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考えれば考えるほど、ライブハウス経営になっていく-ライブ配信スタジオへの道(4)

友人の紹介で知り合ったかたから、「ここでライブ配信をぜひ」と言われ、さらには「自由にやってください」とまで言っていただきました。
とってもすてきな場所です。
立地も最高です。
しかも場所をまるまるお借りするわけではないので、家賃というかたちでの負担はありません。
配信をするときに使う分だけお支払いするので、私のリスクは最小限です。

音響の相談をしたギターの先生にも、いい話だね、と言われました。

とてもありがたい、いいお話です。

もしかしてこれはライブハウス経営ではないかと気づく

そこでどんなライブをして、どう配信しようかと考えていて、ふと気がついたのは、「これはもしかしてライブハウス経営なのでは?」ということです。

私としては、シンプルに、場所があるから、演奏してくれて歌ってくれる人を呼んで、私はそれを配信しよう、くらいのつもりでした。

でも、それを観て、聴いてもらえるようにするにはなにが必要なのか?

それを考えていたら、どんどんライブハウスみたいになっていってしまいました。

やるべきことを書き出していく

有料配信をして、お客様を呼んでチケットを買っていただき、アーティストの歌や演奏を楽しんでもらう。

すごくシンプルなことです。

でも、これをするために必要じゃないか、と思ったことを書き出していったら、どんどんリストが長くなっていきます。
まだ途中のリストから、細かいことは抜いて、見出し的なところを抜粋してみましたが、現状でこれだけあります。

・必要な機材のリストアップ
・アーティストさんへのギャランティについて
・かかってくる費用にはなにがあるか、それぞれいくらかかるのか
・配信チャンネルはどうするのか
・収益化のため、有料配信できるプラットフォームを決める
・リハーサル映像を無料で流したい
・収録映像や音源について、取り決めをして、アーティストさんとの合意書みたいなものを作る
・Webサイトかランディングページが必要だけど、どうする?
・管理が楽で更新を手間に感じないサイトを作れるか
・SNSnoteで告知するために、アカウントを新しく作る? 既存の自分のアカウントを使う?
・配信スケジュールどうする?
・チケットの値段とライブの長さ&内容
・配信時に、映像にロゴを入れたい
・お客様アンケートのしくみを作って、フィードバックをもらいたい
・アーティストさんにも、フィードバックをもらいたい
・事前に必要なものやセトリなど、情報をもらうためのGoogleドキュメントを作る
・物販(通販)どうするか
・感染症対策と、それを伝える文章
・現場に白い背景を入れたい(布を垂らす)
・ライティングしたい(今後の課題)
・場所代の支払いルールの取り決めと確認
・契約書
・無料枠
・無料配信したいアーティストさんがいた場合の対応をどうするか
・配信だけを請け負う場合の取り決め
・名刺を作る
・ロゴを作ってもらう
・名前を決める
.etc

リストには、必要なことと、やりたいことの両方が入り交じっているので、これを整理して、早く手を付けないといけないものから、解決方法を考えたり、必要な情報やモノのの手配を考えています。
特に機材は早めの手配が必要なので、急ぎつつ、きちんとしたもの、長く使えるものを見極めないといけないので、詳しいかたに教えていただきながら、リストアップしているところです。

たいへんと思う反面、すごく楽しみでもあります。
これだけやることがあるということは、やれることもたくさんある。
いままで自分がやってきたことが、全部活かせると感じているので、面白いことができるはずという気持ちが、面倒やたいへんさを越えて、これをやる力になっていると思います。

名前を決めないといけない

細かいことばかり気になって、実際に必要そうな作業や取り決めばかりに気を取られていたのですが、肝心の名前が決まっていないことに気がついたのが数日前です。

使わせていただく場所には名前があるけれど、配信スタジオとしての名前が、やっぱりあったほうがいい。
ブランディングをちゃんとしたいので、配信チャンネルもその名前でやりたいし、SNSもnoteも、その名前で書いていきたいからです。

が、まったく思いつかず。

コンセプトはあって、

遠くの人にも届けられる歌。距離も時間も越えられること。離れた場所にいても、その時間を共有できること。

これがすべて。

名前の候補が届いた

名称を考えて悩んでいること、このコンセプトをツイートしたら、友達と、そして最初にライブをしてくれる予定のアーティストさんから、アイデアが届きました。

どちらもすてきだなと思うので、そこをベースに考えて、今日、決めます。

来週、オーナーさんと会って、細かいところについてご説明する予定なので、それまでにもう少しいろいろと詰めておかないといけません。

楽しみだけれど、ただ楽しみに思うのではなく、夢をかたちにするためには丁寧に。
とくに、場所をお借りするので、その場所を持っているかたの気持ちを大切にして、進めていきます。
いい場所にします。

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