【はかせ日記】21/1/7 米議会に暴徒が乱入の報。今年初のBOOKSTANDTV 収録。柳澤健、森合正範、トミヤマユキコ、ゲストに。「テレビなのに芸能人は誰もいない!」のに運転手のジョニー小野が驚く。
2021年1月7日(木曜日)
6時起床。
朝から、本日の収録準備のハズが、
米議会にトランピストが乱入、
発砲とのこと。
Twitter画面の流れが早い、早い。
町山智浩さんが不眠不休で、
Twitterを通して、
情勢解説の良い仕事をしているが、
俺の文庫解説の原稿、
書いてくれるかしら?
と心配になる。
ボクの家は、本の山のなか、
今日の番組収録に使う本を
探すのに一苦労。
先程、全部見つかり満足感を得る。
「本を探せない」
これも老いるショックのひとつだ。
『週刊文春』に
高田文夫先生の書評が掲載。
極めて珍しいし『週刊ポスト』
とは文体も違う。
そして手書き原稿の文字数を
よくぞ押し込んだなという改行一回。
週刊誌マニアとしては保存版
外出直前、
『現代ビジネス』に
森合正範さんの連載、
「怪物に敗れた男たち」を発見。
これは着想、
タイトルでやられた。
絶対、ヒットする!!
タクシー迎えで渋谷へ。
年始初のBOOKSTANDTV 収録。
ゲストは、全員、作家・ライターの方々。
○『2016年の週刊文春』
柳澤健氏
○『力石徹のモデルになった男
天才空手家 山崎照朝』
森合正範氏
○『少女マンガのブサイク女子考』
トミヤマユキコ氏
柳澤さんとは久々。
一緒に編集者の樋口健さんも。
この後、N元マネと
ライブ打ち合わせとのこと。
もっと喋りたかったが時間切れ。
取材ノート、
資料を全て披露してくれて感激。
楽屋裏では、さらに濃密な話を。
森合さんは哀愁があったな。
こんなに青春に
ルサンチマンを抱えて居るとは。
話していて、
ちょっと泣きそうになった。
トミヤマさんとの話は
「ブサイク」という言葉に抵抗があって、
3人共に違う言葉を駆使していた。
ボクは本当にルッキズムを
他人に対して、
ほとんど感じていない。
無意識……
だけなのかも
しれないが。
女子の素顔が好きだし、
人も中身だ。
一時、
女子がわからなすぎて、
女子を理解しようと、
女装と化粧を始めた。
あのときのあの行動は、
誰にもわからなかっただろうな。
男らしいのが嫌だった。
この番組は、情報量が多いので、
脳疲れするが充実。
帰路は、
ジョニー小野の車の後部座席に。
ボクの運転手現場2日目。
TAP所属の社長芸人・ジョニー小野。
今日は迎えが革張りの国産車だった。
「荷物が多いと聞きまして」
今日の現場の感想を聞いたら
「私、芸能人が一人も出ない
テレビ撮影が
あることに驚きました」と。
「君は会社ってゴキブリの養殖だけ?」
「いえ、ハウスクリーニングの
派遣業もやっています」
「ハウスクリーニングったら
三代目運転手のマッハスピード豪速球のガン太も
バイトでやっているよ」
「存じ上げております。
実はバイトに欠員が出ましたので、
私の方が年上ですが大先輩に
おこがましいのですが
需要と供給の関係で
マッチングさせていただいても
ヨロシイですか?」
「ガン太を雇うの?」
「是非、経験者の人材として
雇用したいと存じております」
「弊社ではスピード感を持って
業務を行うのが社是ですので
連絡させていただきます」
果たして三代目運転手のガン太と
四代目運転手のジョニー小野が、
先輩、後輩の関係から、
社長とバイトの関係になるのだろうか。
町山智浩&丸屋九兵衛のYouTube、
教養の塊のふたりの配信を聴きながら、
柳澤健さんとの赤裸々LINE交流の2時間、
柳澤さんが優秀な精神分析医のよう。
あっという間だ。
マルチで多目的でトイレに行く暇もない。