杉野雅昭(MasaakiSugino)
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2021ファジアーノ岡山にフォーカス46 J2:第42節:ファジアーノ岡山 vs ジェフユナイテッド千葉 「有難う有馬さん、有難う椎名さん、有難うファジ」
運命のキックオフ。スタートと同時に岡山のイレブンは、ボールに凄い勢いで、食らいついていく。デュエル(ボール保持を狙った接触プレー)では、なかなか勝てていなかった。それでも、人数と運動量で、ボールを絡めとる。そして、奪ってゴールに迫る。冷静に試合に進めるファジが、守備のリスクとか、バランスの気にしないかのように、ボールを奪って、ゴールを狙って行く。でも、これは明らかなオーバーペース。先制点を決めることができなければ、苦しくなる。サッカーを愛し、ファジを愛する。戦術や分析とかを
2024テゲバジャーロ宮崎にフォーカス⑪(J焦点⑮24集中連載)『 明確なコンセプトと明確なプレー~テゲバスタイル~ 』J3 第36節(A)vs アスルクラロ沼津
1、若さvs若さの原石の対決~来季に向けて~ 前節の敗戦を受けて、プレーオフは、完全消滅したテゲバ。この試合で、どういった目標を設定していくのか難しい試合であったと思いますが、出場停止などの試合を経て、試合を重ねるごとに逞しくなってきている。そう感じずにいられない選手起用と試合を続けることをこの試合でもできていて、まさに敗戦を引きずらない終盤戦のテゲバ。 1つの敗戦で、テゲバスタイルがぶれることなく沼津の愛鷹広域公園多目的競技場に乗り込んでの試合になりましたが、しっ
¥1002024ファジアーノ岡山にフォーカス50『 2年越しに時を刻み始めた挑戦の時計~守護心~ 』J2 第37節(H)vs 藤枝MYFC
1、不安と期待の中で迎えた藤枝戦~ココロヒトツニ~ 2022シーズンのプレーオフの心の傷を負って、ファジの試合観戦から遠ざかっていた方も多かったかもしれない。もしかすると、それからファジの試合どころかサッカーを観なくなっているかもしれない。 それだけのショックであった敗戦。あれから2年経った。しかし、昨日のことのように思い出される。上の動画を観るだけで目から汗が流れてくる。 そして、違う意味の心の汗を流せる戦いへの挑戦権を得た藤枝戦。色々とあった2024シーズン
¥1002024テゲバジャーロ宮崎にフォーカス⑩(J焦点⑭24限定連載)『 頬や心を伝ったのは雨ではなく涙?~敗戦には拝選~ 』J3 第35節(A)vs 松本山雅FC
1、スタイル創造への挑戦~0からの戦い~ 今節に関して、私は長く語ることはできますが、今節は論点を絞って短くまとめたいと思います。敗戦した時は、あまり試合を振り返りたくないと思いますので、この章だけで終えたいと思います。 この試合は、大雨の影響で、ピッチに水溜まりができていて、試合中も雨は降り続けていました。後半のキックオフの時には、選手が寒くて跳ねるという中での試合でした。 ピッチの水溜まりができている位置は、中盤の位置で、中盤の位置といえば、ゴールデンテゲコ
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2024テゲバジャーロ宮崎にフォーカス⑨(J焦点⑬24限定連載)『 18人+αの重要性を感じた勝利~適材適所~ 』J3 第34節(H)vs FC大阪
1、不安を打ち消した堂々たる勝利~本物~ 11番 橋本 啓吾 選手、58番 武 颯 選手の強力2トップに加えて、不動のCBの35番 江川 慶城 選手が、出場できないという厳しい条件の中での試合で、プレーオフ圏内に位置していたFC大阪を迎えての1戦で、正直に言ってしまうと敗戦も覚悟していましたが、率直に驚いた勝利でしたし、テゲバの勢いや強さは本物であると改めて感じました。 また、メンバーを固定しがちであったことで、どういったメンバーになるか予想が難しい試合でこそありま
¥1002024ファジアーノ岡山にフォーカス50『 前に出る一歩と支える粘り強さ~完走(感送)~ 』J2 第36節(A)vs 横浜FC
1、ファジ史上最も苦しかった快勝~岡山らしさ~ 岡山が4得点、横浜FCが2得点。両チーム合わせて6得点入った熱戦は、スコア以上にハードな一戦となった試合でした。 ただ、ファジ史上最も苦しかった4得点で、勝利であったと思います。 4得点してから緩んだ部分があったのは否定できないものの、足が止まり流れを渡すには早過ぎる時間であった。 岡山のメンバーに目を向けると、24番 藤田 息吹 選手とリザーブメンバーであった11番 太田 龍之介 選手がメンバー外となった。代
¥1002024テゲバジャーロ宮崎にフォーカス⑧(J焦点⑫24限定連載)『 勝利を引き寄せる原動力~善進~ 』J3 第33節(H)vs カマタマーレ讃岐
1、問われたカウンター対策~1点の重み~ 讃岐のチームカラーとして、カウンターが得意なチームであることは、地元で放送されている番組で把握していたので、先制点が鍵を握る試合になると感じていました。 テゲバが、その讃岐に対して、どういった準備で、どういった戦い方を選択するのか、個人的に注目していた試合。 岡山の試合と重なったことで、情報遮断していましたが、イイネの付き具合から勝利していたのではないかと感じていましたが、まさか0-4での快勝は、予想外でした。 敗戦
¥1002024ファジアーノ岡山にフォーカス49『 群雄割拠のプレーオフ圏を巡る攻防~信走(心走)~ 』J2 第35節(H)vs いわきFC
