承認は「馬鹿にされている」と思っているあなたのこころの中
こんにちは。
感情コントロール専門家の杉山 修(おさむ)です。
感情をベースとした企業の組織開発支援、個人の感情コントロール支援を
行っております。
コーチングや1on1研修で管理職からよく質問されること、
「褒め言葉をかけると部下から馬鹿にされていると思われませんか?」
さて、あなたはこの言葉の裏には何が隠されていると思いますか?
質問をされる方の言葉の裏には2つ理由が考えられます。
<理由その1>
上司から褒められたり、労いの言葉をかけてもらったことがない。故に上司からの褒め言葉がやる気につながるかわからない
<理由その2>
上司から褒められた際に「自分が上司の褒め言葉を受け入れることができずに、馬鹿にしている」という事実です。
従って、自分が過去に馬鹿にしていた経験があるから、自分が褒めることで馬鹿にされるのではないか?という恐れがあるからです。
■ まず褒めてみる、労いの言葉をかけてみる
今まで褒めることや労いの言葉をかける経験が少ないが故に不安や心配を感じる気持ちはわかります。
まず、やってみて「馬鹿にされるのか?」「部下から信頼されるのか?」経験してみましょう。
私は圧倒的に後者だと思います。
人は未経験のことに対し、不安、心配、恐れを感じます。
その感情を手放す手段はたった一つ、
「経験すること」です。
経験し、不安が現実となる確率はたった5%という心理学の実験結果もあります。
是非、部下の日頃の様子を観察し、良いところは褒める、労うを実践してみてください。
きっとあなたは「信頼される上司」に生まれ変わることでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。