見出し画像

9月9日深夜の放送分

(ラジオ日本 全米トップ40 the80’s Deluxe Edition を語る)
 
  
 この日は1980年のチャート(1980年8月30日付)。
 
 第40位の『曲かけ』はジャーメイン・ジャクソン。
 40位の『曲かけ』のあとはいつも、その年にあったちょっとした出来事を矢口さんが少々コミカルに紹介するのだが、40年前の1980年はドラえもんの映画第1作『のび太の恐竜』が公開されたとのこと。観に行った記憶があります。今年は第40作『のび太の新恐竜』とのこと。観に行きませんでした。
  
 それからチャート読み上げで、なんと21位までの間に『曲かけ』はなし。通常は40位の曲をかけたあと、39~21位の間に1曲かけるのだが。まぁ官僚じゃないので慣例にはこだわっていないが、21位までにかかってほしい曲が数曲入っていた。もっとも、ここで曲をかけないからといって番組が短くなるわけじゃなく、その分上位の曲が多くかかったり矢口さんがしゃべったりするわけだから構わないのだが。
 
 それから『レターズ』のコーナーがあり、映画の内容で矢口さんは「もぎり」の説明をしていた。「もぎり」で説明が必要なら、「B面」も説明が必要だろう。
 
 20位~11位のチャート読み上げは14位で止まって、ビリー・ジョエルの「ロックンロールが最高さ」を『曲かけ』。その曲をフェイドアウト気味にお便り紹介に続き、輸入盤の話になる。お便りした方は、この曲の入る『グラスハウス』を初めて輸入盤で買ったとのこと。矢口さんは、輸入盤は音が悪いのでほとんど手を出さないと続けていたが、ぼくもそれはよく分かる。ずっと前にディランの『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』買って、針飛びがひどくて1回もまともに聴けなかった。それ以降輸入盤はほとんど買っていない。
 12位も『曲かけ』で、ベニー・マードーンズ。矢口さんは好きだったようで、このアーティストの追悼文をブログに書いている。
 
 初登場曲の紹介のあと、10位~6位のチャート紹介。
 
 そしてアルバムトップ10。このコーナーは1位のアルバムの曲がバックに流れるのだが、ストーンズのダンス(パート1)が流れる。キースがインストにしようと主張してミックと大喧嘩した曲だ。ダンスがバックに流れるということは、この週ナンバー1はストーンズ『エモーショナル・レスキュー』ということになる。
 このアルバムは2ヶ月近く1位に居座った。大ヒットアルバムと言われることはあっても、大傑作とは言われないアルバムだ。
 
 そして5位~2位のチャート紹介。最後に1位の紹介。クリストファー・クロスのセイリング。
 
 この日のナンバー1ソング曲紹介は、感傷的なものだった。矢口さんはクリストファー・クロスを語るときはいつも感傷的な内容になる。なんとなく分かるような気がするけど……。
 
 このチャートは、番組のブログで確認できます。シングルはトップ40、アルバムはトップ10が載っています。
(その下の画像はアルバムチャート1位の『エモーショナル・レスキュー』。シングル「エモーショナル・レスキュー」はこの週4位)



エモーショナル (2)


いいなと思ったら応援しよう!

曠野すぐり
書き物が好きな人間なので、リアクションはどれも捻ったお礼文ですが、本心は素直にうれしいです。具体的に頂き物がある「サポート」だけは真面目に書こうと思いましたが、すみません、やはり捻ってあります。でも本心は、心から感謝しています。