見出し画像

PKC患者らしき中学生からのコメント

 私はYouTubeでも、持病であるうつ病とPKCの情報発信をしています。以前YouTubeに投稿した「PKCってどんな病気?」という動画にある中学生から、こんなコメントをいただきました。ここでは、この中学生のことをAさんと呼ぶことにします。

自分もおそらくPKCの中学生です。
親の前で発作が起きても誤魔化しています。
発作が起きたあとは自由に動けるので誰も見てない時にわざと発作を起こしてみんなに見られないようにしています。
1人で病院に行くのも、って思うし親にも言いたくないので1年以上ずっと何もしてません。

 この気持ちすごく分かるんですね。中学生というと思春期で多感な時期です。親に言いたくない気持ちが生まれるのも当然です。

 皆さん考えてみて下さい。PKCという病気は簡単に言うと、急に身体を動かした時に、手足や首が自分の意志とは関係なく動く病気です。傍からみると、言い方は悪いですが、気持ち悪いですよね。私もこの発作が友達の前で起きた時に、白い目で見てくる人もいました。

 で、私はこの中学生Aさんにどういう回答をしたかと言いますと、下記の通りです。

 動画をご覧いただき、ありがとうございます。
コメントを拝読する限り、ほぼ間違いなくPKCだと思います。
 結論から言うと、思い切って親に言って、大きい病院の神経内科を受診することをおススメします。多くのPKC患者は薬を飲めば、発作はなくなります。私もなくなりました。
 私は10歳の時に発症し、親にも言いました。心療内科や小児科に連れて行ってもらいましたが、気の持ちようといった旨の診断でした。
なので、Aさんのようにわざと発作を起こしたり、皆の前で発作が起きた時は、足がつったと言って誤魔化していました。
 この病気を発症してから本当に苦労しましたが、もっと早く神経内科に行って薬を飲めば、思いっきり運動ができたのになあと後悔していると言いますか、仕方なかったと言いますか、複雑な気持ちです。
 Aさんはまだ中学生ですし、私のように辛い経験をしてほしくありません。何度も言いますが、親に打ち明けて、大きい病院の神経内科に行ってみてください。長文失礼しました。

 Aさんにはですね、思いっきり身体を動かして友達と汗を流して、楽しい学校生活を送ってもらいたいと思い、つい長文を返信してしましました。

 今回は、こんなところです。ではまた!!

いいなと思ったら応援しよう!