1、2週間の中断期間が生み出した勢い~心技体の再構築~ アウェイで、甲府に3-1で、打ち砕かれてしまった岡山。2週間という中断期間というには短く、準備期間としては少し長い期間。ここで、自分達のサッカーをどれだけ見つめ直して、体と心のコンディションをどれだけ整えられるか。そして、いわき対策を、どれだけできているかが問われた試合。 結果は、2−1。最高の内容と結果とはいえなかったかもしれないですが「やりきるプレー」を実行できる心の胆力と体の強さから生み出される技のプレー
¥1002024テゲバ選手名鑑①(Jリーグ選手名鑑)『 心の目線は常にサポーターと共に~真摯楼~ 』FW 11番 橋本 啓吾 選手
2021年にテゲバジャーロ宮崎でJリーガーとして入団した長身ストライカー。1年目から28試合で6ゴール。2年目は、26試合で5ゴール。3年目は20試合で1ゴール。 1年目から主軸として、FWとして、長身を活かしたプレーで、テゲバの攻撃を支えてきたことは、数字からも伝わってくる。 2024シーズンも32試合終了地点で、31試合でスタメンを任されて、ここまでキャリアハイの10得点と、まさしく名実共にエースとして活躍し、チームに欠かせない存在となっている。 文章=杉野
¥1002024テゲバジャーロ宮崎にフォーカス⑥(J焦点⑪24限定連載)『 迷いなき遊び心からのクリエイト~必然と偶然~ 』J3 第32節(H)vs カターレ富山
1、どう受け止められましたか?~+と-の視点~ 勝利目前の試合を2試合も続けて勝ち点3が勝ち点1になってしまった訳ですから、テゲバ視点だと悔しいということは、私を含めて共通だと思いますが、皆さんはこの2つの引き分けをどう受け止められていますか? ネガティブな部分ですと、前回の引き分けの反省を活かせていない。勢いの陰りが見え始めた。と、捉える方もいらっしゃるのではないかと思います。 中間であれば、3位の富山相手に堂々たる戦いぶりですが、クローズの姿勢や決定機になり
¥1002024テゲバジャーロ宮崎にフォーカス⑤(J焦点⑩24限定連載)『 テゲバは一日にしてならず~太陽への意識~ 』J3 第31節(A)vs ツエーゲン金沢
1、テゲバの重みを噛みしめて~心のキログラム~ テゲバのレビューを書く前は、実は、テゲバジャーロ宮崎のクラブ名を正しく表記することの難しさを感じていました。レビューを書いてる間もデゲバと書いたりして修正したことも何度もありました。 しかし、不思議なことに、今回のレビューで、五回目になりますが、今ではテゲバが、凄くしっくりしますし、愛着を覚える言葉へと変わりつつあります。 テゲバは、Jリーグ加盟しての歴史は浅いかもしれませんが、Jリーグの歴史やサッカーの歴史自体は
¥1002024ファジアーノ岡山にフォーカス48『 粉砕されてもきっと立ち上がる~自身への冀求~ 』J2 第34節(A)vs ヴァンフォーレ甲府
1、スパイシーな戦前とスパイシーな敗戦~次戦へのスムージー~ 運よくスマホの左の所へGoogleさんのお勧めに出てきて、Autumnカレーフェスティバルのことを知ることができたのと、明日は、ユースの試合があるということで、今朝、岡山市サウスヴィレッジロードサイドマーケット(岡山県岡山市南区片岡2468)に急遽行ってきました。 私は、衆楽館さんの「炎の炙りホルモンカレー」をチョイス。写真のトマトのレタスこそないものの、しっかり煮込まれた甘口のカレーは、非常に濃厚だった
¥1002024テゲバジャーロ宮崎にフォーカス④(J焦点⑨24限定連載)『 リバーシブルビックバーン~表裏一体の視点~ 』J3 第30節(H)vs ガイナーレ鳥取
1、眼に視えない何かに惹かれて~炎心~ 眼に見えていなくても、そこには熱いものがあります。それは、サッカーにおいても、Jリーグにおいても、J3においても、テゲバにおいても、同じです。そこには何かがあるのです。 私達は、言葉や数字では説明できない何かに惹かれて、スタジアムに足を運んだり、ダゾーンで試合を視聴します。 私のレビューでは、その何かをスギさん的に直感でストレートに、感じた事をスギさん的な表現での言語化に挑戦するスタイルです。 一般的なレビュアーに多い
¥1002024ファジアーノ岡山フォーカス47『 ベースが点と点を結び勝利を作る~0から3へ~ 』J2 第33節(H)vs V・ファーレン長崎
1、苦しさよりも際立つ楽しさ~言葉の源泉~ 「この章のタイトルはどういう意味ですか?」や「今日の試合内容ですか?」という疑問の声が聞こえてきそうですが、実は、私のサッカーの心境なんですよ。 プレーオフで敗退した時も主体的に悔しい哀しいというよりは、周りの雰囲気に感じるものがあって、そこで初めてそういった感情に近づく。 客観的視点と冷静な視点という見方もできますが、ファジの試合のサッカー観戦においては「私の主観は死んでいるんです。」 ファジが、私の心の中に入って
¥1002024Jリーグにフォーカス⑧Part2『 奈良の下川選手の退場後にテゲバのスローインだった理由考察 』2024 J3 第29節 奈良クラブ vs テゲバジャーロ宮崎
1、Part2を作成した理由 テゲバの同点ゴールのシーンで、奈良の選手が、どうして抗議していたのか、またこの時の判定の理由を含めた経緯の考察に関しては、前回の記事で、公開しました。 それと合わせて49番 下川 陽太 選手の退場は遅延行為であったのではないかという考察を公開していましたが、第4の審判員の指摘後に退場だと伝えられて、この退場の流れになった後に、何故、テゲバボールのスローインだったのか。 正直、私自身も初めてのケースだったので、推察というよりは、予想に
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