見出し画像

2023年my10大ニュース【前編】

師走は大晦日ですね。

今年も記録に残すために2023年の1年間の振り返りをここ(note)に記しておこうと思います。

第10位 相次ぐ親戚の入院

今年は親族の入院・手術が相次いだ1年でした(私は幸い人間ドックでほぼ何も引っかからずですみましたが)。

一件は脳梗塞入院。幸い初期で見つかり入院できたので、大きな後遺症も残らずに済みましたが、発見が遅れれば言語障害が残るところでした。
もう一件は内臓出血による入院。家族で緊急帰省しました。ただ、大きな病院に転院後の検査で癌の恐れはなし、かつ幸い手術も不要とのことで、輸血だけで退院でき、安堵しました。
最後は帯状疱疹入院。最近、周辺で帯状疱疹が増えているので気になる病気の1つではありましたが、顔(しかも眼)にできた人は聞いたことがありません。その意味で、心配もひとしおでしたが、手術がうまくいき短期間で無事退院と相成りました。

ともあれ、何はともあれ、【心身共に健康が一番】ですね。

蛇足ですが、お見舞いの品は全て高校時代の友人が長野で営むりんご農園のりんごにしたため、結果として友人孝行ができたのは不幸中の幸いでした。

第9位 龍谷大学でのピンチヒッター非常勤(講師)

研究員(リサーチアシスタント)時代からお世話になっている龍谷大学の白石克孝先生がサバティカル(使途に制限がない職務を離れた長期休暇)ということで、白石先生の担当科目である「地域公共人材総論」のピンチヒッター(非常勤講師)を半年間務めました。

面白かったのは、通常であれば1人の科目は1人のピンチヒッターが担当することが多いのですが、今回は白石先生にゆかりのある4名で分担して担当したこと。一言で言えば、【弟子筋によるリレー講義】ですね。

龍谷大学LORC(地域公共人材・政策開発リサーチ開発センター)時代の研究員仲間で、私(福知山公立大学)→久保友美さん(関西大学)→的場信敬さん(龍谷大学)→大石尚子さん(龍谷大学)でリレー講義したのですが、毎回それぞれの講義資料や学生たちのふりかえりを共有しながら進めたので、リアルで会っていないのに不思議なチーム感ができ、懐かしい感覚でした。

蛇足ですが、大阪公立大学大学院都市経営研究科(行政組織論。前期)、島根県大地域政策学部(コミュニティ政策論。集中)も例年通りお勤めしました。

第8位 リピーター&新規の自治体職員研修

毎年、担当している
・兵庫県自治研修所(監督者研修)
・滋賀県市町村職員研修センター(係長職員研修)
・綾部市(政策形成研修)
・丹波市(行政評価職員研修)

に加え、今年は

・京都府(対話の場づくり研修:京都府南部、京都府北部)
・与謝地方公民館連絡協議会・京丹後市公民館連絡協議会(合同研修会)
・京丹後市(政策提言プロジェクト型)
・日野町(若手職員研修)
・鳥取県連合婦人会(会員研修会)

の研修が増えました。

この手の研修はどの団体も毎回必ずアンケートを取り、受講者の評価が悪ければすぐにお声が掛からなくなります。すなわち【継続指名そのものが質保証のバロメーター】となり、焼き直しだけのつまらない研修をすればおそらくそこで指名が途切れることになります。
その意味で、まず継続指名いただけることそのものに価値を見出すことができます。

加えて、今年嬉しかったのは、既存研修から新たな研修が生まれたこと。具体的には、日野町や鳥取県婦人連合会がそれに当たるのですが、【研修参加者の中からぜひうち(こちら)でも】と声かけいただき、新たな研修へと繋がりました。まさに【口コミこそが最大の広報ツール】と実感させられた次第です。

第7位 リピーター&新規の執筆活動

まずは連載しているコラム日刊建設工業新聞の「所論諸論」(毎月1本)、北近畿経済新聞のせせらぎ(月1本)を無事書ききることができました。

タイトル(内容)は以下の通り。
日刊建設工業新聞「所論諸論」2月号「異次元の少子化対策と統一地方選挙」
日刊建設工業新聞「所論諸論」3月号「日本におけるSUエコシステムの未来」
日刊建設工業新聞「所論諸論」4月号「文化庁の京都移転とチャットGPT活用」
日刊建設工業新聞「所論諸論」5月号「万博から学ぶローカル発のイノベーション」
日刊建設工業新聞「所論諸論」6月号「「やねだん」から学ぶ「スモール・イズ・ビューティフル」」
日刊建設工業新聞「所論諸論」7月号「今必要なのは「青春」できる政治家」
日刊建設工業新聞「所論諸論」8月号「アンラーニングのススメー公民館を事例にー」
日刊建設工業新聞「所論諸論」9月号「公務員と定年延長ー辞めるも気から、続けるも気からー」
日刊建設工業新聞「所論諸論」10月号「「原点」から考える大学の将来像」
日刊建設工業新聞「所論諸論」11月号「いま求められるのは広聴力と共感力」
日刊建設工業新聞「所論諸論」12月号「休眠預金の活用から考えるアカウンタビリティの在り方」
北近畿経済新聞「せせらぎ」1月号(成人式)
北近畿経済新聞「せせらぎ」2月号(舞鶴市長選挙)
北近畿経済新聞「せせらぎ」3月号(宮津天橋高校卒業式)
北近畿経済新聞「せせらぎ」4月号(統一地方選挙)
北近畿経済新聞「せせらぎ」5月号(京都府観光戦略)
北近畿経済新聞「せせらぎ」6月号(大阪・関西万博)
北近畿経済新聞「せせらぎ」7月号(綾部市政策形成研修とジェンダーギャップ)
北近畿経済新聞「せせらぎ」8月号(丹波市議会)
北近畿経済新聞「せせらぎ」9月号(京丹後市議会)
北近畿経済新聞「せせらぎ」10月号(インゼミと綾部のイチバン)
北近畿経済新聞「せせらぎ」11月号(旧川合小学校)
北近畿経済新聞「せせらぎ」12月号(京丹後市の百寿率)

