スト5 ララ攻略 おまけ 立強P vs 屈強P
コンボの話を書いていて(ララ攻略 コンボの決め方)その中にこれも書いていたのですが、ボリュウムが大きくなったので切り出しておまけにしました。今時点での自分の考え方を残す意味が大きいかもしれませんので、しばらくしたら答えは変化するかも。
立強P vs 屈強P について
どちらが優秀で使うべき技なのだろうか。まず数値を比較してみる。
立強P vs 屈強P
発生:8F vs 7F
持続:3F vs 4F
ヒット時:+4F vs +2F
カウンター時:クラカン vs +4
ガード時:-2F vs -2F
全体:28F vs 27F
ノーマルヒット時のフレームに差があり立強Pがリターンの面で優秀にみえるが、実戦的には屈強Pの方がリターンが高いことに注意。なぜなら立強Pは単発ヒット確認をしてキャンセル必殺技を出すのを安定させることが難しいため、ノーマルヒット時の+4からノーキャンセルで弱Pや弱Kなどにつなげるに留まることが多い。これに対して屈強Pはかなり安定して単発ヒット確認ができるのでそこからキャンセル中ボルトチャージできる。しかもこれはド先端だろうが4Fある持続の最終段ヒットをみてからの最遅キャンセルだろうがキャンセルさえできれば絶対にコンボになるのだ。
さらに立強Pはモーション的に体がぐっと前へ出るため、ガード時に相手との距離が近くなってしまうのに対し、屈強Pは同じ-2だが距離が少し遠くなるためリスクが殆どないに等しい。
よって、防御の視点では圧倒的に屈強Pであり、またヒット確認がちゃんとできる前提の話にはなるが攻撃の視点でも屈強Pが優秀である。
また、屈強Pは慣れてくるとアーマー技で取られたことを確認してキャンセル技を出すことができるのも強力なポイント。バーディーやザンギエフなどのおもむろなアーマー技に対してちゃんとお仕置きできるようにしておこう。
一方の立強Pはクラッシュカウンター誘発技であるため、キャンセルサンダークラップを入れ込んでおくことでカウンター時のリターンが爆増する。
強Pが地上クラカンするとキャンセルクラップが持続ヒットしそこからさらに屈強Pを繋げられるし、空中クラカンした場合は強力な着地攻めができたりクラッシュカウンターを確認しての発動からコンボや連携を伸ばすことができる。ただし入れ込みのクラップまでガードされてしまうと密着-5と手痛い反撃をもらってしまうことになるため、ガードされ時はサンダークラップをVトリガーキャンセルしてフォローするように準備をしておくことで条件は限られるもののリスクを最小限に抑えつつ最大のリターンを狙うことができる。
以上、基本的には屈強Pを用い、リターンを狙うときは立強Pも十分にアリと考えるのが良いのではないだろうか。
だが立強Pは発生してから少しの間はやられ判定が後ろに引っ込み、その後攻撃発生とともに存在判定ごと前に移動する特性があり、これによりうまく相手の技をかわしつつ打撃を決めるなんてことも実戦ではよく目にする。また、屈強Pの確認より少し難易度が高いがクラカン時のみアバンテでキャンセルすることでカウンター時のリターンを大きくすることもできるため、立強Pは今後の可能性的を多く秘めた技と言えるかもしれない。
以上、なるべく論理的に比較してみたつもりですが、異論反論大歓迎です。その他何でも、ご意見やツッコミありましたらいつでも何でもどうぞ。その際は Twitter まで。(2020/08/31)
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