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【3日目】32歳独身女が失恋から立ち直るまで ~別れた日の振り返り~

思い出が美化されないよう、彼から送られてきた痛烈な言葉を定期的に見返しては、別れて正解!と自分に言い聞かせるも、勝手に一人傷心、を繰り返している。

「仕事でもないのに、お互いの気持を話し合ったところで、その先に何があんの?

話し合ってやっぱ別れないってことはないから、話し合う意味はない。友達としてならご飯行きたい

え、つらい。”話し合う”の手前である、”話し合いの場に参加する”すらも応じる気ないじゃんか。

てか、別れを切り出された日にも「元々予定してた15日はそのままご飯行こう。アメリカのお土産渡したいし」って言われたんだけど、マジでなに。困惑。

私のお土産リクエスト、本のしおりだぜ・・・?そんなに渡したいか?(彼が"読書が趣味な彼女は無理"ということをつゆ知らずリクエストしてた、死す。)

しかも、ちょー欲しいとかではなく、彼が「何か欲しいものある?」って聞いてくれたから、絞り出しただけであって。

彼と同じ中国人の男友達に質問したところ、

「可能如果按中国人的说法,要不还爱着,要不就是从来没爱过」
(中国人的に言ったら、「まだ愛している」か「そもそも愛していなかった」かのどちらかかな)

とのこと。

仮にこの二択だとしたら、間違いなく前者だと言い切れる。愛されていた実感はあるし、一度考えたことがあるんだけど、

・国籍目的→日本滞在歴15年、納税額も半端ないからいつでも帰化できる
・遊び目的→20代の女の子を選ぶ

というわけで、本命以外で私と付き合うメリット何にもないからな。自分で言って嬉しいようで悲しい。

結局1ヶ月ぶりの再会となるはずだった15日は、彼のお母さんが上海の実家で大火傷してしまい、彼が上海に帰ったため会えず。(写真送られてきたけど、本当に痛そうだった)

上海は以前住んでたから、東京から大阪行くような感覚で「明日、上海で会う時間ある?」って聞いたけど、わんこの面倒があるから翌日には日本帰るとのこと。

「リスケしよう」と言ったのは彼なのに、具体的な日時を提示してこないことにもモヤモヤしたし、私が何言っても受け止めもしないから、

もう友達としても会いたくないです。これまでのプレゼント代返金したいので銀行口座教えて下さい。」と送って、会わずに関係を終了することになった。

健気に彼と付き合って楽しかった点を具体的に述べ、感謝の気持ちで締めくくったからなのか、未だに銀行口座は送られてきてない。(苦笑)

彼のアメリカ旅行前に私がインフルになって暫く会えなくなったことも、彼のお母さんが火傷して会えなくなったのも、全てタイミング。

このうち1つでも発生してなかったら、また違う未来があった気もするけど、そういう運命だったのだと受け入れるしかない。

絶対に10分前には来るところとか、次の日早くても駅まで迎えに来てくれたりとか、変な中国語教えてくるところとか、飲み会の日は「今から帰るよ」って必ず連絡くれたりとか、野菜が一切食べられなくて全部私に食べさせてくるところか、すごく好きだったんだけどな。

「君は愛してくれない人を失ったに過ぎない。しかし、彼は愛してくれる人を失ったのだ。君は何を苦しまねばならないのか」

ドイツの哲学者 ニーチェのお言葉

いや、マジでそれ。

こんな真面目で向上心があって、素直に自分の気持を伝えられて、中国語もできる素敵な女性、あんまりいないからな!!

と、友人たちのおかげで思えるようになってきた。ありがとう。

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