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第72回黒鷲旗観戦記録

大型連休も終わり、仕事にも身が入らず、自堕落な生活を送ってしまっている私ですこんにちは。今くらいは許してほしい。皆さんはいかがお過ごしですか?仕事してる皆さん、本当に偉い👏(?)
ウニャウニャしてたらファン感まで終わってしまった。早く書きなさい。はい。

さて、今回はタイトルの通り黒鷲について書いていきます。
この大会は私にとってとても特別な大会になったのでどういう風に記録に残そうか迷ったんですが、変に意識しちゃうと何から書くべきかわからなくなっちゃうな〜となったので、ひとまず振り返りは普段通りにしていこうかなと思います!
推しのことについてはまた別に記事書きます。多分書きたいことが溢れて信じられないくらいの長さになると思うので(自らハードルを上げていくスタイル)


グループ戦組分けと対戦日程

まずはグループ戦!
出場する16チームが4グループに分けられて総当たり戦を行い、それぞれの上位2チームが決勝トーナメントに進出します。テクトくんのグループはこちら。

グループC
・JTサンダース広島
・ジェイテクトSTINGS
・アイシンティルマーレ
・近畿大学

今大会はSVリーグ前ということもあるのか、V1チームからの参加が例年より少なく6チームとなりましたがしっかり2チームいるグループに入るっていうね。
去年もなかなかなラインナップだったし、テクトくんってそういう運命なのかな?対戦日程は以下の通りです。

5/1(水) 🆚アイシンティルマーレ
開始時間11:00
5/2(木) 🆚近畿大学       
開始時間10:00
5/3(金) 🆚JTサンダース広島    
開始時間14:30

まあ兎にも角にもこの中で2勝すればひとまず決勝トーナメントには上がれるわけですから、メンバーギリギリで厳しいところですが何とか頑張ってもらわないとということで。

いや、そう。メンバーがギリギリすぎなんですよ
テクトは代表候補の選手も多く、もし全員が代表合宿に呼ばれていたとしたらリベロいない、という危機に陥るくらい人がいなくて。
黒鷲旗は大会の特性上最大で6日間連続での試合になります。ましてや今季からはグループ戦から5セットマッチというタフっぷり。
正直不安を覚えながらグループ戦を迎えたので、当日和幸くんと豪ちゃんがいてくれたことに心底ホッとしてしまいました。(もちろん代表合宿に呼ばれてほしい気持ちもありましたけど、結果としてはいてくれて本当によかったです。ありがとう。ごめんね。)

さあうだうだ言ってないでまずは1日目から振り返っていきましょう。グループ戦はサクッと簡単な所感のみで失礼します!

5/1 🆚アイシンティルマーレ

セットカウント3-1 WIN!
(25-19)(26-28)(25-17)(25-23)
スタメン(敬称略):藤中、福山、ラオ、河東、藤原、都築、L高橋

藤原くんスタメン!と仁くん!中大コンビ
リーグからはやっぱりガラッとチームが変わる印象ですよね。
どうなるだろうとワクワクしてたのですが、相手も中大OBが多いからなのか直前に練習試合をしてたからなのか、結構苦しんだ印象でした…
正直なところ連戦が続く中での大事な初戦はストレートで勝ちたかった…!
アイシンもV2リーグで見たことありますが上手い印象がありましたし、粘り強くてなかなか落ちなかったりと、こっちにストレスのかかる感じの試合内容だったのかなあと。(帳票もないしだいぶ日も経ってるのでぼんやりした記憶で書いてますすみません)

仁くんのプレー見れるのはいつだって嬉しい

でもでも、何はともあれ1勝目!☝️試合前に本間さんがチームに声をかけてくれてたのを見かけてましたし、きっと応援してくれてたんじゃないかなと思うので勝ててよかった!
(超余談ですが臙脂色に身を包んだ本間さん、さらに若返ってません?生徒に混じって試合出ても遜色ないと思うごめんなさい怒らないで)

次の相手は近畿大学、しかも1試合目なので、みなさんゆっくり休んでね、の気持ちでした。

5/2🆚近畿大学

セットカウント3-0 WIN!
(25-19)(25-19)(25-16)
スタメン(敬称略):藤中、手塚、ラオ、河東、村山、都築、L高橋

無事ストレート勝利!よかった!
繰り返しになりますがメンバーギリギリなので選手を入れ替えながらの試合運び。
最終セットはなんかもう誰がどのポジション!?みたいになってませんでした?
いや、道井くんがOPだっただけなんですけど、多分笑
あれぶっつけ本番だったのかな?ローテ怪しかったけど何とかなってよかったです😂

