2024テゲバジャーロ宮崎にフォーカス⑦(J焦点⑫24限定連載)『 今後のテゲバのレビューの方針に関して~お詫びと抱負~ 』



1、前置き


 前回のレビューのレスポンズを受けて、レビューについて、読み手の方に甘えるのではなく、テゲバのサポーターの皆さまに受けいれていただけるように、私なりに改善していく必要があると受け止めました。

 まずは、4点について、お詫びを兼ねて説明していきたいと思います。

 その上で、今後の方針や抱負、改善していきたい点などについても説明できたらと思っています。


2、人件費への指摘(言及)したことに関して


 ここは、言葉不足でありながら、安直に表現の1つとして、多く採用してしまったことは、反省しています。

 私の認識として、2023シーズンまでの3年間のデータを下に、テゲバの実情がどうであるか、把握していましたが、そういった前置きなしにそういった表現を多く使ってしまったことは、反省すべき点であったと感じています。

 その点に関しては、申し訳ないと感じていますが、改めてそのデータを紹介した上で、実際に2023シーズンのテゲバが、J3の中で、どうであったのか。簡単ではありますが、抽出して、説明していきたいと思います。

2023年度
クラブ経営情報開示資料
(本発表)
2024年7月30日
公益社団法人日本プロサッカーリーグ
経営基盤本部
クラブライセンス事務局
URL:https://aboutj.jleague.jp/corporate/assets/pdf/club_info/club_doc-2023.pdf

 Jリーグが、公式資料として開示していた2023での人件費ですが、1〜20位まで並べてみたいと思います。

『 2023シーズン人件費ランキングと32節終了地点の順位 』
1位(1位)大宮アルディージャ(約7億9,200万円)
2位(8位)松本山雅FC(約5億1,800万円)
3位(2位)FC今治(約4億2,000万円)
4位(11位)ツエーゲン金沢(約3億5,900万円)
5位(14位)FC岐阜(約3億5,800万円)
6位(10位)FC琉球(約3億1,400万円)
7位(5位)ギラヴァンツ北九州(約2億8,500万円)
8位(12位)SC相模原(約2億6,500万円)
9位(20位)いわてグルージャ盛岡(約2億5,500万円)
10位(3位)カターレ富山(約2億4,400万円)
11位(17位)AC長野パルセイロ(約1億9,000万円)
12位(6位)アスルクラロ沼津(約1億7,000万円)
13位(19位)奈良クラブ(約1億6,300万円)
14位(7位)福島ユナイテッドFC(約1億5,700万円)
15位(4位)FC大阪(約1億5,600万円)
16位(13位)ガイナーレ鳥取(約1億4,900万円)
17位(16位)テゲバジャーロ宮崎(約1億4,400万円)
18位(15位)カマタマーレ讃岐(約1億4,300万円)
19位(9位)ヴァンラーレ八戸(約1億2,600万円)
20位(18位)Y.S.C.C.横浜(約1億1,100万円)

 御覧の通り、テゲバは、J3の中では、自由な編成が難しい立ち位置にあることが分かると思います。

 ただ、私としては、ここをネガティブな視点で、この部分を、結果的に強調する形にしてしまった訳ではありません。

 それは、少し先の6章にはなりますが、その項で、より踏み込んで語りたいと思います。


3、富山スタイルへの言及と3位の強調、及びポジティブな論調に関して


 ここに関しては、ストレートに意図をお伝えしたいと思います。

 一見すると、前節は、シュート数やCKの数では劣勢でしたし、順位的立ち位置も大きく違いますが、純粋に3位のチームに負けないカウンターという武器と、ゴール前でアイデアで、そこを目指せる力があると感じたからです。

 当初は、残留争いの渦中にあったテゲバが、どういったサッカーをしているのかということに純粋な興味から始めたレビューですが、現状は、このサッカーを来季以降に継続する部分があれば、プレーオフ圏以上の順位を狙える可能性のあるサッカーができている。

