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クリント・イーストウッド監督の言葉に救われた日
6年前、新宿駅で外国人男性2人とすれ違いました。
一瞬、「肩が当たってないかな?」と心配になって振り返ったんです。
すると相手も振り返り、僕がガンを飛ばしたと勘違いしたのか、1人がすごい剣幕で詰め寄ってきました。相手は酔っていたこともあり、殴られると思いました。
ここでよくある筋書きとしては、僕が勇敢に立ち向かって、「なんやお前!」とケンカになるのかもしれません。
けど、そうはならなかったんです。
なぜ?
僕がすぐに謝ったから。
「大人な対応でしょ?」とあなたにアピールしたいわけじゃありません。あの瞬間、心から怖かったんです。
もし、あなたもこういう経験があるならわかるかもしれませんが、自分が感じた「惨めさ」は、しばらく後にひきます。僕も何日も引きずり、想像の中で相手をボコボコにして、自分を納得させようとしたりしました。
でも、解決しなかったんです。
怒りと、怖さと、自分への情けなさで、消化しきれない想いを抱えて過ごしていました。
そんなある日、ハリウッドの映画監督、クリント・イーストウッド氏のネットニュースが目に入りました。
現在、彼は94歳なので、当時88歳ぐらいだと思います。
内容は新作映画に関するもので、一般の若者3人が列車内で発生した銃乱射事件に立ち向かった実話について。僕はイーストウッド監督が好きなこともあって、内容に目を走らせたんです。
ふと、ある一文が目に飛び込んできました。
この言葉に、僕は救われました。
「男らしさとは暴力によって自分自身を証明することではない」
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たった1つの言葉が、誰かのやりきれない気持ちを救うことがあります。
間違った強さのアピールは、何も生み出さないんですよね。
重要なのは、嘘のないリアルを書くこと。
もし、このnoteの冒頭で、僕が自分の勇敢さをアピールするために嘘をついていたら、この話はあなたに届いていなかったかもしれません。1つ言えることは、リアルな話をシェアしました。本当に怖かったんです。リアルな話を語るには、ほんの少しの勇気と、ストーリーテリングの練習が必要です。
僕はあなたに勇気を授けることはできませんが、ストーリーテリングの方法ならお伝えできると思います。もし、あなたもリアルなストーリーを語りたいとお考えなら、
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