題でも重大な失敗だと感じてしまうことが原因です。
STEP② 分類する
悩みを「自分でコントロールできること」と「コントロールできないこと」に分類することで、対処すべきポイントが何処なのかが分かる。
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「人間関係がうまくいかない」と悩んでいる場合
自分が改善できる行動(例えば、相手へのコミュニケーションの取り方や自分の態度)をノートやメモに書き出す。具体的には、自分から挨拶をする、感謝の言葉を意識して伝える、相手の話にしっかり耳を傾けるなどです。
相手の性格や行動のように、自分では変えられない部分を書き出す。具体例として相手の持つ「価値観」「感情」「考え方や癖」などです。
ポイントは「自分ではどうにもならないことに悩む必要はない」と気づいた瞬間に、無駄なストレスが減り、自分が変えられる部分だけに集中できるようになります。
相手の行動を変えることは難しいですが、自分の行動はコントロールできます。逆に言えばコントロール出来ないものを何とかしようと悩んでも無駄な時間になってしまうということです。
STEP③ 悩みを小分けにする
大きな悩みは細分化すると、対処しやすくなります。一度にすべてを解決しようとせず、少しずつ取り組み紐解くことで解決策が見つかります。
「貯金ができない」と悩んでいる場合
毎月の収入と支出を書き出す。
無駄遣いをリストアップし、1つずつ減らす計画を立てる。この時の分け方はWANT(欲しい物)とNEED(必要な物)を使うと仕分けしやすくなります。
目標額を小さく設定し、徐々に増やしていく。例えば、最初は毎月1,000円の貯金を目標にし、それが習慣化したら2,000円、3,000円と少しずつ増やしていくと、無理なく続けられ成功体験に繋がります。
「まずは1,000円だけ無駄遣いを減らそう」と小さな行動をきっかけに、実現できたときに自信と達成感が生まれます。
悩みを解決するためのSTEP④~⑤相談先と具体的な行動については、こちらの【後半】記事で紹介しています。ぜひ読んでみて下さい!