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心を動かす力「人を引き寄せるためのスキル磨き」

こんにちは。
笑顔あふれる社会を築く!
研修講師、心理カウンセラー、行動心理学実践家の杉山修です。

今日のテーマは「人を動かすことが上手な人のスキル」

「部下が動かない」どうしたらいいの?

「部下に何度指示しても、ミスしたり、間違ったりする。こんな部下は使えないし、厳しく指導するしかない!」

管理職研修である上司が私に訴えてきました。

そこで私から質問しました。
講師:「あなたが得たい結果は何でしたか?」
上司:「部下が指示通り動いて結果を出して欲しい」
講師:「いいですね!何度指示しても結果が出ない。部下はあなたの指示を理解し
    ているでしょうか?」
上司:「わかっていないから同じミスをするんだよ。」
講師:「いい所に気づきましたね。つまり、あなたの今までの伝え方(指示)を繰
    り返してもその方は理解しないということですね。
上司:「・・・。じゃあ、どうすればいいのですか?」
講師:「伝え方を工夫すればいいのです。」

この上司は部下に対し、指示の伝え方を工夫せず、同じ伝え方を繰り返し、その結果、部下が指示通り動かないことに対し、怒りや苛立ちが募ってきてしまいました。

人には2つの思考があります。相手が理解しやすい「伝え方」の工夫をすればいいのです。

▼ 2つの思考とは
 
①言語的思考(左脳型) コトバで認識する。言葉で分析し内容を理解する
②非言語的思考(右脳型)図や形、色やパターン、感情で内容を理解する

注意したいことは左脳型、右脳型の傾向の強みはあるにせよ、自分はコレ!と決めつけると思考の偏りになりすぎてしまうので注意しましょう。

例えば、私の場合、
・読書をしてインプットからアウトプットするときはフロー図や4象限でまとめた
 りしております。(非言語的思考を活用)
・カウンセリングにおいては、言語的思考で相談者の言葉に注力して、訴えている
 ことや思考、感情の理解に努めています。(言語的思考を活用)

人を動かすスキル

先ほどの上司の「部下が指示通り動いてくれない」は相手を変えるのではなく、何度も同じ伝え方、指示をしている上司が改善・工夫し、まず「やってみる」ことを伝えています。

改善前:「部下に何度指示しても、ミスしたり、間違ったりする。こんな部下は使
     えないし、厳しく指導するしかない!」

改善後:非言語的思考でアプローチをする。
    指示する内容をメモ等でフローにして伝える。図で表すことにより感情に
    訴えることができる。
    また言語の指示は伝えた後に消えてしまいます。一方、非言語の指示は
    消えずに残ります。理解が不足している点は再度、メモで確認することが
    できます。

人は論理でなく感情で動きます
人を動かすことが上手な人のスキルは非言語情報を駆使して感情に訴えています。

是非、試してみてください。

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