岩本くんと道井くんはリーグではずっとベンチアウトだったので、黒鷲旗で出場する機会があってよかったのかな、と思います(本来のポジションじゃないのは置いといて)。そりゃ出たいよね。選手ってそういうものだと思うので。若干不安もありましたが、リザーブ含めみんな楽しそうでよかった笑

楽しそうなリザーブ

ここからは余談ですが、3試合目のイエスタ駿台戦がとんでもなくてめちゃくちゃ面白かったです。高校生のレベルで試合してなかったね。大人顔負け。
でもイエスタもV2優勝チームの意地を見せてくれたのですんごい試合でした!こういうのがあるから黒鷲って面白いんだよな、と思って見てました(推しチームじゃないからこんなこと言える)

さて、これで2勝できたのでひとまず決勝トーナメント進出決定!残るは順位決めですね。
順位によって入る山が変わってくるのですが、正直今回はどこに入っても苦しい戦いになりそうな予感はしていたので、できることなら勝って勢いをつけて欲しい!と思ってました。
JTにはリーグでは負け越してますが、外人選手をお互いに欠いている状態なのでどうなるかはわからない!はず!

5/3🆚JTサンダース広島

セットカウント1-3 LOSE…
(20-25)(25-21)(21-25)(21-25)
スタメン(敬称略):藤中、手塚、福山、河東、村山、都築、L高橋

ん〜…ちょっとしんどい感じの負け方だったと記憶してます。なんかもう見ながら泣いてて何が何だかわからなかった。隣のコートで堺と東レが白熱の試合を繰り広げていたことも相まって、気持ちはだいぶ落ち込みました。
試合後ずっと横で泣いててごめんねフォロワー…困らせちゃったよね、でも隣にいてくれてありがとうね。

取れた2セット目はとてもよかったんです。雰囲気もプレーもすごく。あのプレーを持続できればよかったんですが、ここにきて人手不足が響いてきます。
まさかの仁くん途中離脱。なんで今なんだろうってすごく思いました。神様って本当に意地悪だよ。
でもきっと、リーグでなかなか出番がなかったところからのこの黒鷲での連戦というのは、ただでさえ身体に蓄積している疲れだったり不具合が、一気に襲ってくるくらい負荷がかかるものなんだと想像できます。本人が1番悔しかったよね。自分を責めないで欲しいと思います。
大さんも連日出場でなかなかしんどそうでしたし、これまでの試合で嫌な予感はしてたのですが、この試合で秦くんも不調であることを確信しました。

試合内容はあんまり覚えてないのですが、この日1つだけ本当に印象に残ったことがあるのでここに記しておきます。

チームの状況が苦しくなってきた頃、秦くんが念入りにアップしてる姿が目に入りました。TO中も明らかにアピールしてると感じることができるくらいに。
相手のサーブに苦しめられて、なかなかサイドアウトが切れなくなった時、秦くんがリザーブエリアから出て、酒井コーチに何か話をしに行っていました。

その後少しして、大さんがバックローテのタイミングで秦くんと交代しました。
出てきた時私の聞き間違いじゃなければ、

「やったぜ!やっと出番だ!」

って、とても嬉しそうに、笑顔でコートインしたんです。

あ〜〜〜〜やばいこれ思い出すだけでめちゃくちゃ泣きそうになるんですけど、その後やっぱりBAの助走に入らなかったりバックローだけの交代なのを見て、絶対跳べないやつだって確信して、それでも苦しい状況を打破したいと、チームのために何かしたいと、(おそらく)コーチに直談判しに行って、コートに入って明るく振る舞っている秦くんを見てしまったらもうそこから涙が止まんなくて。

そこからちゃんと自分の仕事もこなしてくれて、それが劇的にチームの状況を変えられたわけじゃなかったとしても確かにチームは息を吹き返した部分があったと思うんです。もう、ありがとうしか言えなかった。

サント時代なかなか出番に恵まれなくて悔しい思いをしてるからこそ、テクトで確かな貢献をして出場機会を得たからこそ、本人なりに何か感じる部分があったんだろうし無理を押してまで何かしたいと行動してくれることが、何よりすごくありがたいことですよね。

前から思ってましたがより一層秦くんがテクトにきてくれて本当によかったと思いました。心から感謝を伝えたい。これ多分一生語っていくと思います。
苦しい負け方をしてしまったけれど、今思い返すとこの試合もチームにとってとても大事な試合の1つだったと感じることができます。結果論だけどね。

