「染、色」ネタバレと感想
オルタネートで直木賞候補になり、吉川英治文学新人賞を受賞し、本屋大賞にもノミネートされ、先日発表になった高校生直木賞を受賞した加藤シゲアキが原作、脚本を描いた「染、色」。
オルタネートは読後感がかなり清々しい青春小説になっているが、加藤シゲアキの他の小説は人の心の嫌なところや嫉妬、焦燥などが渦巻いている絵の具で言ったら黒と緑と茶色を混ぜたようなしかもあまり水を入れずに混ぜているそんな感覚の話が多い。
染色は短編なのでそこまでぐるぐるに混ざってなかったのに、戯曲「染、色」は美大