掛かる声は、掛けているから。
【今週の自戒】
掛かる声は、掛けているから。
毎日ニコニコしているだけで、
ニコニコ顔の人が集まってくる。
顰めっ面の人には、同じような人が集う。
自分の行動が全てを左右する。
私の知り合いにジェットコースターの様な
人生を歩んでいる同世代の人がいます。
学生時代からスポーツ選手
スポーツで身を立てようと海外に移住
世界的な大会に日本人として参加
その後会社員に、
しかも後に一世を風靡する企業のメンバーへ
紆余曲折あり、会社を立ち上げ、
今ではスタンダードになっているものの
数年前にその会社から離れ、
慣れない業界の会社再生
今は、ある会社の役員で活躍。
この方と話していて、
声がかかり続けていること
その前に声をかけ続けてきたこと
人生の中で声かけることをやめなかった。
お互いいい年になった。
その人から、
『見事に同年代が消えたね』と話がありました。
還暦ってそういうことなのかなと思いつつも
声を掛け合える仲でいることに感謝しました。
またある会社の役員さんから
会社もしくは上司を訴えようとする人の
話を聞きました。
全てが周囲が悪い、会社が悪い、
その連呼だそうです。
その人の周囲はそういう人の集まりなんでしょうね。
ニコニコ顔の人は寄ってくることもない。
まずは自分がどう動くか
誰に声をかけるか
声が掛かるかを待っていても
いつまでも掛からない。
そして消えていく。
せっかくなら、
素敵な人たちに声を掛け合える毎日に
今週もよろしくお願い申し上げます。
【運は動から生ず】
小林正観さんの心に響く言葉より…
無職の人が職を探したいときは、求人雑誌を探さず、友人たち20人ほどに頼んでおきます。
そして、来た仕事は皿洗いだろうがなんだろうが、笑顔でただひたすら誠実にやり続けると、道が開けます。
「好きな仕事じゃない」と、より好みをしている人には、「着手」がないので、何も始まらない。
「運は動より生ず」なのです。
この言葉が「運動」のもとですが、とにかく「着手」し、頼まれた(与えられた、宇宙からやってきた)ことをやり続けること。
初めから「理想の仕事」に出会う人などほとんどいません。
まずは「動」を始めることです。
また、弁護士や税理士などの専門家が必要になったときは、電話帳などで探さずに、「いい弁護士知らない?」と友人1人に電話してみる。
良い友人を持っている人には良い弁護士が紹介されます。
結局は、どれほど良い友人を持っているか、ということ。
それには、自分の日常生活が大きくかかわってきます。
目の前のすべての人を大事にし、誠実に生きることは、生き方の王道です。
一度約束をしたことは絶対に守る。
できそうもないことは引き受けない。
成績を上げなくてもいいから誠実にこなしていく。
そのように生きていれば、自然に良い友人たちに囲まれることになります。
『宇宙と解説 百言葉』イースト・プレス
これは、仕事を探すときだけでなく、日常のあらゆるシーンにおいても言えること。
たとえば、PTAとか自治会など、色々な組織に属していたとき、そこで「〇〇の役を受けてくれない?」とか「〇〇をしてほしい」と言われたとき、嫌な顔をして、「そんなのできません」と簡単に断る人がいる。
反対に、にっこり笑って「はい、わかりました」と機嫌よく受ける人がいる。
どちらの方が、周りからの受けがいいか、人気が出るかは言うまでもない。
「好きなことをやって暮らす」とか、「好きなことだけで生きる」というのが最近の風潮だ。
しかし、小林正観さんは、『「好きな仕事じゃない」と、より好みをしている人には、「着手」がないので、何も始まらない』という。
どんなことも、「着手」という行動のきっかけがなければ、何事も動き始めない。
「一歩を踏み出さなきゃ、好きかどうかも分からない。」(養老孟司・たけし)
何事も、やってみなければわからない。
やってみたら、意外と面白かったり、好きだったりすることは多い。
だからこそ、自分の好みではなく、人から「言われること」や「頼まれごと」が必要なのだ。
すると、思わぬ運がめぐってくる。
「運は動から生ず」という言葉を胸に刻みたい。
上記の【運は動から生ず】については人の心に灯をともすより引用しています。