🐈⬛
名古屋で10代の女の子2人が飛び降り自殺を図り
死亡が確認されたらしい。
"来世は猫になりたい"
そう願う彼女が、来世では猫に生まれ変わって
自由気ままにのんびりと生きられますように。
私にはそれしか出来ない。願う事しか。
お互い顔も名前も知らない、当たり前だけど。
でも、痛みは分かってあげられる。
全てではないけれど。
私も、飛び降り自殺を図った人間の一人だから。
残念ながら未遂に終わったが。
6階相当から飛び降り、地面はコンクリート。
"生きているのが奇跡"だと何度も言われた。
損傷の少なさも併せて。
私は、死神か何かなのだろうか。
靖子ちゃんの"死神"が頭の中でリピートされる。
死神の意味は、少し違ってくるけれど。
靖子ちゃんの書く詩は、触れたら消えてしまいそうなくらいに繊細だ。真っ直ぐで、強くて、けれど同時に儚さも持ち合わせている。
私なんかと、一緒にしてはいけない。
そもそも意味合いが違うから一緒には、成らない。
24)にも書いたけれど、自死を選ぶ、その選択肢しか残されていなかった人達が、虹の橋の向こうでは、どうか、そこだけでは、幸せに暮らせていますように。
そして、名前も知らない女の子が望んだように
猫に生まれ変われますように。
少しでも私の思いが届きますようにと、こんな時間だけれど月の見える電話コーナーまで移動した。
夜勤の看護師さんに『この時間、電話はもう出来ないんです💦』と言われたが、「月を見たくて」と言うと『向こうならもっと綺麗に見えますよ』と、案内してくれた。時刻は3時半。こんな我儘な患者に、笑顔を崩さず対応してくれる看護師さんは凄い。
どうか、どうか、向こうでは心穏やかに過ごせていますように。悩みも辛い事も無い場所、楽しい事しか無い、人と人との間に起こる醜い争いも何も無い場所で、皆が幸せに暮らせますように。
暮らせていますように。
何度も願うよ。何度でも言うよ。
互いに名前を知らないとか顔を知らないとか、そんな事どうでも良い。関係無い。私には手を合わせて祈る事しか出来ないけれど。
神様が居るなら、どうか。