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日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録

こんばんは。今日、同じタイトルの記事を、会社のブログに書いたのですが・・・。

書きながら、思っていたことがありました。

今までに、何度も日本酒の作り方の解説を読んだり、聞いたり、見たりしてきたのに、その技の凄さ、というのを全然分かっていなかったな、と。なぜそれをするのか、その背景や意義、価値、その固有性というのを十分に分かっていなかったなと。今も分かったわけではありませんが、分かっていないということがよく分かりました。

日頃、文化について考察する機会が私はほとんどなかったので、ユネスコのHPに書かれている説明は、新鮮で、勉強になりました。中でも無形文化遺産が、「文化的な表現そのものではなく、それを通じて世代から世代へと伝えられていく知識や技能の豊かさこそが重要」であるとする、以下の一節が、今回の「伝統的酒造り」の登録と重なり、非常に納得感がありました。

The importance of intangible cultural heritage is not the cultural manifestation itself but rather the wealth of knowledge and skills that is transmitted through it from one generation to the next.

https://ich.unesco.org/en/what-is-intangible-heritage-00003

日本の「伝統的酒造り」の「伝統」の重さが理解できた気がします。

と、分かった風なことを書いてみましたが、実際のところは、「菌」の理解に苦しみ、こうじ菌と酵母の区別もついておらず、
・こうじ菌 酵母 違い
・こうじ こうじ菌 違い
・酵母 酵母菌 違い
などど、検索しまくり、こうじとこうじ菌は違うけど、酵母は酵母菌のことであると分かったことがその日のハイライトだったのはここだけの話。

真菌類の奥深さと、それを活用してきた昔の人たちに改めて敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。

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