思いが溢れすぎてすでに長くなっちゃった。けどもうこのまま決勝トーナメントまで書きます。バカ長いかもだけど許してね。暇つぶしにどうぞ。

さて、そんなこんなでグループ戦の結果は2勝1敗で2位通過となりました。
その後の全試合を経て、決勝トーナメント初戦の相手は堺ブレイザーズに決定。

5/4🆚堺ブレイザーズ 準々決勝

堺はリーグ戦からほとんどメンバーが変わっておらず、外国人選手も残っているのにたいしてテクトはただでさえ人手不足なのに怪我人続出、疲労困憊。正直言うと、かなり絶望的でした。
リーグでも負け越していますし、きっとほとんどの人が堺が勝つと予想してたとおもいます。
勝って欲しい気持ちは誰にも負けないくらいありましたが、私は理想だけで勝てる!って言えるほど強い人間でもなくて、前日から終わってほしくない、ってことあるごとに泣いてました。いい大人が。
本当いい加減にしたいこの涙脆さ。でも今回ばかりは許して欲しい。だってこの大会は特別だから。
一分一秒でも長く、バレーをしてる推しが見たかったから。

もうほんとに私はどうなってもいいから勝ってくれって、すがるような思いでした。力の限り応援しました。ハリセンで叩いた膝があざだらけでした。

結果は

セットカウント3-2  BIG WIN…!!!
(22-25)(25-23)(31-29)(22-25)(15-13)
B表

スタメン(敬称略):藤中、手塚、福山、河東、村山、藤原、L高橋

JVAオフィシャル

2セット目の時点でなんかもう前が見えなかったな。比喩とかじゃなくてずっと泣いてました。どんだけ泣くねん。

泣くだろこんなの!

3セット目の息が詰まるような試合運びは本当に苦しかったし、何回か主審に詰め寄りたくなったこともあったけど、本当に本当にみんなで掴んだ最高の勝利でした。
大好きで大好きで大好きで、ずっと胸がいっぱいだったなあ。

私他チームファンのフォロワーがそれなりにいるんですけど、試合後そのフォロワーたちみんながおめでとう!って声かけてくれてそれも本当に嬉しかったです、ありがとうみんなが大好きだ。
お友達ともやったね!明日もあるね!最高だね!って言い合って間違いなく幸せの絶頂でした😂

最後決めてくれた藤原くん

前日のしんどい負けを感じさせないくらいみんなの勝ちたい気持ちが伝わってきました。
堺のみんなも本当に良かったと思うので、1セット目取れなかった時は胃が握りつぶされてる気分でした。
特に3セット目がこの試合の勝敗を分ける要因になったのかなと思います。
豪ちゃんのブロックがすごかった。汰一くんのスパイクも全然止まらなかったし、優斗くんも大さんも連戦で大変な中疲れを感じさせない玄人っぷりで、藤原くんもぶっつけのOPで絶対難しかったはずなのに役割を全うしてくれました。
秦くんだってまだきっと万全じゃなかったのに、前衛含めて要所でとてもいい仕事をしてくれました。和幸くんの神ディグ連発だった。
苦しいデュースを制したのは祐大くんのSA、最高の形でセットを取れたことも最高の雰囲気を作れた理由の一つだと思います。強気のトスワークも格好良かった。

リザーブからの声掛けも最高だったよね。みんなのここで終わらせないっていう強い気持ちが堺の選手たちより少しだけ強かったんだと思います。
試合結果がそれを物語ってるのかなと。

勝てないと思って泣いてた私を許してほしい。勝ってくれて本当にありがとう。
全員が全員輝いてました。大好きだ。
苦しい中でもこういう試合を見せてくれるのがジェイテクトSTINGSなんだよな、と改めて痛感しました。だからすきなんだ。

うーん語彙力。
でもしょうがないよね!笑
とにかく嬉しくて嬉しくてウキウキでした!ほんと年甲斐もなく飛び跳ねて喜びました🤣

まあそんなこんなでジェイテクトSTINGSベスト4!めでたすぎるね👏

いよいよセンターコートになる準決勝の相手はパナソニックパンサーズ。
今季も代表選手が多く所属していてリーグとはガラッとメンバーが変わってましたが、若手の勢いとベテランの巧さと落ち着きがうまく合わさってる感じで、正直未知数な相手。
疲労困憊満身創痍なのも変わらないので、準々決勝の大熱戦でのダメージが蓄積してる可能性も否めませんでした。
でもこのままの勢いで行けたら勝てないことない!ってちょっとポジティブに思えてたんだけど。

でも現実ってやっぱりそんな甘くないんですよね。

5/5 🆚パナソニックパンサーズ 準決勝

セットカウント0-3
(20-25)(20-25)(20-25)
B表

スタメン(敬称略):藤中、手塚、福山、河東、村山、藤原、L高橋

JVAオフィシャル

終わってほしくなかった。
どうせなら1分1秒でも長く続いて欲しかった。
結果はあえなくストレート負け。
パナの若手の勢いを全然止められなかったし、ベテランの巧さに翻弄されて、自分たちのプレーも思うようにいかなくなっていった印象でした。

