ロジカルライティング研修で、リモート下のコミュニケーションの質を全社で高める
エンジニア採用とエンジニア組織支援が得意な会社、Findyの社長室にて、事業と組織を拡大するため日々走り回っている河島です。
Findyではロジカルライティングの研修を全社向けに行っています。
講師は弊社CEO山田さんBCG時代の同期で、”できる”元戦略コンサルの佐藤りえさんこと、さとりえさん。(独立しており、ホームページはこちら)
山田さんからのお願いでもあり、Findy用にカスタマイズして本格的な研修プログラムを作っていただいています!
こんな人におすすめな記事
・ロジカルライティングをどうビジネスに活かすか興味がある
・スタートアップ規模で全体研修にどう投資するか興味がある
規模が小さくリソースも逼迫してるスタートアップ企業で、ロジカル・ライティング研修を全社でなぜ行うのか
端的に言うと、、、
・エンジニア採用/組織分野で結果を出すのは時間がかかる
・Findyに在籍したメンバーにとってその期間を特別な成長の場にしたい
・自分で学ぶ姿勢を磨き、社内外で活躍する人財になってほしい
こちらについて、CEO山田さんが「ビジネスパーソンに必須のロジカルライティング研修にFindyが力を入れる理由」という記事をnoteで公開してます。
https://note.com/yuichiro826/n/n3bd419b52a87
ロジカル・ライティングとは
読み手に正しく内容を伝えることが目的になります。
なぜ大事か
・相手に自分の伝えたいことが正しく速く伝わる
・自身の情報整理が上手く速くなる
伝わり易い文書は、読み手の読む時間を効率化し、手戻りがなくなるので仕事のスピードも質も上がります。リモート下の仕事はテキストコミュニケーションが大事になるので、全社で取り組むことはおすすめです!
自分にとっても相手にとっても良い。これが全社でできるとシンプルにビジネスの質とスピードが上がります。
あなたの文章、伝わってますか?
・出席できなかった会議の議事録、単なるTo Doの羅列リストになってて、どんな議論が行われたのか分からない
・週報の気付き/わかったことの部分、色々書いてあるけど、結局何が伝えたいのだろう
・全社定例資料、数字の羅列で、目がチカチカする
・全社定例資料、その部署独自の用語・略語頻発で、暗号文書みたい。もちろん解読不可能
・メールの文章が長すぎて読みにくい
メールやテキストで伝えているのに、電話で同じ内容を話す。
書いてあることを皆で確認する会議。
正しく伝わらず、作業に手戻りが発生する・・・
こういう経験皆さんもあるのではないでしょうか
さとりえ式ロジカルライティングの重要な5要素+1
一番大事なことは、
何を伝えたいか、そして、伝えた相手にどういう行動を求めているか
そこが明確である上で、予めフォーマットに沿って書くとまとまりのある文章になり、伝わり易い文章になります。
文章を書く前に「目的」と「問い」を明確にする
「目的」と「問い」が、曖昧 or 間違っているまま文章を書くと、読み手は文章を読んだ後に、書き手が望む行動をとってくれない可能性があります。
あくまで目的達成のために書くので、ここがブレていると伝わるものも伝わらなくなります。
お作法(フォーマット)
「目的」と「問い」が明確になったら、あとはフォーマットに沿ってメモをしていきましょう。
議事録のケース
こんな感じで予めフォーマットを決め、ミーティング前に頭を整理しましょう。(後述しますが、社内のみなら、To Doと詳細のみでOK)
これは、私のやり方も入っていますが、ミーティング前に日時、参加者、議題、目的を書きます。
あとは、ミーティングが始まったらメモ開始
箇条書きで「詳細」欄に書き続け、これは大事だと思ったら、太字にしたり、To Doだと思ったら、XX (河島 todo)とか、あとでわかるようにメモします。
会話が一段絡していたり、既に知っている話でメモがいらない時は、話半分聞きながら、要旨やToDoを作り始めます。
会議の最後か直後にTo Doを揃える
上記のようにメモをしていると、会議の最後か直後に、
「あ、最後に次のTo Doだけ確認いいですか?簡単に書いたので、メッセージ欄に貼りますね」
って伝えて、そのまま指差し確認できます。
#To Do
・誰がいつまでに何する
・次のミーティングはXX
これをミーティング後にゆっくりやるか、すぐやるかで、時間に大きな違いがあります。(あと、できるやつ感でます笑)
話したことをテキスト化してすぐ発信する習慣
対外部であれば、体裁・フォーマットは気にしたほうがいいですが、対内部であればとにかく鮮度が命。
簡単でも内容箇条書きでまとめて、次のアクションをミーティング直後に関係者に送ると感謝されるって話を過去にnoteで書いてます〜
話したことをテキスト化してすぐ発信する習慣
内輪のミーティングだったら、To Doと詳細メモの2つの項目で良いです。
そして、とにかくスピードが大事。
続けるこつは、quick & dirtyで、その場でメモし、終わった直後に送信する。情報鮮度は何よりも早いほうがいいので、ミーティング直後で、簡単に話した内容がわかり、次のアクションがわかってればいい。
アウトプット思考が身につく
誰かに共有することを前提にミーティングに参加したり、話を聞くので、常に誰に何を共有しようか考えながらメモを取ることになります。
そのため、アウトプットを意識して、箇条書きでメモとったり、To Doとかタグ付けたり、思考しながら人の話を聞いたり話す訓練になります。
これはとにかくどれだけの数のミーティングでアウトプット意識しながらメモを取ってきたかの経験値が如実に出ます。
自分とチームのために形式知の徹底ができる会社になろう
その場でまとめる能力、整理する力は、どんな会社でも必要になるので、ロジカルライティングを鍛えることはプラスしかないです。
どういうフェーズで自分が何を考え、何をしてきたかをドキュメントに残すことは、自身のキャリアの記録になり、また、新しく入った方のオンボーディングにも役立ちます。
チェックリストでも箇条書きからでも、自分のしてきたこと・感じていることをメモ&共有してみるのはいかがでしょう?
これができると、自分とチームが強くなり、そして、すぐにまとめる力がつくことで、自分の時間が生まれ、それを読んだチームの時間が生まれます!
ロジカルライティング力、今後もFindyは力入れていきます!!
以上、いかがでしたでしょうか?ぜひぜひ、こんなFindyで働いてみたいという方はお気軽にご連絡ください!!
https://careers.findy.co.jp/