スギアヤヒコ
僕が曲を作る時って大体ストーリーがあったりするんですけど、歌詞に収めきれなくて「そんな設定あったんかーーい!」みたいなことが起こりがちなのと、「何のこと言ってるのかさっぱりわからん」みたいなことも起こりそうなので、一応バックグラウンドがある作品については「解説」と称してストーリーや背景を書き残していこうと思います。 ただ、そこに記す「解説」というのはあくまでベースにした話であって「解釈の正解」を表すものではありません。 例えば「自分はこんな風に受け取れたけど、違ったのか」と
元々の原型である遺曲の大幅リメイクをした作品です。リメイクというか、アレンジも大胆に変えてもう別物みたいになっていますが。 なぜ「リメイク」ではなく「記憶人形」による「改稿版」なのかという解説といいますか、この「遺曲」自体の持っていたストーリーから書き散らしていきます。 ・元々は「売れない作曲家」が鳴かず飛ばずで嘆いているような曲で、時代設定としては「なんでもいいから曲作って稼がないともう極貧なショパンがいた頃くらいのヨーロッパらへん」をぼんやりイメージしていました。 作曲