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24年6月6日(木曜)【能登被災地日記・3日目】海浜あみだ湯とお別れ。アナ便で帰京。『力道山未亡人』に没頭。

8時30分起床。
『海浜あみだ湯』のゲストハウスで起床。

ようやく、ゆっくりと眠った。


昨晩、木兎さんにボクに粗相の失礼があったので謝罪してから、
出勤を見送る。

お世話になった皆さんと、ウルルン滞在記のような別れ。
(誰も写真には撮ってなかったか……)

さらば!!海浜あみだ湯よ!!

車内、青柳監督とボクの間に、
『カリオストロの城』のエンディングテーマが流れ出す。

「くそ、一足遅かったか!」
「いいえ、あの方は何も撮らなかったわ。
私のためにお湯に入ってくださったんです」
「いいえ、青柳は、とんでもないものを撮っていきました」
「……」
「あなたの心です」
「はい」
「失礼します。青柳を追え、地の果てまで追うんだ! 
 青柳!青柳!青柳!」

と寸劇をしながら。

青柳監督が運転の山間部のドライブ。
お互いのバカ話ばかりで楽しい。

しかし、青柳監督は今月、
映画祭でのインド行きが決まり、
その準備で頭が一杯の様子。

レンタカーを返す前に、
今回の旅の総括。

「非日常を求めて被災地へ行ったら、
そこには人々が助け合う日常があった。
そこは不便でありながら、心地よくも楽しい。
それでも、この理不尽は、
被災地以外のひとも見つめて、
解消すべきことなのだ」

機内はこれがあるので退屈知らず。

大荷物を持っての都内を大移動。

鷺ノ宮駅。

羽田の世界の名店を振り切り、目的地としたのは……。
「ぼ、ぼ、ぼくは、今、お、お、おにぎりが食べたいんだな」
と満を持して訪ねたが、閉店していた。

大丈夫、オレたちには『福しん』がついている。
と、駅を渡る。

北口の『福しん』へ。

朝から何も食べていないのだった。

青柳監督は「大食い」以外にも、
『大水飲み』とは知らなかった。
新ジャンルだ。

そして世界中で一番好きなものが、
「もずく酢」だったなんて。

帰路、紫陽花の季節だ。

帰宅すると、課題図書だらけだ。

新宿ロフトプラスワン。
昨日の『TABLOナイト』の配信視聴。

毎回、ボクの話題になるがー。

宝島発刊のある本、
思いの外、話題にもなっていないし、
売れてもいないが、
ボクが書くことになった経緯と
ある執筆者が降りた経緯は
正確なところを、
きっちりと正したいなー。

Uber Eatsの受注を見逃していて、
チエちゃん(妻)から大雷を食らう。

「ハカセ会」のYou Tubeの生配信。
ケイコさんの10人ギフトがありがたい。
疲れているので、早めに終了。

能登への旅、美しすぎる想い出の数々、
写真の整理と日記を書く時間だけでも
長時間になる。

25時頃、就寝。

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水道橋博士
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