21/7/17 アサヤン・Tシャツ大戦争!!
博士の悪童日記 2021年7月17日(木曜)
ハンガー100個とハンガーラック
4時半起床。
新しい朝が来た起棒の朝!
そして今日はライブの朝だ。
やる気マンマンな起棒の朝。
昨日の日記を書く。
7時、食卓へ。
ママが作ったお弁当。
毎回、美味しそうだなー。
と子供になった気持ちで呟く。
朝から、ライブで使うハンガーを
100個取り出す作業。
「Tシャツ大戦争」の会場ディスプレイは、
「ハンガーラックを置いて、やるべきだ」
というディレクターの高須案を受け入れ、
ハンガーラックは安価なものを3脚、
通販で買って、阿佐ケ谷ロフトAに送った。
ハンガーは100個、
同じ形、同じ色のものを、
ボクが用意すると約束した。
しかし、一々、
Tシャツをハンガーから外してまとめるのは、
時間がかかる。
午前中は、その作業に没頭。
お昼、韓国の袋麺をママと半分づつ食す。
これが麺の太さ、縮れ、辛さまで絶妙。
偶然にも昨日、
WINGTシャツの作者の植地毅くんの
インタビューが掲載されていた。
https://realsound.jp/book/2021/06/post-793332_2.html
ここに浅草キッドの影響が書かれている。
14時、後輩芸人の「ほたるゲンジ」の無法松、
若手のドルフィンソングの三木、
昨日、解散を発表したガラパゴスのカイマが来宅。
さぁライブ会場へ向けて出発だ
皆で荷造りして、
大荷物を車に詰め込み阿佐ケ谷へ。
ロフトには、たまたま、
エル・カブキが先乗りで取材中。
そしてハンガーラックも到着していたが
未開封のまま。
無法松とカイマが、
その組み立てから取り組む。
その様が、嗚呼、文化祭感!!
3時15分にボクは予約していた
「陽ので接骨院 阿佐谷本院」へ。
お店には、アサヤンTシャツが額装されている。
十分に揉みほぐしてもらった後、
4時に再び、阿佐ケ谷ロフトへ。
ラックが3脚並んで、
すっかり洋品店らしい趣になっている。
初のリハ無しで本番
もろもろと個々の作業が多くて
リハーサルは無しで。
むしろ、リハーサル無しでも出来る、
技術スタッフ陣と演者の連携チームになった。
JETLINKの渡辺兄妹さんも到着。
しかも大量のお土産グッズを包装して
持参して下さる。
しかし、この時点では、
会場チケットが完売になっていなかった。
2500円の入場料で確実に、
見返りの方が多いライブになっているのに。
ついにセンターが高須&無法松のミニスカポリス軍団に
18時、開幕。
前説。
ドルフィンソング&ガラパゴス・カイマ
三木が体験した「Tシャツ大戦争の代理戦争」の話。
OP映像は、真心ブラザーズ
『サマーヌード』に乗せて。
今回も原田専門家の編集が上出来で、
気持ちがあがる。あがる!!
