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政治に失望した人の選択肢 自民・立憲がダメなら第三極

選挙が近いが、気持ちよく投票できる人は少数派だろう。
消去法で選ぶ人が多いと思う。

主要な政党(自民・立憲・公明・共産・維新)であれば消去法で自民となるのがこれまでであった。
今回も「消去法で自民」という人が多いだろう。

なんだかんだで政治を任せるとしたら現状は自民党しかない。
立憲民主党、「野田氏はわりとまとも」と思っている人が多いが、私はそう思っていない。
絶対にしてはいけない「女系」天皇についてはこのところ発言していないようだが、10月1日、党のネット番組で
「女性皇族の配偶者と子を皇族に」「男系の女性天皇に持っていく」
なんておっしゃったようだ。

「女系」天皇について言わなくなったところは若干の変化があるが、まず「女性皇族の配偶者と子を皇族に」について、これは前例がなく、1500年以上続いてきた皇室を危うすくるもので、してはいけないことだ。

女性皇族の結婚相手が「皇統に属する男子」であればありえなくないが、そうではない男性を皇族にしてしまえば皇室の乗っ取りが可能となってしまう。
何より1500年以上守られてきたものを壊すことになる。

また「男系の女性天皇に持っていく」であるが、男系の女性天皇は前例があるし、絶対にダメではない。
だが以前述べたように、あくまで「中継ぎ」である。
弓削道鏡事件のように皇位簒奪の危険もあり、なるべく避けられてきた。
何より万が一のときは(実は普段もだが)国を背負う立場となるので、妊娠・出産を考えると負担が大きいということもあると思う。

皇位継承で大切なのは「政争にしないこと」と「1500年以上守られてきた皇統の護持(男系継承)」である。
「女性天皇誕生」を目的とするのは本筋から外れている。

建国以来の歴史がある皇室の問題と近年のジェンダー平等思想は無関係である。
なんでも「ジェンダー平等」で見てはいけない。
「平等」は大事なことではあるが、完全な平等はないのだ。
いろいろな差がある中で、どのように皆が安全に豊かに暮らせるかが重要なのだ。

建国以来、男系継承で皇統を守ってきたことには意味がる。
無用な争いを避けるためであり、皇室を日本の根幹とし、普段は別の者が天皇に代わって国を治める(政治をする)が、戦乱やクーデターで政府が機能しなくなったとき、国を救えるのは天皇なのだ。

話が逸れたので戻す。
自民と立憲、皇位継承だけでなく、経済・国防・エネルギーを考えても自民のほうがマシだろう。
自民も立憲も選挙前に増税は言わないだろうが、選挙後は怪しい。
国防、どちらも怪しいが、自民のほうがマシである。立憲は左翼思想が強く、やはり危険である。

マシなのは自民であるが、今の体制だと経済・国防・皇位継承・エネルギー、やはりどれを取っても危うい。
少し軌道修正というか持論の封印が見られるが、どこまで信じて良いものかわからない。

何より、自民党政権が長すぎ、選択肢がないことが日本の停滞の原因のひとつである。
自民党以外に政権を取れる党がないゆえ競争原理が働かず、政策などもいい加減なところがある。

自民が絶望とするなら立憲は地獄。
ではどうするか。
公明は自民と同じ。共産はもっと地獄である。
となると維新であるが、政策を見ると積極的に支持しずらい。
首相公選制、同性婚、選択的夫婦別姓など賛成できないものも多い。
経済と国防は悪くないが、それ以外は自民党より左寄りに見える。

それ以外の第三極、少数政党として国民民主党・NHK党・参政党・(まだ政治団体だが)日本保守党がある。

申し訳ないがれいわ組と社民党は安全保障政策で論外である。
共産もそうであるが、防衛力の強化を否定し、対話のみで平和を保つというような主張をしている。
敵は対話など無視して攻めてくるのだ。
物理的な力を備えていなければ我々は他国に蹂躙される。
男は殺されるか奴隷となり、女は犯されるだろう。

日本にはまともな野党が必要である。
立憲民主党は申し訳ないが今のところまともではない。
変わってくれることを期待するが、望み薄だろう。

個人的には維新・国民民主・日本保守党の3つに注目している。
NHK党・参政党もダメとは思わないが、いつか政権を取ろうとしているように見えないのだ。

自民はダメだけど立憲はもっとダメ。
それなら第三極である。
維新・国民民主・日本保守党のいずれか。
自民党以外の政権を担える政党が必要である。
今はまだ無理だが、少しずつ力をつけることを期待して見てみると楽しいかもしれない。

#解散総選挙 #絶望 #第三極 #少数政党 #新興勢力 #日本保守党

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