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セミの声がつんざく。くさのにおいが濃ゆい、夏の夜のこと。 あにの右手では、ゆらゆらと小さ…
※注意※ こちらは文芸誌Sugomori 初のR-18小説となります。 未成年の方の閲覧はお断りさせて…
あ、まただ。 すれ違うエスカレーターの人々を眺めながら思う。最近、知らない人の顔にや…
ろうそく、というと、やはり思い浮かぶのはケーキである。 真っ白なケーキと真っ赤なイチゴ、…
最悪だ。 心の中で叫んだ。 会社での飲み会。そろそろお開き、というタイミングで席を立ったら…