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ほかに誰もいない場所へ(ブルーオーシャン)

お疲れ様です、スギモトです

本日はブルーオーシャン戦略についてあれこれ考えていきたいと思っています。

〇はじめに


このnoteはスギモトが勉強したい事や掘り下げたいことをなんとなくまとめるために書いております。

〇本題

ご存じのかたもおられるとは思いますが、ブルーオーシャンという言葉を確認します。

血で血を洗うような、競争の激しい真っ赤な海(=レッドオーシャン)ではなく、他に誰もいない場所をブルーオーシャンと呼びます。

イメージとしては、めちゃくちゃゆったりとした広い抜けるような青空の下って感じですね。

一言で言うとユニーク、もしくはオリジナルという言葉がぴったりくるかもしれません。

ビジネス書などで使われる言葉で、競争しつづける(ベストプラクティスを更新し続ける)消耗戦からの脱却を目指す構想です。

〇マレーシア刑務所の実例

刑務所の運営で一番厄介なことは、刑務所を運営するコストが意外とかかることで、その理由の一つに

雑居部屋など人数を集めてしまうと、軽犯罪で刑務所に入った人がもっと悪人の手ほどきをうけ、より反社会的になって社会に解き放たれてしまうということがあるそうです。

更生されてまっとうになって出てくるはずの人が、より凶悪で厄介になって世に解き放たれてしまうことになります。

これを避けるために、とにかく刑務所はより広くなど面積を増やすことが普通の運営方法でした。

しかし、その運営方法は金がかかります。
#当たり前ですが、、、

そこで、マレーシア政府は
”軍の基地内にある遊休地に軽犯罪者向けの隔離施設を作る”
という手を打ちました。

刑務所にもとめられている機能は
主に外部との分断というようにとらえなおし、
真に凶悪な犯罪者以外はべつに、情報遮断や統制が容易な軍の施設をそのまま転用しました。

ちなみにこの施設内では、受刑者はガラス越しではなく直に家族や恋人と会って話すことができ、なんならハグなどもOKだそうです。

そして、ここにもう一つ
社会復帰の更生プログラムを刑務所の運営ではなく、農業省や高等教育省などが直接プログラムを作ったり指導を行うため、世の中に流通することができ、さらに受刑者は代金を受け取り貯蓄することもできます。

さらにはローンも組めるらしいです。

なんとなくわかると思いますが、これをやることによって再犯率が90%近く抑えられ、さらに運営コストも58%ほど低減しました(建設費に至っては85%も安くなっている)

ベストプラクティス(日々の努力の延長線上)ではここまでの効果は望めないでしょう。

これがブルーオーシャン戦略と呼ばれるものです。

〇レッドオーシャンでは大きい企業が勝つ


価格競争が激しくなると、モノは似たり寄ったりのものになります。
これを安くモノが手に入るからいいことでは?
と考えるのは早計で。

我々の選択肢が犠牲になっているわけですよ。

低価格を追及してしまうと、差別化をするのには機能を付けていくしかなくなってしまいます。

簡単にいうと、チェーンの牛丼屋では牛丼自体ではあまり差別化できないので、トッピング(機能)をつけることによって差を出そうとしますが、結局競合他社にまねされるため、機能にも変な値段をつけられない感じです。

そして、同じ商品ばかりがそろうのであれば、企業は規模の大きい企業が2~3社があれば十分ということになってしまいます。(=ウィナーテイクスオール)

でも僕らは、たまには変な牛丼食べたいじゃないですか、最高級の肉と玉ねぎを使った牛丼とか、フレンチ風牛丼( たまにある季節限定メニューとかではなく フレンチのシェフが作った牛丼です) 
とかそうい変なものがレッドオーシャンにいる限り生まれづらくなってしまいます。
#余白の大事さ

そして何より面白くないですよね

〇ブルーオーシャンを探そう


スギモトの目指す場所は競争のない場所です。

少なくとも、競争をすることがあっても確かな出口戦略を練ってから競争をします。

そのためには自分を知る。
⇒自分の手持ちの札を増やす
ことがやるべきことかなと思います。

それは、どれくらいのお金があれば生活できて
    どんな仕事をしたくて
    やりたい事ってなんだろう

ひとつひとつしっかり確認していかなければなりません。

ただこの1年ぐらいでなんとなく行きたい方向は見えてきました。
めちゃくちゃざっくりですが、人とかかわる仕事がしたいと思いました。

現状整備士をやっていて、それまでは設備機械を扱う仕事をしていました。

自分には営業とかコミュニケーションは向いていない、
もう30歳を過ぎたのだから転職は厳しい

この辺のマインドブロックが少しずつ解除されてきて、自分はもっとできるのではないか、まだまだこんなもんじゃないぞ。となんだか胸の奥からふつふつとわいてくるものがあります。

怒りや憤りみたいなものに近いのかもしれません。

ブルーオーシャンに関する本を、現在読み始めたばかりなのでちょくちょくそのことについて語る機会が増えると思います
※『ブルーオーシャンシフト』W・チャン・キム+レネ・モボルニュ

〇あとがき


こんな感じで毎日1,500~2000字くらいの文章をつらつら書いております。
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ここまで読んでくださってありがとうございます。


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