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つまらない仕事はつまらないって言おう!

Atrae 9年目、Senior Data Scientist の杉山です。

今日は、「仕事をいきいきとやってます!」的なことばかり発信してる Atrae の人が言わなさそうなこと、でも、非常に重要なことを書いてみようと思います。


つまらない仕事はある!

まずはっきりさせておくべきことがあります。つまらない仕事というものは存在します。最近のキラキラ圧力とか、ジョブ・クラフティングの悪い圧力に負けず、まず事実を認識しましょう。
Atrae にも、つまらない仕事はあります。僕もやってます。

ただ、この議論には本質的に重要な、付加価値の大きさという軸があります。

仕事の4分類

最高の仕事🥳

楽しくて、かつ、高付加価値な仕事は最高ですよね!
もうじゃんじゃんやりましょう!

オトナになってきたら、そういうのを若手に回せると良いですね( ´ー`)y-~~

覚悟決めてやるべき仕事💪

これは、覚悟決めて、やりましょう。この仕事の存在が、たまにトラブルを起こしたりします。

たとえば、私は最近、LLM に食わせてあれこれやるためのデータ作成を、一人で、人力でずっとやっていました。
Green の検索に登場した半年分のキーワードを全件目検したり(数万件)
Green の求人に登場する特徴的なキーワードも大量生成して全件目検したり(数千件)
そういうことをしていました。(約2ヶ月)

好みはあるとは思いますが、これは私にとってはつまらない仕事です。
ですが、もう私くらい DS を極めてくると、目検による良質なデータ作成の価値を知り尽くしているし、これが一番早いことももう分かりきっていたりするんです。なので、いままで蓄えた知識と経験を総動員した結果、これが最も最速最良の価値を生み出すのは明らかでした。

そうなのであれば、楽しい、つまらないとは関係なく、もうやるべきでしょう。
その上で、楽しむ工夫を入れたり、意義を定期的に思い出して自分を奮い立たせたりして、結果を追求する。これがプロです。

さて、ここで重要なのは、意義があろうとなかろうと、つまらんものはつまらんという事実です。楽しむ工夫は当然に可能だし最大限やりますが、もっと面白い仕事はたくさんあるのも否定不可能な事実です。

この2つ、面白さと意義(付加価値)は切り分けましょう。
そのうえで、意義深いが面白くない仕事も、やり抜く。そして、できればそれも楽しむ。それがプロです。

(なお、弊社では、つまらないが、重要で、いろんなビジネス筋肉が鍛えられる仕事がありまして、それは伝統的に新卒メンバーがやっていたりします。ガンバ! 応援してるよ!)

⚠️要注意な仕事⚠️

本論は言い終わったので、あとはサラッと。
楽しいけど付加価値ない仕事ってありますよね。楽しいんですけどね〜〜〜。
そういうのは、やりすぎないようにしましょうね。

今すぐやめるべき仕事

楽しくないし、付加価値もないなら、やめましょう、その仕事。

注意:今すぐやめるべき? 覚悟を決めるべき?

ちなみに、付加価値と楽しさの切り分けがうまくできないと、本来付加価値が高い仕事なのに、つまらないという圧倒的事実に押し流されて、「この仕事不要じゃね?」って思ってしまうときがあります。

人間なのでそう思ってしまうのは仕方ないのですが、ここは付加価値と楽しさの切り分けるってのが大事ってことを覚えておきましょう。
そういうのは、「◯◯さんの説明では、たしかにその仕事の重要性頭では分かったけど、全然やりたくないし、私がやるべき仕事じゃないと思う」って感じで発露します。
そういう感情を抱いたら、この記事を思い出してくださいね。

付加価値がある仕事なんだけど、自分にとってつまらない。しかし、他の人にとっては楽しめる仕事なら、その人をヒントに楽しみ方を考えてみるか、その人に任せられないか考えるとよいでしょう。
万人にとってつまらない仕事が、一時的にやらねばならないのなら、覚悟決めてやっちゃいましょう。
万人にとってつまらない仕事が、永続的にやらねばならないのなら、覚悟決めてやるか、転職しましょう。

最後に宣伝!

この記事を読んで、「Atrae で働きたい!」と目覚める人類は存在しないのではないかと思いますが、様式美と、万が一……というか億が一の為、採用ページへのリンクを置いておきます(笑)

私個人の本心としては、美少女 VTuber やってるので、よかったらチャンネル登録してほしいです 😋

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