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【写真】講評を受けて手直し
本日は土浦写真塾の例会。作品の講評を参考に、手直ししてみました。
鴨の親子
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公園の池の鴨を撮っていたら、子鴨2羽が親鴨を追いかけている状況に出会したので面白がって撮ったものです。
状況としては面白いのですが、子鴨(嘴を大きく開けている方)が主役であることが分かりづらく、説明的な切り取り方になっているのが自分でも気になっていました。
奥の支柱とその後ろで寝ている鴨は必要の無い要素ですが、3羽を画面内に収めた結果、写り込んで目立ってしまっています。
また、親鴨の頭が池の縁の線と被っています。これは撮影時に上からのアングルにすることで改善できます。
これらのことを受けて修正したものが、こちら↓
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主役の子鴨を中央にして、親鴨の頭を含めて右半分を思い切ってカットしました。これで主役の子鴨に最初に目が行きます。
メタセコイアの落葉と鴨
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水面にメタセコイアの落葉がアクセントになっています。
水面が白くなって模様が分かりづらくなっているのが気になりましたが、これについては、
①いっそ水面は真っ白にする
②レタッチで被写体選択を反転して水面を暗くしたり「かすみの除去」で水面の模様を出す
の2つが考えられます。
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縦横比も1:1にしてみました。
飛来するオナガガモ
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こちらに飛来してくるオナガガモの群れが左側に逸れる瞬間なので、中央に寄せなかった点は良かったです。ただ右側が空きすぎてしまったので2羽分削りました。
また、背景に見える湖の対岸を目立たせるために黒レベルを下げました。
羽根を広げる水鳥
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日が登ったばかりの霞ヶ浦。杭(鯉の養殖施設の名残)の上で羽根を広げている水鳥に光の道を重ねて神々しくしてみました。
中央に配置することにこだわってしまい、とくに何も無い空が無駄なスペースとなってしまいました。
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トリミングしてみたところ、神々しさに支障はありませんでした。
光の道の中が白飛びしすぎているので、もう少しアンダーにした方が良かったです。
展覧会にて
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ソール・ライター展の展示会場内にて、iPhone14Proで撮影(※会場内の撮影は、作品単体を撮ったものでなければ可でした)。
よく見ると右の人物の頭と奥の作品が被っているので、撮影時の立ち位置を左にしてずらした方がよかったです。
さすがにこれは修正できません。
銀座での一場面
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銀座インズ前の交差点で、横断歩道を渡って歩いてきた人物の姿勢が気になったので撮ったものですが、今ひとつ、銀座にしか無いものが欲しかったです。
本日は以上です。
写真について「こうでなきゃいけない」「ああでなきゃいけない」なんてものは無いですが、作品をより良くしていくための改善点を見つける目を養っていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!