【1日目】32歳独身女が失恋から立ち直るまで
何度経験しても失恋はつらい。
20代で失恋した時は、涙が延々と流れてきて呼吸するのもつらかったけど、30代はつらいはずなのに涙も出てこない。ただただ、無気力。
食べたい物も、やりたい事も何一つ浮かんでこない。空腹を一切感じないから、別れを切り出されてから１週間で体重が3kg落ちた。
つらーい。何もしたくなーい。生きていたくなーい。
今年の目標、プロポーズするって項目に入れてたんだけどな。てか、東京大神宮に行くと、必ず1週間以内に別れるジンクスが私の中であるんだが…
え、やばい。普通につらい。泣き・・・いや、涙出ねえ！！！
こんなことを何度か繰り返した後、それでも生きていかなきゃいけないから、もう失恋から立ち直るまでの過程をコンテンツ化してやることにした。
32歳独身女は果たして何日目に立ち直れるのか。私も興味ある。（つらい）
別れのきっかけは、彼が2週間のアメリカ旅行から帰って来る週末の予定を私が空けていなかったから。
私たちは、自分の生活を第一にして、会える時に会おうスタイルを採用していたはずなんだけど、彼からしたら「帰って来るってわかってるのに、ありえない」。
私からしたら「いつ帰ってくるか具体的に聞かされてなかったし、その週末は3ヶ月前から友人とサウナ旅行行くって決まってた」
・・・え、言葉にするとクソくだらな。
「久しぶりに会えると思ってたのに残念！これからちゃんとお互いスケジュール共有しようね！そしたら、来週会おっか！」で終わる話じゃないか？
それで終わらなかったのは、私がインフルになったり、彼がアメリカに行ったりと、1ヶ月会えてなかったことが大きな原因だと思うけど、
彼が別れを切り出した理由は、主に2つ。
① 彼の何に対しても否定する”ボケ”に私が乗ってこない
② 私の趣味が、読書、ドライブ、朝日を見に行く等、全部自分がやらないことである
以下、私の見解。
（注：話し合わずに終わってしまったので、私の一方的な意見）
①彼のボケに私が乗ってこない点について
「見て、可愛い野良猫いたよ」（写真を送る）
『俺、犬派やねん』
「山頂ついた〜！すごい景色きれい！」（写真を送る）
『俺、海派やねん』
「友達とArtbar来た！めちゃお洒落！」（写真を送る）
『うわ、こんな優雅な感じなんだ。俺絶対ムリだわ』
「友達と初詣来た、大吉！」（写真を送る）
『9割大吉って知らないの？』
「今度、このゴルフ観戦行かない？」
『行きたくはないかな、日本人しか出ないし』
全てこんな感じ。最初は悪態つく可愛いキャラとして受け入れてたけど、何言っても否定から入られるのに疲れてしまっていた。正直、面白さもわからないし。
②私の趣味について
いやいや、私の勝手ですがな！私がいつあなたに強要したよ？？と、思ったけど、彼からしたら
「俺なら絶対参加しない」
「人間としては尊敬できるけど、彼女としてはなんか違う」らしい。
不惑の40ってやつ？揺らぐことのない自分の基準で全てを判断する。自分は尊重してほしいけど、人のことは尊重したくない。そんな感じ。
おまけに「趣味も性格も価値観も全てが合わない」と付け加えられたもんだから、さすがにメンタルどん底に落ちたし、自分のこれまでの人生を疑った。
自分の生活を楽しんでる女性が素敵という価値観は間違っていたのか。本を読むということがマイナスに働くこともあるのか。
なんかもう全てが嫌になって、ここ1週間はピラティスも、英語の勉強も、読書も、何もかも一旦やめてみた。
なんなら、1年半やってきたドライブサークルもやめた。
これを機に意味のないインプット活動はやめて、本当に自分が大切だと思うことに時間を使うことにする。気づかせてくれてありがとう。
この①②に対し、私の見解を述べて話し合うことを何度か提案したものの、「それが合わないってこと」と一蹴されてしまった。
本当は会ってちゃんと話したかったけど、彼の「人は変わらないから、話しても意味ない」という気持ちが強すぎるので、もう彼のその考えを尊重することにする。
たった3ヶ月だけど、彼と付き合った感想は「1つでも自分の気に食わないことがあったら速攻切り捨てる。その姿勢が傷つくのを恐れているというか、人と向き合う覚悟がない人なんだなと思った」かな。
これを伝えたら、さすがに怒らせてしまったけど。
別れを切り出されたのは1週間前、その審議を通したのが今日で、気持ち的には1日目じゃなくて7日目だから、少しだけ慣れてきた。
失恋で苦しんでいるみんな、この曲を聴いて元気だそう。
ちなみに私はもう100回以上は聴いたよ。
Fuck you and your mom and your sister and your job
And your broke-ass car and that shit you call art
Fuck you and your friends that I’ll never see again
Everybody but your dog, you can all fuck off
あんたも、あんたの母親も、あんたの妹も、仕事も、ダサい車も、アートって呼んでるそのクソみたいなものも全部クソくらえ。
あんたの友達も二度と会うことはないだろうけど、あんたの犬以外、みんな消え失せな。
最後に、私が死んじゃうんじゃないかって、心配して一緒にいてくれる友人のみんな、本当にありがとう。