既存のコラムに加え、今年は過去に書いたことがある4誌(うち1本はメルマガコラム)から依頼をいただき、以下6本論考を寄稿しました。
「大学の学びと地域社会の働きを接続する社会人向け起業人材育成―「NEXT産業創造プログラム」を事例として ―」『社会教育』8月号、日本青年館、19〜26頁
「地域や組織を越境して活躍する公務員と副業」『月刊ガバナンス』11月号、ぎょうせい、34〜36頁
「副業・兼業活用で地域に飛び出す公務員」『地域づくり』11月号、地域活性化センター、2〜5頁
「「副業起業」という選択肢①」『ELPASO会員コラム32-1』丸和育志会、8月25日
「副業起業」という選択肢②」『ELPASO会員コラム32-2』丸和育志会、9月22日
「副業起業」という選択肢③」『ELPASO会員コラム32-3』丸和育志会、10月27日

メルマガコラムは新規案件でしたが、残り3誌はいずれも昔から購読&数年前に書いた以来の執筆でした。

言うまでもなく、研修と同じくこの手の執筆活動も面白くない内容を書くと、2度と依頼がきません。
すなわち、こちらも【継続指名そのものが質保証のバロメーター】。その意味でこの3誌から継続指名いただいたのは光栄でした。

なお、論文は、
「複業を活用したスタートアップの可能性 ―複業起業と地域特性を生かしたスタートアップ・エコシステムに注目して―」『東京都立産業技術大学院大学 スタートアップ・アクセラレーター研究所 報告論文集』3号、東京都立産業技術大学院大学 スタートアップ・アクセラレーター研究所、46〜64頁
「高校と地域との連携・協働のためのコーディネーターについての研究ー北近畿地域の高等学校を事例として」『福知山公立大学研究紀要』第7巻第1号、福知山公立大学、91〜120頁

の2本を執筆。もう1本くらいは書きたかったのですが、時間が足りませんでしたね。これは反省です。

第6位 高校&中学校伴走の増加

中等教育における探究活動が活発化するにつれて毎年増える高校の伴走ですが、今年も以下の高校の伴走をいたしました(・が継続、●が新規)。
京都府教育委員会(スマートAP、WWLサミット:峰山高校、福知山高校、鳥羽高校、洛北高校、嵯峨野高校、南陽高校)
京都府北部連携都市圏形成推進協議会(高校生みらい会議:清新高校、宮津天橋高校宮津学舎、宮津天橋高校加悦谷学舎、海洋高校、西舞鶴高校、綾部高校、福知山高校、大江高校、府立工業高校、成美高校)
京都府立福知山高校(学校運営協議会、総合的な探究の時間「みらい学」)
京都府立宮津天橋高校宮津学舎(学校運営協議会、総合的な探究の時間「safari」)
京都府立宮津天橋高校加悦谷学舎(学校運営協議会、総合的な探究の時間)
京都府立峰山高校(総合的な探究の時間「いさなご探究」)
京都府立大江高校(進路講演会)
京都府立鳥羽高校(総合的な探究の時間「イノベーション探究」)
聖ヨゼフ学園日星高校(総合的な探究の時間)
国際ソロプチミスト舞鶴(クラブ・ユース・フォーラム:西舞鶴高校、東舞鶴高校、日星高校)
兵庫県立柏原高校(学校評議会・学校運営委員会、地域課題から世界を考える日)
兵庫県立生野高校(総合的な探究の時間特別非常勤講師)
丹波市議会(ミライプロジェクト:柏原高校、氷上西高校、氷上高校)
兵庫県立八鹿高校(総合的な探究の時間)
兵庫県立佐用高校(地域と高校による輝く人づくり支援事業コンソーシアム)
岡山県立林野高校(みまさか学、地域連携協議会)

このうち新規の八鹿高校、佐用高校は校長、副校長先生の異動に伴う新規案件で、舞鶴の案件もNPO業界で10年来お世話になっている方からの紹介案件でした。つくづく【ネットワークは組織ではなく、個人につくもの】ということを実感します。

そして、2023年度は中学生へのアプローチも1件増えました(中学生みらい会議は継続)。
中学生みらい会議(綾部中、八田中、何北中、豊里中、上林中、東綾中)
春日中学校(アントレプレナーシップ教育)

このように中学時代から探究学習を経験した生徒たちが大学に入ってくるのは数年先ですが、どのようなモチベーションで大学の門を叩いてくれるのか、楽しみで仕方ありません。

(後編は以下から)
https://note.com/sugioka0617/n/n65c079b59cde

いいなと思ったら応援しよう!