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【選挙も終盤】焦る自民公明、ほくそ笑む立憲民主、そして核抑止

選挙戦も終盤。
情勢調査で自民・公明でも過半数割れなんて流れている。
石破総裁、「悪夢の民主党政権」と言ったとか。
事実だけど、あなたが言うのかという感じ。焦っているのかなと想像する。

公明党も石井代表が危ないとか。
いろいろと流れてくる。

議席大幅増と予想されている立憲民主党。
政策を見ると経済はデフレ政策を掲げており、各方面から突っ込まれているが、議席を増やすと言われている。
みんな「政治とカネ」しか見ていないのかい?
自民党が嫌だからと立憲民主に入れても良いことはないと思うのだが。
デフレ政策を掲げる政党は世界初ではないかと言われている。

「デフレ(物価下落)は良くないことだ」と言われても、理解できない人が多いだろう。
物価が下がるということは値段を下げないと商品・サービスが売れないということだ。
つまり景気が悪いということ。

低価格競争になれば企業はコストカットを考える。
当然、人件費も削ろうとする。設備投資も減らす。
すると賃金は上がらなくなり、失業も増える。
設備投資をしなければ生産性や商品・サービスの質は上がらず、国際競争力も下がる。

これがデフレスパイラル、負の循環である。
立憲民主に政権を渡すと経済が落ち込むだろう。

そして外交安保。
昨今の世論の変化を受け、若干現実的な路線にシフトしているが、憲法の自衛隊明記にすら慎重姿勢であり、かなり不安がある。
もともと左翼的思想が強く、防衛力強化にも否定的な議員も少なくない。

何より1500年以上続いた国体を壊そうという野田立憲民主党に勝たれては困る。

早まるな。自民党が嫌なら維新・国民民主・日本保守党などがある。
#比例は日本保守党
よろしくお願いします。

維新は苦戦、国民民主は躍進すると言われる。
国民民主は「躍進か」と伝わった途端「国民民主党に騙されるな」というワードがトレンド入りした。
大変ですなあ。

「苦戦」と伝わると「やばい!応援しろ!」となり、「好調」と伝わると出る杭を打つような動きが出る。

自民公明で過半数割れ、うれしいような、そうでないような。
石破おろしが起こる可能性もある。

自民党がずっと政権を担う状態は好ましくないのだが、他に任せられる政党がない。
立憲民主党はダメ。
維新・国民民主党はまともな野党ではあるが、政権を任せられるかと言われると、「うーん」となる。

仮に自民公明で過半数を割っても大混乱はしないと思うが、ガタガタするだろう。
朝鮮半島や台湾、そして領空侵犯など、穏やかでないことがいつ起こるかわからない。

核の議論もタブーでなくなってきており、選挙戦で訴えたらおもしろいと思うのだが、もう終盤となってしまった。
経済はもちろん、核や憲法など、真剣に考えるべきことなのだが、それどころではない雰囲気である。

核共有、可能なら賛成だ。
あとは非核三原則の見直し。
「持ち込ませず」は削るか文言を変えるべきだ。
現実は核を搭載したアメリカの艦船が日本領内に入っていると言われている。
非核2.5原則という言い方もある。

中国にはロケット軍というのがあり、中距離ミサイルをたくさん持っている。
最近、習近平が視察したらしい。

習近平主席、グアム射程のミサイル「東風26」視察か 台湾戦略で核重視鮮明に(産経新聞)
https://www.sankei.com/article/20241023-X3Q4JBZGCJOSXPVD2TU4VFWKN4/

中国は核を増やしており、ロシアと中国の核を足すとアメリカの核を数では上回る。

これをどうするのか。
かつてアメリカとソ連は核をそれぞれ1万発以上持っていたが、互いに減らそうと合意し、今はそれぞれ5000発ほどとなっている。
理由は、お金がかかるから。
核は時間が経つと「腐る」と言われており、更新が必要なのだ。
「こんなにあってもしょうがないし、お互い減らそうや」と減らしたのだ。

しかし、中国が増やしているので、この均衡が崩れる。
中国にやめさせるか、こちらが増やすか。
中国にストップをかけられないのなら、こちらが増やすしかない。
アメリカに任せるのか、どこかの国が新しく持つか。

核保有はかなりハードルが高い。
安倍晋三さんはネット番組で「不可能に近い」と言っていた。それで「核シェア」と言ったそうだ。
石破首相も核共有に言及している。
維新と国民民主も核の議論は否定していない。
参政党、日本保守党は前向きだ。

核はタブーではなくなった。

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