 ここを純粋に強調したかったからです。

 ただ、ここ以上に、良く思わなかったのは、次の項ではないかと感じています。


4、過度な造語の強調とサッカー以外の部分が多すぎたことに関して


 ここは、テゲバ選手やサッカーの凄さや強さを上手く表現したいという気持ちが前のめりになってしまった部分は、否定できないでしょう。

 後は、こういったレビューを書いていきたいという部分を書きすぎたという部分も不味かったと感じています。その点に関しては、今後は控えめにして、試合(サッカー)を中心に振り返っていく必要性を強く感じました。

 サッカーを中心に書いていく上で、同時にスマートな内容を模索していきたいと思っています。テゲバへの理解も配慮も足りなかった部分は、しっかり反省した上で、丁寧な表現と少しずつ気付いていく中で、より良いものを目指していきたいと思います。


5、ジャッジの記事や見解に関して


 奈良戦の1つ目の記事はともかく、2つ目の記事の表現は不味かったなと感じています。

 また鳥取戦でのジャッジに関しても、テゲバ側の立場なのにと感じてしまった部分はあったかもしれません。

 ただ、ジャッジに関しては、どちらかを擁護してしまうと、客観性を欠くことで、火に油を注ぐ結果になってしまう部分もあると思いますので、私としては、中立を意識した視点や立場に立ち続けると思いますが、その際の表現には、気を付けていきたいと思いますし、よりよい形を模索しつつ、軽率な表現を使ったものにならないように気を付けていきたいと思っています。

 今後も必要に応じて、○○の立場からではなく、サッカーのルール的にどうであったのか、審判の方が、どう見て、どう判断してのジャッジであったのか、冷静な視点を意識して、分析や考察していく上で、活かしていきたいと思います。


6、レビューで見据えているテゲバの着地点


 私の考えと認識としては、テゲバのJ2昇格という所を目指す(目指せる)という視点で、レビューの言葉を選んでいます。

 順位が確かに気になりますし、終盤戦の好調があるからこその順位ではあります。この強さや勢いは、本物に感じていますが、確かに属人的な部分があるのも否定できません。そして、ここを強調し過ぎてる部分があって、不快に感じてしまう部分や認識のズレ、感覚のズレは、どうしてもあると感じていました。

 ただ、J2昇格を目指せる根拠なしにこういった(人によっては)過度に(感じる)ポジティブな論調ありきの視点で、レビューを書いている訳ではありません。

 資金規模に関しても「現状」でありますので、ここから大きく伸びていくことは十分あると思っています。

 1つは、強化部の補強方針がしっかりしていることです。夏場の補強が的確で、赤字覚悟の補強もあったかもしれませんが、実績や成績などの目に見える数字や記録だけではなく、チームに合った選手を獲得できているからこその今の強さとサッカーですから、強化部の方が変わることがあっても、ここがぶれなければ、テゲバのスタイルとして、結果に繋げられる可能性は高いと思っています。

 次に、これから成長していくスタジアムであるということ。現状J3の中でも観客による収入は、多くないクラブである約2,200万円(今季の20クラブの中で23シーズンの観客動員による収入が16位)と決して多くありません。

 今後バックスタンドの拡張やゴール裏の席の設置などができるだけで、観客動員のキャンペーンを打ちやすくなりますし、少しずつでも増えていくことで、より大きな盛り上がりや勢いに繋げられると思っています。

 筆者は、残念ながら、現地に行けていないので、現状のスタジアムにどういった課題があって、どういった雰囲気なのかまでは分からないですが、非常に伸びしろがあるのではないかと感じています。

 そして、一番強調したかったこととして、選手への人件費が、順位の全てが決まる訳でなく、J2でも秋田、いわき、藤枝のように、独自色を持って、J3でも強かったクラブが、J2に定着するだけではなく、上位に位置していることも理解しています。J3での順位に目に向けても、FC大阪や八戸、福島などの躍進がありますね。

 私としては、テゲバのサッカーにその可能性があるスタイルであることを伝えていきたいと思いましたし、それに近いことができつつあることを強調したくて、そういった表現を多用していた部分もありました。

