せいぎ

ここ数年ブラックな会社をなかなか辞められへん人の相談をちょくちょく受けたりして、人間ってそこに負い目感じちゃうんだという学びがあり、何か述べた方がいい気がしてきました

結論はやめるかサボるかしたほうがいいという感じではありますが
自分第一に考えられないし後ろめたいという人向けです

では一旦自分は忘れて利他的に考えるという前提に立って
この仕事が世界の幸福の総量とか社会正義とかの観点でどうなのかという視野を一回持って考えるというのがわかりやすいかなと思います

自分がこの仕事をすることで、またはその仕事が世に継続的に存在することで
この世界でどの人間がどの程度幸せになる?
どの人間がどの程度不幸になる?
というシミュレーションをしてみるとよくて

極端な例だと偉い人のお達しに従ってよりたくさんのユダヤ人が死ぬために効率的なお仕事をしたアイヒマンがいい仕事をしたって考える人は少ないでしょうし、身近な例だと特殊詐欺の受け子がその仕事頑張ったところで偉いとか以前にダメでしょと思う人の方が多いかと思います

ビジネスと称したカツアゲで利益を上げている企業への加担って、人を不幸にする仕組みの上でそれでおいしい思いをしているわるい人だけが幸せになることへの加担なので、前述の例と程度の差こそあれ世界が悪くなるため行いになりますし、時代が変われば犯罪を助ける行為だと解釈されている可能性もまあまああるわけです
目の前の仕事をやらないことが世界のためになるなら、そこに何の後ろめたさもないですし、我慢して世界が不幸になることに協力してる方が悪いですよね

という感じの認識を持っていれば
目の前の仕事を拒絶することと頑張ることどっちが後ろめたいかというのは明確になるかと思います
その仕事自体がいいことだと思った上でしんどいなら難しいでしょうが、そうではないケースが大半だと思うので事はシンプルなのではないでしょうか


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