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海外で住むために必要な英語力はどのくらい?

海外で生活するために必要な英語力は、渡航先の国や目的、仕事の内容によって異なりますが、一般的な目安を紹介したいと思います。



1. 日常生活を送るための英語力

基本的な日常会話ができ、買い物、レストランでの注文、公共交通機関の利用など、生活に必要なコミュニケーションが取れるレベル。

CEFRレベル目安

A2〜B1程度

TOEIC目安

約225点〜785点

IELTS目安

約3.5〜5.0

TOEFL目安

約42〜94点


具体的なスキル

簡単なフレーズや文章を理解し、使用できる。
自分の身の回りのことや基本的なニーズを表現できる。
ゆっくり話してもらえれば、会話の概要を理解できる。


2. 仕事で英語を使用する場合

専門的な話題について流暢に話せ、複雑な文章も理解できるレベル。会議やプレゼンテーション、ビジネスメールのやり取りが可能。

CEFRレベル目安

B2〜C1程度

TOEIC目安

約785点〜990点

IELTS目安

約5.5〜8.0

TOEFL目安

約95〜120点


具体的なスキル

技術的な議論や交渉に参加できる。
長文の専門的な文章を読み解き、作成できる。
異なるアクセントや速さの英語でも理解できる。


3. 高度な専門職やリーダーシップポジションの場合

ネイティブスピーカーに近い流暢さと正確さを持ち、微妙なニュアンスや慣用表現も理解・使用できるレベル。

CEFRレベル目安

B2〜C1程度

TOEIC目安

約785点〜990点

IELTS目安

約5.5〜8.0

TOEFL目安

約95〜120点


具体的なスキル

複雑な議論や交渉をリードできる。
文化的な背景やユーモアも理解できる。
高度な文章や報告書を作成し、プレゼンテーションができる。


デザイナーとしての英語力

ポートフォリオ作成・プレゼンテーション

自分の作品やアイデアを的確に伝えるため、B2レベル以上が望ましい。

クライアントとのコミュニケーション

要望を正確に理解し、提案するためにB2〜C1レベルが推奨される。

チームでの協働

国際的なチームで働く場合、スムーズな意思疎通が求められるため、B2レベル以上が理想的。



その他の考慮事項

①行く国による違い

英語圏の国(アメリカ、イギリス、オーストラリアなど)
ある程度高い英語力があった方が良いに越したことはないが、英語力がなくても住む分には問題ない場合も。

非英語圏でも英語が通じる国(オランダ、北欧諸国、シンガポールなど)
英語での生活が比較的容易。そこまで高い英語力は必要ない。

現地語が主流の国(フランス、スペイン、日本など)
英語だけでは難しい場合もあるので、現地語の習得が望ましい。


②文化的な適応

言語だけでなく、ビジネスマナーや文化的背景の理解も重要。

③英語以外の言語

場合によっては、英語よりも現地語(スペイン語、フランス語など)の方が役立つこともある。





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