でも不思議と涙はあんまり出なくて、淡々と進んでいく試合を冷静に見てる自分がいました。
冷静だったけど、今までで1番声出したと思う。選手に届いてなかったとしても関係ないって、私も最後まで全力出そうって思ったので、それができました。

だって推しが笑顔だったから。
最後になるかもしれない試合を全力で楽しもうとしてる姿を見て泣いてる場合じゃないって思ったのかもしれません。
前日に最高の試合を見せてくれていたからというのもあるかもしれません。
駆けつけてくれた応援団の、藤原さんの声が聞こえてきたからかもしれません。
とにかく私は最後までこの目で、見逃すことなく見届けることができました。

決勝に進めるなら進んで欲しかったけどここまで連れてきてくれたことにも感謝してたし、ギリギリの状態でプレーしてた選手の皆さんにもゆっくり休んで欲しかった。
ついでに完敗だったし😂悔しい気持ちはあんまりなかったです。

立ち上がりめちゃくちゃ良くて、ちょっといけるんじゃない!?って思ったところから、だんだん追いつかれてくるにつれてうまくいかなくなっちゃう感じが、正直今季のテクトらしかったようにも思っちゃったんですよね🥹

でもみんなほんとに格好良かったです。
この試合で特に最高だったのはやっぱり豪ちゃんと祐大くんだったと思うんです。
豪ちゃんは言わずもがな、祐大くんも、汰一くんと優斗くんともっと試合がしたいっていう気持ちがすごく伝わってきて、いっそ苦しかった。
試合後の涙がそれを物語っていて、勝手に2人のために尽くしてくれてありがとうって叫びたかった。2人ともすごくすごく格好良かった。

本当に人もいない、怪我人も続出、連戦の疲労困憊…
満身創痍の状態で頑張ってくれた皆さん本当にありがとうございました。

祐大くんのnoteが最高なのでぜひ読んでください。涙なしには読めません😢

豪ちゃんと祐大くんが泣いてる中、当の推し2人は笑顔だしさ🥹
でもそんな2人が好きなんだと再確認しました。
納得いくようなプレーじゃなかったかもしれないけど、2人が楽しめたのなら良かったのかなって思います。

胴上げも笑顔で、こっちまで笑顔になっちゃった。正直汰一くんは嫌がるだろうなって思ってたけど、楽しそうで嬉しかったです。
優斗くんもね。まさかこんなに早くこのチームでの胴上げを見るなんて思いもしなかったけど、とてもいい雰囲気だった。

早稲田で集まった時もちゃんと岩本くんのいじりも忘れないあたり流石だなって思ったし😂
なんかもう最後なのに全然そんな感じしなくて、胴上げまで見てるのにまだこの先も続きそうで、感覚がバグってました😌
そうそう、私の推しってこうなんだよな、とか勝手に知ったような気になって。
誰かのためにそんな振る舞いをしてるわけじゃないとしても、私は2人を見て「悲しい」よりも「大好きだ」っていう気持ちでいっぱいになったんです。
こんな気持ちにさせてくれる推し最高じゃないですか?☺️
やっぱり私の推しは世界一で、全世界に自慢できる2人なんですよ。

そんなこんなで、私の特別な黒鷲旗は幕を閉じました。
最後はあっけなかったかもしれないけど、5日間で数え切れないくらいのいろんな気持ちと感謝と、大切な思い出をもらって、私にとっては忘れられない大会になりました。

最後に

この大会期間中(むしろチケット発売の段階から)本当にたくさんの方にお世話になりました。
Xでもポストしましたが、ここでも改めてお礼を言わせてください。

まずはいつも仲良くしてくれてるフォロワーたち
チケット協力から連番、ご飯、泣いてる私のお守り、くだらないおしゃべりへのお付き合いなどなど
ほんとにお世話になりました!どんな時でも寄り添ってくれるみんなが大好きです!本当にありがとう!これからもよろしくお願いします!

他にも一緒に観戦してくださった方々、会場でお話ししてくださったみなさん、同じ推しのことで一喜一憂したお友達、その他携わってくださったたくさんの方にお礼を言いたいです。
本当にありがとうございました!

そして、こんなnoteを読んでくださってる方も、ありがとうございます。
振り返りというほど全然試合内容には触れられてませんが、ご容赦ください🙇

だいぶ長くなっちゃった…
ということでこの辺で終わりにします!

長々と読んでいただきありがとうございました!
また次回👋🏻

写真たち


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