【はかせ日記】21/11/16本番ギリギリまでガダルカナル戦記を綴る。阿佐ヶ谷で『アサヤン』VOL・25その男凶暴につき〜ガダルカナル・タカ一代開催。「映画化決定!!」と叫びたくなる。
博士の悪童日記 2021年11月16日 火曜日
7時起床。
日記を書く。
アサヤンの台本を書くが、
台詞を過剰に書きすぎているので
箇条書きに書き改める。
モーニング。
焼きうどん、かなり味濃い目だが、
美味い。美味すぎるほどだ。
記録用に保存。
タカさんから『家族の肖像』が次々と送られてくる。
嗚呼、女形の子役時代の可愛さよ。
北島三郎さんとお父さんのツーショット写真など、
いったいどういう状況?
と聞きたくなる。
頭のなかに
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』の
サントラが流れ出し、
ボクの歴史ではないのに、何故か郷愁が押し寄せ、
涙が止まらなくなる。
またも、THE・ドセンチメンタルだ。
切りがないので、
13時までで台本を終了にする。
各方面に手配。
15時、ドルフィンソングの三木くん来宅。
眼鏡屋の『ボストン』で修理中の眼鏡を受け取る。
電車で阿佐ヶ谷へ。
最近のドルフィンの漫才が改善されていたので褒める。
ロフト入り。
タカさんも到着。
タカさんですら『湯ケ島キッド』
も35年前に書いたきりで
それから読んでないとのことで、
楽屋で読んで頂く。
登場人物の名前を変えているので、
記憶が変わっているところもある。
次々と芸人がタカさんに挨拶に。
TAPの若手は皆、大緊張の様子。
タカさんに会うのが初めての
末端構成員ばかりなのだ。
カージナルスの盟友・ぶっちゃーさんが来てくださる。
小林監督と一緒に。
キープウォーキングの客入れ曲「アサヤン」、
ボクが連日やっている
ツイキャスのテーマソングにもなっている。
長谷川かいまの前説。
0Pの曲もカイマとドルフィン佐野の
オリジナルラップ。
アサヤンVOL・25その男凶暴につき
〜ガダルカナル・タカ一代。
板付きで始まり。
開始早々にボクの炎上問題が語られる。
ガダルカナル・タカ=本名・井口薫仁・65歳。
たけし軍団の大番頭だが、
その出生、生い立ちは語られることはない。
あまりにも、壮絶であるからだ。
総合司会はジョニー小野。
今までタカさんにあったことがない。
今日のライブの見届人に小林勇貴監督。
まだ31歳さが、実録不良映画の旗手。
ボクは勝手に「令和の深作欣ニ」と呼んでいる。
3年ぶりに会ったが、
すっかり、不良性を隠した
顔つき、言葉遣いになっていて驚いた。
監督の著書に書かれている生い立ちも、
いずれトークショーを開きたいほどだ。
元・アサヤンチーフディレクターの高須SUN。
今回も参加枠を勝ち取ったエル・カブキ上田。
今回も、稀少本である『湯ケ島キッド』を手に入れており、
好アシスタントぶりを発揮。
実は、3年前の『ザ☆フランス座6』で、
カージナルスを呼んで特集していて、
年表は作ってある。
カージナルスのたけし軍団入りまでの
経歴を辿りつつ、
そして自叙伝である『湯ケ島キッド』
の内容を精査吟味して、
小林監督に映画化をお願いする内容だ。
OPのMVの振り返り。
3人も初めてのタカさんだ。
呼んでいない、
猫ひろしと吉江さんが乱入。
猫ひろしもちゃんと芸を披露していく。
『ザ☆フランス座』の際のOP映像、
これはダースレイダー×原田専門家の
大傑作MVだ。
「井口」呼び捨て事件からの
「3×4X10月」の映画採用を再現。
カージナルスの
台湾の偽ドリフ興行などは鉄板。
お笑いスター誕生のカージナルスのネタ部分
丸々見るが、
その芸達者ぶりに拍手が沸き起こる。
換気タイムへ。
後半戦は、
「湯ケ島キッド」時代へ。
旅芸人の記録、
お父様の経歴をたどっていく。
産みの母と育ての母がいて
ふたりが同居していたという話は
初めて聴いた。
幼少から旅芸人の子として、
日本中を流転。
転校だらけの人生が
過酷であると同時に、
過ぎゆく風景の多さに胸が締め付けられる。
九州から北海道まで北上し、
劇団を解散、
湯ヶ島のストリップ小屋に
流れ着いた理由も、
ロック座の斎藤ママの流れがあったのだな。
湯治場湯ヶ島へ流れ着いた親子は、
平和な湯治場の村に、
タカ一家の猛威が奮った。
と言われるほどの大事件を次々と起こす。
枝豆さんとの
出会いやその不良の仲間たちも魅力的だ。
延長線、枝豆社長に電話。
監督も前向きに映画化を考えてくださると。
延長線、サイマル放送、
YouTube、ニコニコ動画と連携。
配信アーカイブは11月30日まで視聴できます。
ぜひご覧ください!ここだけの話満載です。
https://www.loft-prj.co.jp/schedule/lofta/194809
タカさん、最後まで居てくださる。
次回の予告。
エンディングに。
ワンス・アポン・ア・タイムイン・アメリカ
に乗せて、映像を無音で振り返る。
想像以上に効果的だった。
まさにワンス・アポン・ア・タイムイン・湯ヶ島だ。
堂々の語りきった3時間半。
最後の記念撮影。
タカさんとふたりで。
終了後のワハハの二人と。
解散、高円寺まで歩いて帰る。
俺たちの一休が閉店。
先日、甘井さん、利根川さんと訪ねた、
極楽屋さん、ラストオーダーで。
オニオンスライス、生卵混ぜ。
海鮮納豆巻き。
塩ホルモン。
焼きそば、チョリソー入り。
本日もツイキャス開設。
佐野、原田、カイマ、三木、
トリに吉江さんの順で。
それにしても、カージナルスの
『湯ケ島キッド』映画化決定!!
と言いたくなる素晴らしい青春譚だ。
帰宅後、YouTubeにみうらじゅんの回が配信されていた。
いや、面白い!!