Logicool MX Keys Miniに気をつけろ
はじめに
本記事にはLogicool MX Keys miniに対して否定的な内容を書いています。
ですが、これはあくまで「私の環境には合わなかった」で、製品自体を否定するものではありません。
利用環境のことを考えなければとても良い製品だと思っています。
2024/12 PS5 で Logibolt が使えるようになったという話があり編集
製品の紹介
Logicool MX Keys Miniは
「クリエイター向けに作られたミニマリスト向けキーボード」
とのことです。(製品ページから引用)
接続はBluetoothとLOGI BOLTの2種類で可能になっていて、
従来のUnifying接続はできません。
従来のUnifying接続はできません。
重要なので2回書きました。
簡単にいうとノートPCのキーボードを外に出したような製品で、メインのPCがMacbookProの私にはすごく打ちやすい角度になっています。
小型ではありますが、重量感があるためキーを強めに叩いてもずれることはありません。
逆にデスクトップをメインで使用している方には、角度が浅く、キーストロークも浅く少し合わないかもしれません。
購入するに至った理由
ありがちな理由ですが、新型コロナウイルスの蔓延で仕事がリモートワークとなったためです。
仕事の都合上、2台のPCを使う必要がありプライベートのPCを含めると3台が狭い作業机に並ぶこととなってしまい、どうにもこうにも💦
どうにか作業スペースを空けられないか… と考えて
キーボードとマウスを共用すれば良い!
CPU切り替え機を導入するか!?
Logicoolで切り替えられたのなかったっけ!?
小型で無線で切り替えできて…
MX Keys mini いいね!ポチッ!
MX Keys mini のいいところ
バックライトを常時点灯しなければバッテリーの持ちがいい
充電コネクタがUSB-C
キーレイアウトがプライベート利用のMacbookProと近い
横幅が30cm未満というコンパクトさ
最初にも書きましたが、物としてはとても良い物だと思います。打鍵感もキーレイアウトも丁度いいし、物理的なサイズも小さくて良いです。
だけど…
MX Keys mini のダメなところ
価格が高い
価格は作業スペースの確保のためと見ないことに
重量感がある
重量感も持ち運びをしないから大丈夫と
LOGI OPTION+が必須 ⭐️最大の難点⭐️
「LOGI OPTION+」が必須なのが難点でした…
「LOGI OPTION+」はキーボードの設定をカスタマイズするソフトウェアで、設定をしなければ問題ないかなと思っていたのですが、これを入れていないと仕事で必須の[Print Screen]キーが使えません…
なら「LOGI OPTION+」を入れれば良いじゃないか!と言われそうですが、一番[Print Screen]を使用するPCにソフトのインストールは出来ないのです。
[Fn] + [F8]で対応できないか?Windows10の標準機能も制限されているので対応できないのです…
接続がLOGI BOLT
接続がLOGI BOLT
接続が以下略
LOGI BOLTレシーバーが同梱されていない
従来の「Unifying」レシーバーと"互換性がありません"
なので、2台のPCと切り替えをするなら別途「LOGI BOLT」レシーバーの購入が必要となります
MX Keys miniには「LOGI BOLT」レシーバーが同梱されていないため、1つ2,000円のレシーバーを複数購入しなければなりません…
・PS5がLOGI BOLTに対応していない
キーボードで接続先が切り替えできるなら、PS5にもLOGI BOLTで接続できるようにしてしまえばいい
そう思って、MX Keys mini + LOGI BOLTx3個 を購入した私です
ですが… LOGI BOLTはPS5で使用できません。
Unifyingは使えるのに、LOGI BOLTはダメなのです…
Bluetoothでも接続できず…
2024/12 PS5 のアップデートで使えるという話もあるので訂正
結果こうなりました
仕事用PC(LOGI OPTION+導入可能) → MX Keys mini の利用可
仕事用PC(LOGI OPTION+導入不可) → MX Keys miniの利用不可
PS5 → MX Keys miniの接続不可
MX Keys miniを活用できず!
MX Keys miniを選択した理由は[小型]で[接続先の切り替えが可能]なところなので、接続先の切り替えができないということは別のキーボードが必要となり、[小型]のメリットも消えてしまいます。
フルサイズのキーボードを2台置くよりはマシだけれども、キーボードを2台置くなら、フルサイズで切り替えが可能な[MX Keys]1台で良いのでは?
ということで、現状は[MX Keys]と[MX ERGO]で仕事用のPC2台を切り替えてリモートワークを行なっています。
※LOGI BOLT接続の [MX mechanical mini]や[K855]も買いそうになりましたが、[Print Screen]の物理キーが無いため[MX Keys mini]と同じことになると諦めました
最後に
よく調べなかった私が悪いのですが、MX Keys miniに限らず、最近のLogicool製品は[Print Screen]キーが存在していません。
「存在していない = 代替手段がある」と思っていたのですが、設定には別途ソフトが必要という、私の環境では対応できない状態。
MX Keys mini は職場へ持って行き、フルサイズキーボードの置き換えで使用しています。
MX Keys miniがLOGI BOLT接続なので、これを期に動きが悪くなっていたUnifying接続マウスをLOGI BOLT接続のマウス[MX Master 3S]へ…
MX Master 3Sもリモートワーク用に購入したのですが… "散財"です😢
MX シリーズは高額な製品が多いです。
「LOGI OPTION+」のインストールが出来ない環境での使用はお勧めできません。購入を考えている方は「LOGI OPTION+」のインストールが可能かどうかを確認しましょう。
なお「LOGI OPTION+」をインストールしなくても以下のことはできます
接続先の切り替え
ファンクションキーを標準にする
最後の最後に1つ… MX ERGOの後継機を出してくれぇ!