2024年my10大ニュース【前編】
【5位】輪島市訪問
2024年は能登半島震災という衝撃な幕開けとなりました。私の勤務先にも石川県出身者が多いので、本当に心が痛い正月でした。
私も旧友を訪ねて娘と輪島市を夏に現地を訪問しましたが、発災から半年経ってもほぼ正月から変わってない街並みに衝撃を受けました。
しかし、人口急減時代に入ると、このようななかなか復旧・復興が進まない令和型の被災地が増えるかもしれません。丹後半島含め日本には半島が多いこともそこに拍車をかける可能性も低くない気がします。
「困難は必ず解決策を連れてくる」
との言葉を信じつつ、常に当事者意識を持ち続けたいと思います。
【4位】新しい媒体での執筆
7年前から連載執筆させてもらっている「日刊建設工業新聞」(11本)、3年前から連載執筆させてもらっている「北近畿経済新聞」(12本)に加え、2014年は日本生産性本部の「生産性新聞」に2回、自治日報社の「自治日報」に1回執筆させてもらいました。
加えて、コミュニティ政策学会の「コミュニティ政策」には書評、発行は年明けになりますが、年内に後藤・安田記念東京都市研究所の『都市問題』にも執筆させてもらいました。
https://www.jacp-official.org/?page_id=46
https://www.timr.or.jp/cgi-bin/toshi_db.cgi?mode=saisin
その他、発刊は来年になりますが、政策マネジメント研究所の『多様化する公務員試験』の続編にも原稿を2本執筆しています。
大学教員の仕事は基本的に「読む」「書く」「話す」なので、書く機会が多いことは本当にありがたいことです。
【3位】学会での役員着任
今年は学会役員のあたり年でした。
まずは自治体学会。こちらは理事・評議員・企画部会長の指名をいただき、大会の企画を取りまとめる責任者に着任いたしました。しかし、研究面でも実践面でも心から尊敬できる部会員の皆さんに恵まれているので、来年の大会楽しみです(なお、自治体学会は、近畿自治体学会の運営委員も務めており、3月には福知山で大会をさせてもらいました)。
https://kinki-jichitai-gakkai.jimdofree.com/
次は産学連携学会。こちらは学術誌委員を指名いただきました。産学連携学会は現在関西中四国支部の幹事、地域連携教育研究会の代表を務めているので、3つ目の役職になります(なお、この役職を引き受けるために、長年務めた日本地域政策学会の編集委員は降りさせてもらいました)。
http://www.j-sip.org/org08.php
最後は日本協働政策学会。こちらは理事を指名いただきました。
いずれにしても、学会というのは研究の発表やインプットだけでなく、人的交流やネットワーク構築のためにも欠かせないコミュニティなので、これからも大切にしたいと思います。
【2位】講演等で全国行脚
今年は例年以上に講演等で全国に行脚した一年になりました。
詳しくは下記のコラムにも書きましたが、関西2府4県は言うまでもなく、九州、四国、中国地方、東海、北陸、関東、東北を訪問することができました。
中でも鳥取、島根は何度も足を運ぶご縁をいただき、鳥取は鳥取市(講演)と倉吉市(講演)、島根県は松江市(講演)と雲南市(インゼミ)、浜田市(島根県大の集中講義)に複数日(回)訪問させていただき、本当に縁を感じる一年でした。
今年はたまたま鳥取出身の石破さんが総理になったということも含め、山陰地方に少し良い風が吹き始めていますね。
【1位】ゼミ生の活躍・賞受賞
今年もゼミ生が色々と活躍してくれました。
特に年末にかけては政策コンペが続くのですが、大学コンソーシアム京都の「京都から発信する政策研究交流大会」では3年連続優秀賞(+ベスト質問賞)という快挙を成し遂げてくれました。
次に京都府警が主催する「ポリス&カレッジ」では、2年連続連続入賞ということで特別賞を受賞してくれました。
また、年末には2年前に卒業した5期生や1期生が福知山に帰ってきてくれ、一献交わしたり、近況を知らせてくれました。
いずれにしても、ゼミ生や卒業生の活躍が一番教師冥利に尽きる瞬間です。人生も折り返し地点を過ぎましたので、これからも学生ファーストで尽力したいと思います。