しかし、原田専門家は、
もともとはTシャツ製作専門家の
やばいTシャツ屋さんなのだ。
そして今回の壇上の並びは、
Tシャツの出し入れがあるので、
ボクは右の後衛に下がる。
そして、ついにセンターが
高須&無法松のミニスカポリス軍団に。
ハンガーラックを一から作っていた、
無法松はプロレスで例えれば、
リング屋で、自分でリングを作りながら、
メインエベントをつとめているようなものだ。
出演が叶わない若手芸人を含めて、
チームのポジションや階層を作っているので、
無法松は、すごろくを短期間に上り詰めたなぁ。
総合司会は社長芸人のジョニー小野。
「心の中に矢口真里を!」
が今回の課題。無表情を無くせ、と。
ジョニーは、
「職業柄、社長なので、無地のTシャツが普通で、
とりたてて面白いTシャツはもってない」
という本番前の話が面白い。
エル上田くんのTシャツ逸話から開戦。
田村潔司が桜庭和志戦に向けて作った一枚。
バックプリントの「39」にまで物語がある。
グッとくるエピソード。
高須さんも、
「Tシャツはラブレター」と句読点を打つ。
初登場のコトブキツカサは、
トークスキルは実証済みなので、
最初から登壇。
実は、ピテカントロプスを目指して、
静岡から上京してきた、
オシャレ系の芸人側であることが
昨日のリモート打ち合わせで発覚。
長い間、一連の組合系の映画評論家の系譜の人、
と誤解したままだったので意外な一面。
高須さんのTシャツ逸話。
NIGOが作った、
「浅草橋ヤング洋品店」Tシャツを紹介。
そして、あの桑田佳祐が自分で作った
「出動!ミニスカポリス」、
このTシャツの存在と物語性には驚愕。
ボクが、大前提として、
中央線Tシャツ文化発祥の考察。
まず、WINGTシャツのデザイナー植地毅ありき。と。
そして、WINGTシャツの流行には
テレビ番組の「アサヤン」と浅草キッドありき。
の話。
それを踏まえて……。
トップバッター・
ハードコアチョコレートのムネくんが登壇。
中央線界隈のドレスコードと言っていいほど広まった、
コアチョコTシャツの総帥。
ムネくんとの付き合いは古い。
もともと浅草キッドが主催する「浅草お兄さん会 」
の常連ファンで、寿司屋の板前さんだった。
そして、彼が、お兄さん会 の本格的な、
チャンピオンベルトを作ってくれたのだ。
このベルトの争奪を巡って、
若手芸人だけでなく、
ターザン山本、鈴木その子や岸部四郎や
小川直也が出入りしていたのだから、
「お兄さん会 」が面白くないわけがない。
HPで一途に椎名林檎愛を綴っていた、
オタク少年の偏愛が、
今では一大ブランドに成長。
年間100着の新作を手掛ける。
ジャパニーズTシャツDREAMの体現者だ。
持ち込みTシャツ。
この「欽ちゃん」も驚くことに「公式」だ。
ボクは、自分が古くから知る若者の
サクセスストーリーは大好きだ。
聞いていて、誇らしい気分になる。
コアチョコの成功譚の話しなど、
まだまだ堀り甲斐のあるエピソードがあるので、
Tシャツ企画は、派生してやっていこう。
2番手は京都からリモート中継のSETOショップ。
猪木絵師の瀬戸くん。
彼との付き合いも21年目になる。
この企画にも大量のTシャツを
協賛して送ってくれた。
ボクの大好きなTシャツ、
「猪木×アリ」Tシャツを巡っての物語。
数々のパロディTシャツを披露。
バス・ルッテンの
「ビバリーヒルズ柔術クラブ」に対抗した、
「ワイキキビーチ剣道クラブ」のTシャツには
エル上田も本域で、
「誰がわかるんだよ!」
ここで前半終了。換気タイムへ。
協賛CMが流れる。
後半戦さらに熱が入る
後半戦。
トップバッターが
チームフルスイング利根川さん。
ボクの日課である、
オジ散歩の相棒。
今年、最も一緒に過ごしている時間が長い
利根川さんがプレゼン。
プロ野球選手、芸人、レスラー、
に特化した、その人脈の広さと
全方位外交ぶりは驚異的だ。
ビートたけしライブの物販も担当。
利根川くんと二人三脚、
彫師のヤマグチくんの似顔絵版画も、
昔からずーーーとボクはファンだ。
Tシャツ逸話として、
初めて買った、
ジャイアントサービスの馬場Tシャツ。
その復刻版を馬場サイズで作った話し。
モデルは、ヨシエさんだが、
アニマル浜口似にひっぱられすぎ(笑)
コトブキツカサ。
TシャツブランドのETMを率いて。
彼は映画Tシャツのコレクターだが、
今回は、特に非売品の
映画関係者用Tシャツに特化して披露。
これが圧巻。
映画ファン垂涎のTシャツの数々だった。
彼のブランドのETMの活動も、
映画館応援趣旨も立派だったなー。
そして、JETLINKの渡辺さんにバトンタッチ。
映画Tシャツの革命的なブランドで。
PIXARの監督もファン表明して
買いつけるほどの
世界的に知られるハイブランドだ。
リモート出演をお願いしていたが、
こうしてイベントに出てくださるだけでも
ありがたい。
2013年からのお付き合いだが、
お会いするのは、
先日のBOOKSTAND.TVに続き、2回目。
ボクとは、
ずっとお手紙を通して連絡をしている。
密かに静かに繋がっている。
本当に人生の中でも恩人のひとりだ。
お土産を包装していて、
プレゼン用のTシャツは忘れた(笑)とのこと。
関口さんのナイスバックアップで、
JETLINKのHPを繋いで進行。
いかにTシャツの細部にこだわっているか披露。
JETLINKもアサヤンで特集をしよう!!
