残念だがそれも私だ。
最近ストグラを見るのが楽しみの一つである。
群像劇を見ているようで楽しい。
ストグラを見たり、用語集を調べたりしていてふと思ったことがある。
私自身、現実世界においては私という意識は1人分しかないが、ロールプレイという意味では活動する組織や関係性の中で自然とRPをしていて、ある意味別の人物になっている(演じている)んじゃないかと。
全く別の人物になっているわけではないし、好みや行動などが全然違うわけでもない、それでも自分がいる場所によって多少なりとも立ち振る舞いに違いは出ているような気がする。
というかそう考えると、前からふと感じていた感覚がしっくりくるというか腑に落ちるのだ。
その感覚というのは、別の世界線を移動しているような感覚。
まあ、側から見たらやべえことを言ってる人にしか思えないが、視点が切り替わるというかそういう感じだ。
そういう風に感じるのは、多分色んな組織で活動をしているということと、そのいずれでも担っている役割だとか立ち回り方が違うこと、ジャンルの広さや活動量の多さが理由になると思うのだ。
まあ、単に私の記憶力のなさによる継続性の消失みたいなところもあるかもしれないが……
それでもそういう考え方というか、見方、捉え方をしてみると面白い。
どれも私ではあるのだが、少しずつ違っていて、別の私が同時に存在しているかのような気になる。
劇的にキャラ変しているとか、設定をめちゃくちゃ変えているわけでもなくあくまで地続きの中で感覚的にこうだよな、という話ではあるが。
私は私だ!
などと今さら自我の強さを殊更叫ぶわけでもないので
私というものがちょっとずつそこかしこに点在しているというのがなんか面白い。