どんな内容のライブをどこで配信するのかーライブ配信スタジオへの道(3)
ひとつ前のnoteでは、音響についての悩みを書きました。
今回は、配信するライブの内容と、どこで配信するかについて、考えていることを書きます。
どんなライブをするのか
場所があったとして、そこでどんなライブをして、どんな配信をするのか。
音響の問題を考えながら、これを考えていました。
かなり重要な課題です。
せっかく配信するのだから、好きなようにやればいいと言われても、ここは考えます。
住宅街にある一軒家で、防音設備の整ったスタジオではないため、時間や音は制限されます。
あんまり大きい音でやるような、バンドやエレキはちょっと難しそうです。
オーナーさんのご迷惑になるようなことはできませんから。
すてきなグランドピアノがあること、オーナーさんがピアノを弾かれるので、クラシックのピアノコンサートはやりたいと思いました。
私はピアノは挫折しましたが、ピアノの音は大好きです。
ピアノのほかに、やれそうなライブというと、私が好きなアコースティックギターのライブは、音量も大丈夫そうです。
昨年知り合って撮影を依頼いただいたセルパンやヴィオラ・ダ・ガンバといった古楽器も、雰囲気に合うかなと思いました。
こちらも音量的に問題ないと思います。
そんなことを考えて、クラシックの室内楽とアコースティックの弾き語りの、ふたつの種類のライブを配信したいと考えました。
さっそくオーナーさんにお話したら、いいのでは、ということになり、雷雨の方向性は決まりました。
また新しいジャンルが加わるかもしれないし、変わるかもしれませんが、これでふたつの内容を軸に、配信を考えていけます。
どこで配信するのか?
どこに、というのは、どのプラットフォームで配信するのかということです。
オンラインライブの配信を行っているサイトはたくさんあり、サービスも増え続けています。
そうしたサービスのなかから、どこか選んで、固定した場所で配信するのがいいと考えました。
いつも行く場所に配信チャンネルがある、というのは、同じ場所にお店があるのと同じように、見に行きやすいと思うからです。
そしてもうひとつ、どこで、というのには、チャンネルという意味もあります。
配信をする人は、自分のチャンネルで配信していることが多いです。
YouTubeでも、ツイキャスでも、それぞれのユーザーが自分のアカウントを持って、そこで配信しています。
アーティスト自身のアカウントで配信するのか、それとも私がライブ配信スタジオとしてのアカウントを持ち、そこから配信するのかということです。
配信プラットフォームをどこにするか
まずは配信するプラットフォームを決めようと思いました。
有料配信をやっているサイトはたくさんあるので、調べているところですが、大手はどこも手数料が高いのが気になっています。
配信の安定性と引き換えになるので、高いのもある程度しかたないと思います。
ですが、配信と言っても、千差万別。
何人くらいに同時配信したいのか、自分の考える規模感に見合うプラットフォームなのかは、サイトを検索したくらいでは分かりません。
私の想定する配信は、上限が最大でも100名くらい。
50名が同時視聴してくれればありがたい。
そんな感じです。
20名から40名くらいの視聴者数を想定しています。
その規模の配信に対して、大手の配信サイトが興味を持ってくれるのか分かりませんが、いくつか問い合わせしてみようと思います。
規模的にも、ツイキャスプレミア配信は手数料も5%と安く、ツイキャスのテストは高画質も普通画質も済んでいるので、わりといいなと思っています。
コメントも早いので、人数にもよりますが、アーティストさんも拾いやすいかなと思います。
有料配信のプラットフォームとしては、手軽な感じがしています。
ただ、画質や音質、また、混み合う時間帯はサーバの安定性がすこし気になっているので、他のサイトにも問い合わせして決めようと思います。
配信チャンネル
配信チャンネルは、オンラインライブハウス(と仮に呼んでおきます)のチャンネルを持って、そこで配信するつもりです。
チャンネルを持ってやることで、そこがライブハウスになります。
そのかわり、SNSを使ったPRや、物販や音源の販売など、全部をハンドリングしてプロデュースしていくつもりです。
ここにきたらなにかしら音楽ライブをやっているのがライブハウスであるように、このチャンネルに来たら、新しいアーティストや曲との出会いがあるかもしれない。
そんな音楽のチャンネルにしたいので、チャンネルを自分で持って、作っていきたいので、そうする予定です。
アーティストさんのチャンネルなら、すでにファンが付いていることも考えられます。
でも、そこで配信するなら、私がやらなくてもいいかな、と思っているということもあります。
そのかわりというわけではないけれど、出ていただくアーティストさんがやりやすいように、そしていい音と映像で届けられるように、最大限のことをしていきます。