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香港書展(香港)レポート(2) 100万人イベントのスケール感

前回のnoteでは羽田空港で夜を明かしたところまで書きましたが、ここからは香港の報告です。

飛行機は何事もなく飛び、19日午前中に無事に香港に着きました。

その後、一旦宿に行って荷物を置きたかったのですが、宿のチェックインが14時からと中途半端だったため、仕方なく直接香港コンベンション・アンド・エキシビジョン・センターに向かいました。

移動途中で見た香港のビル群はどれも高く巨大で、まるでビルそのものが生き残りをかけてひたすら上に伸びようとする生命体であるかのように感じられました。

空港から香港駅までは高速鉄道で移動。
たいへん快適でスムーズに移動できました。wifi も使えます。

香港駅から香港コンベンション・アンド・エキシビジョン・センターまでは、バスを使う事も考えましたが、雨が降っていたので面倒くさくなり、タクシーで移動しました。

昼前に会場に着くと、そこには既に大勢の来客者が集まっていました。

ここで、会場の広さについて簡単に言うと、建物の広さが16600平方メートルあります。これは東京ビックサイトの建物面積より少し広い程度です。その中の1階、3階、5階に大ホールがあります。香港コンベンション・アンド・エキシビジョン・センターの巨大さを想像していただけたでしょうか?


香港書展は1階と3階で開催され、5階では同時開催のスポーツとレジャーの展示会が行われていました。

本来なら、香港書展の様子を写真でお伝えしたいところなのですが、撮影禁止のため、文章のみで様子を伝えさせていただきます。

香港書展の会場に入ると、途方も無い数のブースがあり、途方も無い数の本が並んでいます。本のジャンルも多種多様。国際政治や古典文学といった硬いものから、旅行ガイドや漫画といった柔らかいものまで、それこそ香港中の本という本が集まっています。

で、私はボードゲーマーなので、ボードゲームがどうなっているのかを見て来ました。
ボードゲームが売られているのは3階の児童天地コーナー、あと5階に少々。

3階の児童天地では、教材やおもちゃのブースに混ざって、ボードゲームを売っているブースが散在していました。それらのブースで売られているゲームは欧米のゲームの中国語版が中心で、香港産のボードゲームはあまり見かけませんでした。これだけを見て香港のボードゲーム事情を云々するには情報不足ですが、肩透かしを食った感は否めません。

こちらがその数少ない香港産ボードゲームのブースのチラシ。ざっと見た感じでは、対象年齢が低めのゲームが中心のようです。ひょっとしたら、後日買いに行くかも知れません。

そうそう、ペンとサイコロさんの「三千世界の鴉を殺し 主と朝寝がしてみたい」や梟老堂さんの「万猫の豊明かり」も見かけました。撮影禁止なのが残念です。

あと、香港書展で面白いとおもったのは、宗教や心霊分野の本が集まったエリアがある事です。仏教、キリスト教、道教などの各宗教がブースを出し、それぞれの書籍を販売していました。

この宗教心霊エリアで珍妙なものを見かけたので報告します。
確か道教坊だったと思いますが、マジックショーやら歌やらのパフォーマンスをやっていました。私のような門外漢には、お客さんが引いたトランプを当てるマジックがどうやったら道教と結び付くのか、皆目見当が付きません。

この日は荷物が重かったので、何も買わずに宿に移動しました。買い物は、日を改めて行う予定です。

1日目の報告はここまで。2日目は香港書展には行かず、旺角を歩き回ったので、その報告をする予定です。では。

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