 状況が変われば、また違った論調に変わるかもしれませんが、テゲバのサポーターの視点に近づけていけたらと思っています。


7、今後のレビューでの具体的な改善点


①テゲバ造語に関して

 まず改善していきたい点としては、テゲバ造語の過度の強調を控えたいと思っていますが、やはり私としては、サッカーにおける魅力やシンプルに凄さを表現したいと思いますから、そういった部分を語る上で、外せない要素だと思っていますので、ここは、試行錯誤しながら、よりよい形での、テゲバ造語を1つの表現として、活用していきたいと思っています。

②レビューのボリュームや表現に関して

 読み易くなるように適切なボリュームの模索と、どういった内容で試合をレビューで、表現していくのか。皆さんのレスポンスを次のレビューに反映させていく中で、よりよい形を模索していきたいと思っています。

 ただ、私らしさが無くなったら私が書く意味は、なくなってしまいますから、そこも探りながらバランスを取れたらと思っています。次の試合に向けて、1試合1試合を重ねる中で、少しでも良いものに近づけていきたいと思っています。

③公式の監督と選手インタビューに関して

 かなり具体的な言及がありますので、場合によっては、後日での追記という形になりますが、フォーカスを当てて、私の感じたことなどを、何か書いていくことができたらと思っています。

 ファジのレビューでも書いたことはあるんですが、試合後の公式の監督や選手のコメントは、1つのレビューと思っていますから、せっかくこれだけ素晴らしい文化(インタビューや試合写真の公開の記事)がテゲバにあるんので、、私視点ではありますが、どう感じたかという部分について、皆さんと同じように私も触れていきたいと思っています。


8、最後に


 レスポンスに関しては、ショックを受けた部分は確かにあるのですが、私としては、全ての声を受け止めて、全ての方に応えることが理想ではあるのですが、流石に難しいことも理解しています。

 私自身、不器用ながら、より受け入れて貰えるように、少しでもクオリティを上げていく。そこをしっかりしていきたいと思っています。

 来季に関しては、水曜開催がない週での公開という形での継続も考えている所です。

 そのためにも、まずは、残留。これができないので、試合を観ることが難しくなってしまいますので、ここだけは達成できるように皆さんと一緒に、今季は最後まで応援できたらと思っています。

 ここを意識し過ぎると固くなってしまう部分は、どうしてもあると思いますので、今の勢いや楽しいと、チームもサポーターも大事にしていくことで、来季の先の先に繋がるものを遠い地からではありますが、一緒に探せたらと思っています。

 今後とも皆さんとテゲバとサッカーの魅力を共有できたらと思っていますし、レビュー及び選手名鑑で、皆さんと意見交換や交流ができたらと思っています。

 最後まで読んで下さり有難うございました。

文章=杉野 雅昭
text=Masaaki Sugino


筆者紹介
 冷静さと熱さを両立した上で、自分の感じた事を自分の言葉で表現することを大事にしていて、ハイライトやテキスト速報をレビューを書くために映像や速報などを確認しますが、極力SNSの情報を遮断し、レビューを執筆していくスタイル。流石に通知や開いた時などに、偶然に目にすることもありますが、綿密に分析するというよりは、サッカーというスポーツの魅力を発信することを一番大事にしている直感型レビュアー。
 ファジアーノ岡山だけではなく、対戦クラブにもリスペクトの意識を持って、言葉にすることを心がけています。同時に、サポーターとの交流や魅力を語り合うことも好きで、レビューを書き始めて、中断期間や書けなかった試合こそありますが、10年以上、ファジアーノ岡山を中心にサッカーのある生活をエンジョイしつつ、応援してきました。同時に、人数も回数こそ少ないですが、岡山を問わず交流のできたサポーターの方もいて「趣味」という「生活」の一部になっていて、サッカー観戦を心より楽しんできました。これからも多くのサッカー通じての交流を大事にしつつ、皆さんと一緒にサッカーを楽しみたい。


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杉野雅昭(MasaakiSugino)
自分の感じた事を大事にしつつ、サッカーを中心に記事を投稿しています。今後とも、よろしくお願いいたします。