アサヤンスポンサーのIRIEさんのVTR紹介。
「ハンサムすぎて内容が入ってこない漫画家」
オーレフくんをモデルに起用。
オーレフくんは是非、プロデュースしたいなー。
初出場の「や団」本間キッド。
惚れ惚れとするほど、
Tシャツが似合う体型だ。
ボクもかくあるべし。
彼が着用しているのは、
「浅草キッド」のボクが、
20年以上前の「アサヤン」時代に着ていた、
バンバンビガロの「ダイナマイトキッド」
Tシャツの現物なのだ。
20年の月日を経て、
「はかせのみせ」を通して、
「本間キッド」に届く。
まさに「キッドリターン」の物語。
一度、配信が切れるが、
ヨシエツネオ(チンコ)さんが繋いでくれる。
本間キッドはプロレス格闘技Tシャツのコレクターだが、
一番珍奇なヒロ斎藤の40周年Tシャツを披露。
次回のCM。
ついに古舘伊知郎さんがアサヤンに降臨することに。
後半戦終了。
お客さんには、
紙袋でTシャツ他をプレゼントする。
Tシャツ2枚が入っている。
確実にチケット代以上のリターンだ。
延長戦の会場は芸人さんだけに。
延長戦でさらに盛り上がる!
延長戦。原田専門家が登場。
「パ紋」、『メルマ旬報』のTシャツ連載の話。
Tシャツの逸話。
忌野清志郎を巡る美談。
こんな話を聞けば、誰もがウルッとくる。
Tシャツは
「タイムカプセル」であり「ラブレター」なのだ。
最後に無法松が登壇。
無法松は、「アサヤン」では三下役だが、
実は、アパレルブランド、
「キタノブルー」の社長さんなのだ。
最後は、皆で視聴者プレゼントを提供する。
コトブキツカサが
無茶振りに応えてくれて
提供してくれるのが嬉しい。
客席から、猫ひろしが登壇してくれる。
最後の最後に飛び入りで三又又三が漫談。
皆で集合写真。
チンコがJETLINKの時計じかけのオレンジTシャツ。
猫ひろしが馬場原寸大Tシャツを着用。
プレゼント用Tシャツの物撮り。
視聴者は、配信を見た後、
欲しいTシャツに応募して欲しい。
▼応募はこちら
https://asayan.s-hakase.com/present1/
いやー、楽しかったなぁ
ライブハウスの後のclubhouse
荷物をま停めて、
阿佐ケ谷ロフトへ出て搬出。
何時ものように若手と一緒に
高架下を歩いて帰る。
猪木机が重いのだが、ジムだと思えば苦にならず。
皆で食事だがハズレだったなー。
自宅に荷物を置いた後、
ヨシエツネオ司会のClubhouse を開く。
今日は昼間、散歩をしていないので物足らず、
阿佐ケ谷⇔高円寺間を、ハンガーラックを引き摺りながら、
2往復する。
ゲラゲラ笑いながら、
気がつけば2時間を超えていて、
何時の間にか1時過ぎていた。
ヘトヘトになって就寝。
新番組スタート
「水道橋博士の異常な対談」がYoutubeのサブチャンネルでスタートしました。是非、ご覧ください。
第1回ゲストは、「週刊文春」元編集長・新谷学氏
https://is.gd/Eur24O
ライブ情報
【アサヤン】
■Tシャツ大戦争(Tシャツブランド&コレクターが大集合!)は7/1まで
https://asayan.s-hakase.com/asayan12/
■口伝・明石家さんまストーリー(エムカク)は6/18まで視聴可能
https://twitcasting.tv/asagayalofta/shopcart/77223
■ AV男優・しみけんの夜ヤン「大好きーSEX=愛」6/26まで視聴可能
https://asayan.s-hakase.com/asayan11/
■ 次回アサヤンは、古舘伊知郎さん!
アサヤンVol.13 古舘伊知郎「6.26猪木vsアリ」45周年トークイベント
https://asayan.s-hakase.com/asayan13/