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【子育て】 多子世帯の風邪事情

長男(2020)と双子(2023)のいる暮らしについて「この世にたやすい子育てはない」をテーマに雑記しています。

家庭内パンデミックの発端は12/23であった.そこから2月の頭までの我が家の発熱事情をまとめてみた.

我が家ではとりあえず「育児記録」という夫と私がメンバーのライングループを作って
「次男 熱」「三男 カロナールあげた」「長男 嘔吐」

とかとりあえず書いている.それを参考に誰がいつ熱を出したか書き出してみると概ねこんな感じだった.

青が熱、水色は不調

ざっとみても子が3人熱がないのは7日くらいしかない.みんな毎回38度以上の熱が出ていて,鼻水・咳をして機嫌が悪かった.そういう状態だと,夜中も何度か起きるので,親は全然休めない.いつもは丈夫で気丈な長男も,今回の風邪は長引き酸素濃度が低く,常に機嫌が悪かった.

ちなみに全てコロナ・インフルは陰性.風邪という診断で対処療法しかなかった.座薬の解熱剤を入れるのが上手くなった.

もう家庭内パンデミックとしか言いようのない状態であり,我々夫婦も看病に疲労を滲ませ,閉塞感を感じていた.年末年始の12/28-1/5はもちろん保育園は休み.小児科はかろうじて近所の1件が1/30まで診察していたからよかったものの,結局大学病院にまで行った.

そして1月は私の場合,卒論・修論・期末テストの採点など締切の多い月でもあり, ついに月末にダウンした.普段風邪はほぼ引かないし,ひいても1日で治るのだが,今回ばかりは1週間も続いた.夕方16時をすぎると悪寒がして38度の熱が出るのを5日も繰り返したのだ.トホホ・・・

このパンデミックの最中,ダウンしなかった夫には盛大な拍手を送りたい.

これでは仕事を辞めて育児に専念する選択をする人がいるのも頷ける.我が家の場合は実家パワーや,夫婦の柔軟な勤務体系,協力的な保育園,ベビーシッターの利用支援など数々の支援があったからかろうじて乗り越えられたものの,それらがひとつでもなかったらと思うと戦慄する.

子育てしながら働きやすい社会になったとはいえ,こういう状況はどうやって乗り越えればいいんでしょうか….と頭を抱えてしまった.

ひとつの案は祝日も休まない選択肢があって,その分の休みもまとめて別に休めるようにすること.祝日の預け先は考える必要があるが,事前に計画はできる.

しかし,一縷の希望はこの家庭内パンデミックの最中,ほとんど全ての人から労う言葉しか貰わなかったことだ.

「母親が働いてるから…」「仕事も子育てもなんて贅沢なんだよ」
のような言葉をこの時期にくらっていたら,ダメージは絶大だったと思う.長い職業人生のたった数十日のことで,やっと掴んだ研究職を手放してしまう可能性すら出てきたかもしれない.

来年は「去年は大変だったねー」とのんきに言っていることを切に願う.

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すい|長男と双子を子育て中の研究者
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