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その瞬間を、切り取るか、逃して叫ぶか(今日の写真 2024/12/23 カイツブリの潜水)

この時期になると、朝の水辺で粘って撮っているものがあります。

それは、

カイツブリの潜水です(笑)

カイツブリは水中に潜って餌を獲る水鳥で、水中に10秒くらい潜って、浮上してまた10秒と経たないうちにまた潜って…を繰り返しています。

はい、また現れた。
で、またすぐに、
ポチャっ…!
しばらく待つと離れた場所からまた浮上します。
泳ぐのが得意です。

水面から姿を現すのを待ちます。
…これ、モグラ叩きですね。

このときの水飛沫を狙い、シャッター速度を上げて連写するのですが、
潜る瞬間を目視してからでは間に合いません。

なので押しっぱなしにしてバシバシ撮るのですが、そういうときに限ってなかなか潜らなかったりします。
で、こちらが諦めてシャッターボタンを離してしまったタイミングで潜られてしまう。そういうときに限って、いい感じで水飛沫が上がるんですよね(泣)

逆に数秒だけ様子見をして「よし、そろそろ撮るか!」とボタン半押しにしたら、気がついたらその零コンマ差で先に潜られていたりします。

そうやって何度も「うわ、今のシャッターチャンスだった!」と叫びたくなる瞬間を撮り逃しているのですが、でも、「それって誰に対する言い訳だよ?」って話なんですね。

本当は分かっていたなら、なぜ躊躇せずシヤッターを切らなかったのか?
実は心のどこかで最初から言い訳を用意していたからなんですね。
「あの瞬間が撮れていれば最高だったのに!」と可能性に逃げることができるんです。


でも、そこを撮るのが私でなくてはならないのです。
シャッターチャンスという「正解」は誰かが教えてくれるわけではなく、自分が判断して狙って取(撮)らなければならない。自分しかいないのです。

言ってしまえば「撮るだけ」。しかもカイツブリは遠くからカメラを向けられたくらいでは怒りません。
なのに、それくらいのことで躊躇していたら、私はこの先もそれ以上の成果は上げられないでしょう。今まで自分がどこか上手くいかなかった理由、凡人以下でしかなかった理由の一つは、きっとここにあるのでしょう。

現実的に100%とまでは行けないですが、打率を上げるために明日もがんばります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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