音響の機材を買いました-配信型ライブハウスへの道(6)
配信の音響に必要な機材を注文しました。
音響の考えかた
基本的に、少なくとも当面は無観客ライブしか行わないので、返しをスピーカーで作ることはいまは考えず、ミキサーから出すことにしました。
ミキサーからヘッドフォンで、音を返します。
いずれ、スピーカーが必要になると思いますが、スモールスタートなので、できるだけコンパクトに、必要最小限のものに絞りました。
機材の選択は、アーティストさんや音楽家のかたにアドバイスをもらいました。
マイクやケーブルなど、機材選びはどれがいいのかまったく分からなかったので。
現状ではベストな選択ができたと思います。
ミキサー
ZOOM LiveTrak L-8 デジタルミキサー / レコーダー
8チャンネルのミキサーです。
最初、お勧めされたのは12チャンネルで、それがいいなと思ったのですが、やっぱりちょっと高い。
1.5倍くらいします。
数万円の差ですが、そのお金でマイクやマイクスタンドが買えます。
会場の大きさや、そこでやりたいライブの内容を考えると、12チャンネルまでなくてもいいと思い、少しチャンネル数の少ないものはないかと探したところ、こちらがちょうどいい感じなのでこれにしました。
こんなところもいいなと思いました。
・マルチトラックで録音ができる
・それぞれの演者さんに対して、個別に調整した音を返せる
・音源を指定しておいてそれを直接流せる
・設定を保存しておける
・マニュアルがわかりやすい
メーカーのサイトでマニュアルが公開されているので、じっくり読み込みましたが、とてもわかりやすいので、使いやすいはず。
ケースも買いました。
モニター用ヘッドフォン
SONY MDR-CD900ST 密閉型スタジオモニターヘッドホン
ライブ配信イベントを一緒にやっているFoolish Fishのギタリストで、PAもされる林さんから、定番と教えていただきました。
マイクスタンド
K&M 21020B(ST210/2B)
シンガーソングライターさんのおすすめでこれにしました。
頻繁に移動するわけではないけれど、マイクを使わない場合もあること、オーナーさんが他の用途でスペースを使われることもあるので、収納用のケースも買いました。
ケース、大事って思ってます。
マイクホルダー
MH2 マイクホルダー 有線マイク用
たぶん消耗品。
マイク
ここでマイクを発注し忘れたことに気がつきました。
てっきりカートに入れたと思っていたのに。
シュアーの58にする予定です。
Foolish Fishの林さん曰く、定番のマイクとのこと。
マイクケーブル
CANARE EC05B(XX) BLACK マイクケーブル 5m
ちょっと高いけれど、品質が確か、とのことで、シンガーソングライターさんのおすすめ。
長さは、配信卓と同じ場所にミキサーを設置することを考えて、5メートルにしました。
断線することもあるようで、消耗品と考えたほうがよさそうですが、検索していたらSoundHouseのサイトに、「マイクケーブルの作り方」という動画がありました。
娘が電機科なので、壊れたら直してもらおうと思います。
ギターケーブル
LC05 BLACK ギターケーブル シールド 5m
持ってくる人が多いけれど、忘れちゃう人もいる、とのことで、一本用意することに。
こちらも消耗品のようですが、マイクケーブルと同じく、SoundHouseのサイトに作り方がありました。
半田付け大好き女子の娘に見せたら、たぶんできる、と言われたので、こちらもそのうち作ってもらおうと思います。
(ワイヤーストリッパーについて、熱く語られました。便利らしい)
そのほかの音まわり
音については、あとはZOOM Q2nがあるので、ライブの内容によってはこちらも使います。
あとはプロジェクターとライティング機材を揃えたいところですが、とりあえずこれで、最低限、必要なものは発注しました。
マイクも買います。
これで、クラシックのピアノ演奏以外に、こんな編成のライブが可能になりました。
・アコースティックギターの弾き語り
・アコースティックギターのデュオ(コーラスありも可)
・キーボードでの弾き語り
・キーボードとギターの弾き語り(コーラスありも可)
・グランドピアノと歌
・カラオケ音源と歌
・カラオケ音源とギターやキーボードの弾き語り
スピーカーで音を出さないので、場合によってはエレキギターやエレキベースも可能かなと思います。
週明けに届くので、届いたら確認と、ミキサーの練習です。
使い方はマニュアルで一通り読みましたが、戸惑わないように覚える必要があります。